【タイトル】
キートンのセブン・チャンス(原題:Seven Chances)
【概要】
1925年のアメリカ映画
上映時間は56分
【あらすじ】
27歳の誕生日の午後7時までに結婚すれば大金の遺産が手に入ると知ったジミーは、意中の相手に結婚を申し込むが結婚すれば誰でも良いことを知られて断られてしまう。他の知り合いにもアタックするがなかなかうまくいかずにいると、会社の連中がお金を餌にした花嫁募集の広告を新聞に出す。すると、それを見た女性たちがジミーを追いかけまわすことになる。
【スタッフ】
監督はバスター・キートン
【キャスト】
バスター・キートン(ジミー・シャノン)
ルース・ドワイヤー(メアリー)
ジーン・アーサー(受付の女性)※ノンクレジット
【感想】
三大喜劇王バスター・キートンの代表作の1つ。当時の邦題は「キートンの栃麺棒」と付けられていたが、現在では「キートンのセブン・チャンス」が定着している。
映画内では基本的にモテない男を演じてきたバスター・キートンがこれでもかと女性から追いかけまわされる。
アクションの出てこない序盤の展開はやや地味な印象だが、花嫁の女性たちが教会に集まる辺りからいつものアクションが展開し、文字通り映画が大きく動き出す。逃げ切れたかと思うと次の通りにまた花嫁姿の女性がうじゃうじゃいるところなど映像的な迫力もあり面白い。そして、この花嫁集団からの逃走劇は山にまで及び、斜面を下ると大量の岩石が転がり落ちてきて、花嫁だけでなく岩石からも逃げる展開へ発展していく。
キートンの代表作なだけあるため、是非1度は観るべきサイレントコメディ。
【関連作品】
「キートンのセブン・チャンス(1925)」…オリジナル
「プロポーズ(1999)」…リメイク
取り上げた作品の一覧はこちら
【配信関連】
<Amazon Prime Video>
言語
├オリジナル(英語)
【ソフト関連】
<DVD>
言語
├オリジナル(英語)