風と木の主婦日記

風と木の主婦日記

ドラマや映画をいろいろ見つつ、小説、コミック、音楽ネタや舞台についても書きます。
好きなものはBL、ブロマンス、ときどき百合のGagaOOLala民。
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韓国映画「君と僕の5分」
見てきました。


25年前の韓国が舞台で同性愛テーマの映画です。


映画が始まる前には注意喚起文もあったし差別表現などは想定していました。





しかし思ってた以上にフォビア描写が激しくて正直かなり消耗しました。



ヘビーな韓国クィア映画は何本も見てきましたがその中でもトップクラスかも…



それくらい辛い。





でもこの映画、辛いだけじゃないのです。



痛くて苦しいけど、その反動のようなほとばしる感情の昂りがある。容赦なく打ちのめされた後に心をぐわんぐわんに揺さぶられる、そんな映画です。



とても韓国らしいクィア映画。





2001年の韓国、大邱(テグ)で男子高校生二人が日本の音楽でつながるお話です。



主人公はシングルマザーの母親と共に保守的な大邱に引っ越してきたばかり。



日本の音楽が好きで、globeにハマっている高校一年生です。





当時の韓国は日本文化を規制していたのでJ-POPやアニメを手に入れるのはとても困難でした。



転校してきたばかりでまだ馴染めないでいる主人公はいつも一人でダウンロードしたglobeの曲をMP3で聴いてます。



するとある日クラスメイトの一人が「一緒に聴かせて」と声をかけてきました。



globeがきっかけで距離の縮まる二人。



やがて彼に対して友情以上の胸の高鳴りを感じていく主人公。



「どうして彼は僕に優しくしてくれるのだろう」



そんな想いが次第におさえきれなくなった主人公は…







みずみずしい青春の恋物語のはじまり。



となりそうなのですが、現実はそう甘くはないのです。



2001年。まだ性的マイノリティに対して世間は無知であり差別的。



特に大邱のような街ではなおさらです。





学校というコミュニティの恐ろしさ、自分らしく生きる難しさ、すべてがリアルに生々しく容赦なく描かれます。



最近は「もう悲惨なゲイのストーリーは見たくない」という声も大きいのに、なぜまたこんなトラディショナルなクィア映画を?と思わずにはいられないのですが…



▼記事内から全編視聴可能



映画を見た後に知って納得。
なんとこの映画のオムハヌル監督、以前私が見て記事を書いた映画「ピーターパンの夢」の監督さんだったのです。


それで全てに合点がいきました。


だってまったく同じ作風、同じ痛み、同じ切なさだったから。


しかも監督のインタビューを読んだら「ピーターパンの夢」はそもそも「君と僕の5分」の短編版のような作品で、高校生二人だけにフォーカスして先に作られた映画だったとのこと。




「君と僕の5分」は家族の物語も盛り込み、さらに日本の音楽を大胆にフューチャーしている点で「ピーターパンの夢」とはまた違った味わいのある長編映画になっています。


特にglobeの「DEPARTURES」と「FACES PLACES」の2曲は物語の重要なシーンでここぞとばかりに効いてきます。


世代の人には刺さりまくる演出。


カラオケでいくらキーを下げても歌えなかった声帯限界高音曲「FACES PLACES」懐かしい。


マークパンサーのパートをやる方がラクだし楽しかったです(笑)


▼小室哲哉氏とオムハヌル監督



映画の後の舞台挨拶では小室哲哉氏のサプライズ登場あり。


監督さんもビックリ。とっても感動していました。


韓国クィア好きな人にはぜひ映画館で見てもらいたい映画。


globeがまた聴きたくなることも請け合いです。




▼最近の韓国クィアでダントツオススメ作









最近見た映画やドラマ、
オーディブルで聴いた小説など。


まとめて感想です。




プロジェクトヘイルメアリー。映画は3月に公開されて大ヒット。


地球の危機を救う的な壮大なお話で、一部界隈でバディ物としての盛り上がりもあり。


バディとかブロマンスは大好き!


けど私、SFがあんまり得意じゃないから困った。(好きなのもあるけど挫折したのも多数)


ためしに原作小説読んでみるか?と思ったらオーディブルにありました。上下巻のボリュームだけどオーディブルならいけます。



みなさん。

この小説びっくりです。ゴリゴリの理系SFなのに愛と絆の物語でした。


主役は数学教師の科学者。バディとなるのが写真左の異星の生物。



ほんとにこの界隈はなんでもあり。そういう意味でも感動しちゃいました。


けどこれ、オーディブルじゃなかったら絶対読破できなかった。科学的宇宙的なすべてが私にはあまりにも意味不明すぎました!





