ギヴン6話!
最終話です!!
ラストまでの流れは大体分かってました。
分かってたけどやっぱり最高でした!
エモの極みでした!
真冬が歌詞を書けないまま、ついに迎えたライブ当日。
歌なしでやろうと決めてライブの幕が上がる。
真冬がマイクの前に立って由紀との過去を回想するシーン。
アニメの9話でも大号泣だった名シーンです。
歌わないはずの真冬が歌い出して…
あの日由紀にぶつけた言葉が記憶と共に明かされる。
アニメでもこのライブシーンはすっごくエモーショナルな作りで何回見ても泣けちゃうんですけど…
ドラマでも真冬の歌声が過去の記憶と共に見る側の感情を揺さぶってきます。
由紀との思い出、自然に惹かれあって結ばれて傷つけあって…二度と戻らないあの日のこと。
真冬が言葉にできなかった想い、本当は叫びたかった心の声。
圧巻のライブシーンでそれが爆発します。
必見です。
さなりくんの歌声とPanorama Panama Townの曲調はアニメ版に比べてロック寄り。
感傷的な色を削ぎ落としてリアルに生身の男の子の感情が伝わるようなオリジナリティーが良かった。
すでに完成されたアニメをそのままなぞってもつまらないですからね。
ドラマ版ならではの個性が新鮮。
あと最終話見てやっと気付いたけどこのライブハウス、クラブチッタ川崎ですね。(入り口周り、楽屋。ステージシーンは別)
本物のライブハウスの持つ独特の空気が良い。
魂の一曲を歌い終えた真冬がぐらりと揺らいで立夏に抱きとめられて…
ステージ脇にはけた2人。
「ここまで連れてきてくれてありがとう」
真冬が立夏を見上げる表情に胸がギュッとなる。
不器用で儚くて、でも内面の強さと激しさを持っていて、忘れられない過去とこれからの未来に揺れながらもしっかり立っている真冬の存在感をさなりくんが体現しています。
さなりくん、話し方や声をアニメ版の真冬に寄せてくれてると思うんですよね。
他のキャラがドラマ独自感強めなのに対して真冬は本当に原作とアニメに近いと思います。
そしてライブでの演奏と真冬の歌声で熱が最高潮に高まった後の衝動的でごく自然なキスシーン。
美しい。
三木監督の映像美で完璧なキスシーンが実現しました。
原作の雰囲気そのままに、実写ならではの息遣いや体温が伝わるような表現も完璧です。
大満足!
いやぁ〜良かったですよね、ドラマギヴン!
私はこのドラマ、とても良かったと思います。
最近BL実写が多くなってきて高品質な作品を見られるのが当たり前になったけど…
ちょっとみんな冷静に考えてほしい!
ほんの数年前までBL実写っていろんなアラに目をつむって、作ってくれるだけでもありがたい!って数年に一本の作品を大事に大事に何度も見返すものじゃなかった!?
そうだったよね!?
どうやら私らはすっかり贅沢になってしまったようですね!
最近FODで懐かしのBL実写あれやこれやを見返しています。
↑こういうの
みなさんも見返してみてください。
今がいかにありがたい時代か分かりますから!
ドラマギヴン、みんな見ましょう!!