【作品#0151】キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001) | シネマーグチャンネル

【タイトル】

 

キス・オブ・ザ・ドラゴン(原題:Kiss of the Dragon)

 

【概要】

 

2001年のフランス/アメリカ合作映画

上映時間は98分

 

【あらすじ】

 

麻薬捜査のために中国からフランスにやって来た捜査官のリュウは、地元警察のリチャードとともにギャング逮捕のためにホテルで張り込むが、裏で麻薬取引をしていた悪徳警官だったリチャードから犯人に仕立て上げられてしまう。リュウは、リチャードが犯行をしていた様子を収めたテープを奪い何とか逃走する。

 

【スタッフ】

 

監督はクリス・ナオン

製作/脚本はリュック・ベッソン

音楽はクレイグ・アームストロング

撮影はティエリー・アルボガスト

 

【キャスト】

 

ジェット・リー(リュウ)

ブリジット・フォンダ(ジェシカ)

チェッキー・カリョ(リチャード)

 

【感想】

 

クリス・ナオンの監督デビュー作。ワイヤーが必要な箇所以外はCGなしで撮影され、あまりに動きの速いジェット・リーの動きを追うために、カメラのスピードを遅くしないといけなかったらしい。また、ダニー・エルフマンと結婚したブリジット・フォンダのおそらく最後のメジャータイトル。

 

序盤、中盤、終盤と随所に彼らしいアクションが取り入れられていた。場所と武器を生かした序盤、中盤のアクションに比べ、素手の一騎打ちのようになった終盤のアクションがやや印象に残らなかったのは残念。敵の指の動きや銃を向けた方向などから、素早い動きで銃撃をよけるというのは、ただ敵の銃撃が当たらないとか敵が無能ということにならず、主人公が有能に見えて良い。

 

ニキータ(1990)」で殺人マシンを作り上げた男を演じたチェッキー・カリョと、そのハリウッドリメイク「アサシン(1993)」で主演したブリジット・フォンダの共演も興味深い。

 

細かいことは気にしないタイプの映画ではあると思うが、その割にちょっと話が湿っぽすぎるきらいはある。香港を出た後のジェット・リー主演作品としては成功の部類だろう。

 

 

 

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