「孤狼の血」


公開当時見に行きたいと思いつつそのまま放置で何年も経ってた映画。

原作小説は去年オーディブルでシリーズ全作聴きました。日岡のキャラ、ガミさんのキャラ、ストーリー。全部が良い。本当に好き。非の打ち所がない完璧に私好みの極道BL(広義)です。

映画は原作にない日岡の女性関係を入れてたり色々余計だけど、まぁラストまで見たらキャラがブレるほどではないので許容範囲です。

でも結局孤狼の血シリーズは原作が絶対的にオススメ。一切裏切らないしシリーズ通して一貫しています。
だって日岡が本当にガミさん一筋だから。未亡人姐さんとしっぽり飲んでも何も起こらないし女子高生にメロつかれてもガン無視です。ガミさんに心酔しガミさんだけを想いガミさんの志を継ぐ。そして身も心もガミさん化していきます。あまりにも一途なラブ。泣きます。


ネトフリ韓国ドラマ「ナルコの神」


麻薬王クライム物。1話1時間強の全6話完結で見やすく面白い。ノンストップです。



キャスティングが良いです。キャラ立ち抜群。名だたる韓国俳優の味の濃い演技をたっぷり見られて大満足。個人的にはデビッドがお気に入りキャラ。(写真下段中央)




侍タイムスリッパー。

なんでこれを見たかと言うと「木挽町のあだ討ち」繋がりです。



主人公の父上役の俳優さんがイケオジすぎて興奮してたらみなさんに「それは山口馬木也さんです!」って教えてもらえました。

出演作調べたらこれが真っ先に出てきた。早速見てみるとめちゃ面白い!そしてやっぱり山口馬木也さんは素敵です。(木挽町のあだ討ちも主従ジャンル好きに熱烈オススメ)





これ、全然進めない…

なぜだろう。途中まで見て放置。また少し見て放置。なぜかエンジンかからないのです。ドラマとか映画ってその時の自分の気分次第なとこもあります。なので今はご縁がないってことかも。またいつかきっと見れるはず。(ハマった方は感想教えてください)



あとこれもやばい。

まったく心が1ミリも動かない。でもまだ一話だから分からない。わざとこういう視聴者を突き放した作り方してるかも。後半で爆発するのかも。でもとりあえず一話は寝そうでした。二話もずっとドキュメンタリーだったら私はキレます。



原作は読んでみたいです。
というか浅原ナオトさん原作のドラマなら見応えはありそうなんですけど。ただしBLではないでしょうね。

だってこれですもん。こういう作風の作家さんなのでね。





というわけで、最近の色々でした。



もちろん日本BL3本もちゃんと見てます。

スモブル、深見くん、フェイクファクトリップス、全部良い。



カラーがそれぞれ違うからバランス良いし飽きないです。



これから夏に向けて新作BLが目白押しで楽しみ。



あとはこの映画もちょっと気になってます(笑)
















「やたらやらしい深見くん」


BLコミックありがち恥ずかしいタイトル。
それがまんまドラマ名。


安易に口にできないタイトルです。


けど最近の深夜枠ドラマ、そんなの多いし。
もうみんな慣れてるか。




ってそんなことはどうでも良いのです。



こういうエロ寄りBLコミックを実写にするってどうなの!?



恐る恐る見てみたけど、

このドラマ、バッチリガッツリです。



ライトポルノ路線ギリギリを攻めつつ…

ちゃんとラブの行方にもドキドキさせてくれてます。





ストーリーはBLあるあるの超王道。



外面は良いけど実は遊び人、誰とも本気にならないゲイのイケメン営業。



暗くて地味なメガネのモッサリSE。



そんな二人が出張行ったらホテルはツインしか取れなくて同室に。まさかのモッサリSEがメガネ取ったら超美形。






もう全部わかる。だってBLコミックで百万回読んできた流れだから。(もさメガネ→美形は恋インの春日×木菜を思い出しました)





つい成り行きでワンナイト…



体の相性は抜群。危うく溺れそうになるけど「セフレにならしてやってもいい」などと余裕ぶるイケメン営業。



ところがその申し出はメガネもさ男にあっさり断られました。



ショックを受けるイケメン営業。





分かりやすいフラグです。 



完全にメガネもさ男(深見くん)に沼っていくパターンが見えました。



超ベタなストーリー。でも嫌いじゃない。

ていうかむしろ好き。





でもってこの俳優さんの目がやばい。



深見くんを見る時、スイッチ入った瞬間がクッキリ分かる。



ドラマのラブシーンって、普通は愛おしいとか好きって気持ちを眼差しに込めるもんだけど…



この人のは明らかに「性欲」



言葉を選ばず言うと「目が勃起してる」ってやつ。






分かりますかね!?



