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2023.11.16
相変わらず朝早いの。
この日も5時半に起き、大人しくしてからの6時に採血、血圧、検温しました
3日目ともなるとタダでさえ採血が大変な腕なのに、針刺す場所無いわ、途中で止まるわ、なんかもう申し訳なかったです
入院生活については特に前の日と変化はなかったけど、朝の回診で、担当の先生変わるかも!って言われた。
この変わった担当の先生が今の担当の先生です
私の通う内分泌科は糖尿病の方が多いみたいで、先生もそっち方面に詳しい方の方が多いのよね。
夕方の回診で、次の担当の先生が来てくださいました。
副腎皮質機能低下症であることや、
コルチゾールが出ない今の状態を丁寧に説明してくださいました
副腎皮質機能低下症は簡潔に言えば、【ステロイド離脱】です。
ステロイドの薬が出される時は、勝手に自己流で減らさないように、と注意を受けます。
なぜならステロイド離脱症状が出てしまう可能性があるからです。
ステロイド離脱症状は、本来、副腎皮質からステロイドホルモンは生成されますが、服薬することにより、脳が「今ステロイドホルモンがあるから大丈夫」と思い、ステロイドホルモンを生成するのをやめてしまうことにより起きるものです。
私は、結節性紅斑の抗炎症薬として服用したプレドニン(ステロイド)が、きっかけでステロイド離脱症状を起こしました
この話でステロイド飲んでますね
ではそもそもステロイドホルモン(代表的なものがコルチゾール)とはなんなのか。
コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンの一つです。主な働きは、肝臓での糖の新生、筋肉でのたんぱく質代謝、脂肪組織での脂肪の分解などの代謝の促進、抗炎症および免疫抑制などで、生体にとって必須のホルモンです。例えば、その炎症を抑える働きから、ステロイド系抗炎症薬として治療にも広く使われています。
https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3807.php
いい感じの説明見つけたのでそのまま貼っちゃいました笑
そんなステロイドホルモンですが、離脱症状が起こると何が起きるか。
厳密に言えば違う病気ですが、ほぼ同じ、アジソン病(これは指定難病)の症状となります。
副腎皮質ホルモンの欠落により、易疲労感、 全身倦怠感 、脱力感、筋力低下、体重減少、低血圧などがみられます。食欲不振、 悪心 ・嘔吐、下痢などの消化器症状、精神症状(無気力、不安、うつ)など様々な症状が出てきますが、いずれも 非特異的 な症状です。色素沈着は皮膚、肘や膝などの関節部、爪床、口腔内にみられます。
※色素沈着~はアジソン病の特徴になります。
私が特に感じた症状は全身倦怠感でした。
本当に簡潔ですが、こんな感じのことを説明してくれました。
そして私は今、そのコルチゾールが下がりすぎて、いつ倒れるか分からないから入院し、ホルモンの補充療法を行っている、とのことでした。(これは入院する日に聞いた)
また、点滴は今日で終わり、明日以降は服薬になると説明を受けました。
ここでコートリルちゃんの登場です
ステロイドにはいくつか種類があり、私が今まで飲んでいたプレドニンは効果が12~24時間持続するというものでした。
つまり1日中ステロイドが賄われている状態です。
ですが次から服用するコートリルは効果が8時間程度と短いんです。
ステロイドが無い時間を作ることにより、副腎皮質がステロイドホルモンを分泌出来るようにする、ということです。
ニュアンスで伝わったかな
またステロイドは朝多く分泌されるものなので、服用する量も1日のサイクルに合わせ、朝多く、夕方に少なめで服用していきます。
私は朝20mg、夕10mg飲むことになりました。
プレドニン換算で7.5mgくらい。
薬の説明と、あとは、朝の数値が良くなっていれば退院出来る(訳あって3日で退院させてくれって言ってた←)とのことでした。
そんな訳で私の入院生活の補充療法はこんな感じでした
入院初日夜▶︎ハイドロコートン100ml
2、3日目▶︎3回合計ハイドロコートン200ml
4日目~ ▶︎コートリル30mg
回診が終わると次は薬剤師さんが来てくださいました。
ステロイドの点滴の副作用とか聞かれましたが、私は多分無かったです。
強いて言えば抜け毛くらい。
あとこれプチ自慢?なんですが、常に吹き出物とか作らないよう努力してて、
薬剤師さんに、「ニキビとかどう?」って聞かれて、マスク下ろしたら、
「肌綺麗ですね」って言われちゃった
お世辞かもだけど嬉しい
次回で副腎皮質機能低下症の入院編はおしまいです!
つづく