映画「キングスマン 」
2015年に日本公開された映画です。
2017年には続編の「キングスマン ゴールデン・サークル」も公開。
さらに2019年秋には3作目も公開予定と勢い付いているシリーズです。
一作目をアマゾンビデオで見ました。
48時間レンタルで300円です。
【ストーリー】
引用アマゾン
17年前に父を亡くし、無職のままロンドンで母と暮らすエグジー。
彼の前に現れたハリーは、普段は高級テイラー「キングスマン」の仕立て職人、だが裏の顔は秘密裏に活動する国際諜報機関のスパイだった。
同僚だったエグジーの父にかつて命を救われたハリーは、エグジーをキングスマンの新人候補としてスカウトする。
並みいるライバルたちの中、新スパイの座を賭けて熾烈な競争を繰り広げるエグジー。
一方、ハリーは世界規模のテロ計画を進めるIT富豪、ヴァレンタインの行方を追っていた。
果たしてエグジーは、ハリーの助けを得ながら新たなスパイとなることができるのか?
そしてハリーはヴァレンタインの恐ろしい計画を阻止することができるのか?
これはもう師弟関係好きには最強オススメの映画ですね。
ジェントルマンな凄腕スパイが、ダイヤの原石のような(若くて可愛い)男の子を一流のスパイに育てるメンター映画です。
映画の中で2人の関係をマイフェアレディに例えるところがあるのですが…
これはまさにスパイ版マイフェアレディかと思うんです。
紳士が育てる男の子というのが、自分の命を救って死んだ仲間の息子という所も良い。
とにかくハリーとエグジーのやりとりが最高でね。
エグジーに初めてオーダーメイドのスーツを仕立ててあげる時に「初体験」って言うハリーとか…
たぶん私みたいな人は勝手にいくらでも楽しくなれます。
エグジーにアレコレ教えてあげるハリーを見てるだけでも十分幸せですが…
凄すぎるスパイの秘密兵器やアクロバティックで華麗なアクションでガンガンに盛り上がって全編見応え十分です。
イメージとしては007をさらに痛快にマンガチックに(原作がコミックです)仕立てた感じ。
まったく中だるみ無しにアドレナリン最高潮のまま一気にラストまで駆け抜ける娯楽作です。
ノリはハリウッド映画的ですが、コリンファース演じるハリーがとっても英国紳士なので…
それがこの映画の楽しいとこです。
悪党どもにも紳士的な態度を崩さないハリーさん。
↑名セリフ「マナーが紳士を作る」
アクションも笑っちゃうぐらいの超人レベルです。しかもその表現も独特のブラックなセンスです。
映像と音楽と鮮やかなアクションが組み合わさって脳内の快感物質が分泌される今までにないタイプのスパイ映画ですね。
これは映画館で見たい映画。
年の差メンターブロマンス萌えだけじゃなくて…
映画の醍醐味の視覚と聴覚をバシバシ刺激してくる作品です。
とにかくすっごい面白かったので、次作のゴールデン・サークルも見て2019年の新作を待ちたい。
映画見るのもイマイチかったるいなぁ〜って時でもこれなら大丈夫です。絶対途中で眠くなりません。
オススメです。