懸案となっていた再手術も無事終え抜糸も済んだので、またウォーキングネタに戻ります。
少し前になりますが6/3(土)、興津駅スタートのJR東海さわやかウォーキングに参加してきました。
今回のメインは薩埵峠からの眺望。
薩埵峠といえば、歌川広重の東海道五十三次・由比に登場する有名な峠ですが、
ネットより画像を拝借
現在では、TV(静岡NHK・民放ローカル局)の情報カメラによる道路の混雑状況を知らせる映像の方がなじみ深いでしょうか。
いずれにしても、東名高速道路、国道1号、東海道線が並行して走る駿河湾の向こうに富士山を望む様はまさに絶景です。
今回は以前から一度この景色を見てみたいと言っていたカミさんと長女が一緒。
このところソロでの参加が続いていましたが、こういったウォーキングイベントは連れがいた方がやっぱり楽しいですね。
唯一の心配といえば・・・
下の二枚はいずれも以前自転車で出かけたときのものですが、
天気がいいからといって必ずしも富士山が見えるとは限らないこと。
さて今回はどうなることやら。。。
AM7:25発の御殿場線に乗り込み沼津経由で興津駅へ向かい、
駅前の受付でコースマップをもらい、いよいよウォーキングスタート。
まずは国道1号線から興津川沿いを歩き、薩埵峠の登り口へ。
そして、ここからが本格的な登りとなります。
絶好の天気ということで参加者も多く大渋滞。
歩くこと約15分、あっけなく薩埵峠に到着。
とりあえず長女と記念撮影。
しかし、薩埵峠といっても目的の絶景の場所はここではなく、目指すはこの先にある展望台です。
甘夏や枇杷の実の香りの中、歩くこと15分。
目的の展望台に到着。
歌川広重の絵とは若干違うけど、TVの情報カメラから見る景色そのものです。
カミさんも長女も初薩埵峠でこの絶景が見れるとはラッキー!
二人とも大満足の様子。
そういう自分もいつも自転車なので、この展望台は初めて。
いつも目にするこの先の駐車場からの眺めとはひと味違います。
富士山の雪がもう少し多ければ最高ですが、それでも十分大満足です。
すぐ先にある駐車場の下で大きなボンタンを買い求め、
夏ミカンや枇杷の実に囲まれた道を由比宿に向けて下っていきます。
ここを自転車で登ってくる自転車海苔って、一般人にはどう考えてもおかしなヤツらだと、歩いてみてあらためて思いました。
最後に急坂を下ると西倉沢の一里塚跡。
これも過去に撮影したもの
目の前にある「望獄亭」は、座敷からの富士山の眺めが絶景だったことから名づけられたとのこと。
せっかくなので立ち寄ってみます。
ここから古い建物の残る由比の宿場町をのんびり歩き、途中でおみやげに枇杷をゲット。
あかりの博物館。
今回は外観だけでいいかな。
由比地区で長年名主をつとめた小池邸。
国の登録有形文化財に指定されていて、邸内には古文書や高札など貴重な品々も展示してありました。
そして・・・この日のゴールの由比駅。
普通はスタート&ゴールが一緒ですが今回はワンウェイのコース。
このあたりは他に道もないし・・・
さて、ここでさわやかウォーキングは終了ですが、由比といえばなんといっても”桜えび”。
駅前の桜えびのオブジェも結構リアルです。
桜えびを食すならなんといっても”かきあげ丼”。
ここは由比漁港にある「浜のかきあげや」に行くしかありません。
なぜなら、過去自転車で由比を訪れた祭、売り切れやあまり長蛇の列にことごとく撃沈してきましたから。
ひとりで並ぶ気にはならなくても、家族と一緒なら耐えられる?
とはいうものの、相変わらず凄い行列!
ウォーキングイベントの影響もありますが、第1回全国丼グランプリ金賞を獲得というネームバリューは大したものですね。
炎天下のなか並ぶこと約2時間。
ようやくお目当てのものにありつくことができました。
あれっ、かきあげ丼じゃないじゃないって?
そう注文したのは「漁師の沖付丼セット」
長時間並んでいるうちにノドがカラカラ、汁物が欲しくなって・・・
これはこれで美味しくいただけましたが、やっぱり目当てのかきあげが2枚のった定番のかきあげ丼を頼むべきだったかも?
子供が小さい頃は家族でよく出かけたものですけど、自転車を趣味にしたこともあり最近はサッパリ。
久しぶりに家族と出かけてみて、タマにはこういうのも楽しいなあと思いました。
事故でケガしたことでこんな機会が訪れるとは・・・
何とも皮肉なものであります。
これを機会にまた誘ってみようかな?