本日はポップコーンレレ木製ケージ、レギュラー規格800×400×400mmの使用例についてご紹介致します。


ライトの種類やワット数などご質問が多いので我が家で飼育しているギリシャリクガメケージを参考に説明させていただきます。




ライト類は蛍光灯タイプの紫外線灯を金網上から照射し室内はバスキングライト、保温球を使用しております。




★蛍光灯ソケット
ニッソー カラーライト600

★紫外線灯(ライト)
ズーメッド レプティサン10.0UVB 

★バスキングライト 
GEX サングロータイトビーム 75W

★保温球
GEX ヒートグロー 75W


我が家のギリシャリクガメは上記の飼育環境になります。
季節や飼育環境にもよりますが800×400×400mmケージですとバスキングライト、保温球は75W程度で丁度いい感じです。


紫外線ライトの紫外線量は生体によって変わります。イメージとしてはジャングルなどの熱帯雨林などに生息する高温多湿を好む生体(ホシガメなど)ですと5.0、砂漠などの乾燥地帯に生息する生体(フトアゴなど)ですと10.0の数値のものがおすすめです。




また温度はバスキングライト直下のホットスポットを35〜40度程、中間地点で30度程、クールスポットで28度程に設定しております。




バスキングライトを左右どちらか一点に照射するだけで、反対側は自ずとクールスポットになるかと思います。この温度勾配がとても大切です。


夏場など暖かい季節はワット数の高いバスキングライトを使用しケージ全体が高温にならないように気をつけます。あくまで温度勾配ができるよう、ワット数に気をつけて使用してください。




逆に冬場など寒い季節は、保温球や暖突を使用しケージ全体の温度が下がりすぎないよう調整します。
我が家ではケージ全体を照射するイメージで斜めに保温球を設置しております。


我が家のギリシャリクガメケージを参考にした使用例でした。





金網上からハイパーサンやパワーサンなどの水銀灯タイプをドーム型ソケットでの照射や、クリップソケットで室内から照射まで幅広い使い方ができます。



生体に合った使い方でいろいろ試してみるのも爬虫類飼育の醍醐味だと思います。


参考までに!それでは!