あからさますぎてもはや怖い。



けどBLだからこれでいい。



だってこれ、まさにBLコミックでよく見る表情。

それを実写でやってくれてる。すごい。



そもそも深見くんとは体から始まったわけで、深見くんの色気に煽られてこうなったわけで…



だからこれが正解。この目だからこその説得力。



この性欲がもろに出てる表情以外にも実はこの俳優さん常にうっすら性欲が顔に張りついてるんだけど、それがむしろこのドラマのキャラにはドンピシャ。



ハマり役だ!(褒めてる)





そしてこれは深見くんの思いがけない一面に「可愛い」と感じてしまった時の表情。



うん、彼の中にあるのは性欲だけではないはず!



これから深見くんにハマって、身も心もとらわれていくんですよね、分かります。



そして最後にみなさん。



このドラマ、見る時はイヤホン必須です。

背後にも「厳重注意」です!





▼地味メガネとバカにしていた相手に沼って苦しむ王道の攻めザマァが見れます



淡々としてる。ちょい地味かな〜


…って思ってたけど、やっぱ好きかも。
じわじわ良い。


大人っぽくて落ち着いてて、
こういうBLドラマ良いじゃないですかー!




お二人ともアラフォーなのでそれなりに年齢重ねたビジュ。



それがいい。



なんなら肌のシワとかくすみとか、そういうところに宿る色気もある。



年重ねたからこそ出る、可愛さもある!





そりゃまぁ武田さんもキュルルン系の演技やらされたらキツい年齢でしょう。



けどそこはほんとに上手くて、今回の武田さんの役柄はその人本来の魅力から滲み出る自然なチャーミングさなのです。



ちょっとこれってベン・ウィショーの可愛さに近い気もしたんですけど、分かりますかね!?(たぶん誰もわからない)



ベン・ウィショーってシワとか白髪とかあっても可愛い。あの感じ。日本人の俳優さんでもそこ目指せるんだ〜って新鮮な驚き。





そんで久慈役の俳優さん、私知らなかった方ですけどめちゃ良い。



なんだろ、渋い緑茶みたいな味わい。



滋味っていうの?





はぁ!?サングラス姿かっこよすぎ何!?



二人で出かけて突然このサングラス姿見せられたらやばい。





私、3話のこのシーン好きでした。



自分の親のことを親身に考えてくれるってグッとくる。もしかしたら自分のことより嬉しいかも。



久慈が朔太郎のお母さんのために色々提案してくれたとき、明らかに朔太郎の体温が上がった感じがした。



「こいつのこと好きだ」っていう感覚が伝わりましたよね!?



普段飄々としてる相手からふいにそういう形で自分への愛とか思いやりが見えた瞬間。キュンとしてキスしたくなるっていうのがすごくリアルで。



「良いー!!!!」ってなりました。





BLドラマにしてはメンタル関係での失業とか親の老いとか、重め要素も盛り込んでいくタイプ。



大人の恋愛だからこそ、そういうもろもろと共に育まれる愛が見たいって思う。





私、このドラマ途中まで見てから「あれ!?原作読んだことあるぞ」って気付きました。



長年BLコミックを大量に読んでるのでこんな事もあります。



そして案の定どんなエンドだったか忘れてる。



けどだからこそドラマを新鮮な気持ちで楽しめるからヨシ。





二人の関係がどう変化していくのか想像つかなくてドキドキ…(読んだのに)



来週も楽しみです。




▼原作全巻セット



▼とりあえず1巻のみ読みたい方はコチラ






ちょっと遅くなったけど見てきた映画。


2/27公開で4月になった今も結構な数の映画館で上映中です。




これ、原作をオーディブルで途中まで聴いてます。



聴いてるうちに映画が見たくなったので途中でストップしました。



やっぱりミステリーはネタバレ無しで見なきゃもったいない。



続きは映画を見てのお楽しみ、です。






父親の仇を討とうとする美しい若侍役が

なにわ男子の長尾くん。



見るからに悪そうな面構えの仇役は

北村一輝さん。



そのほかにも有名俳優さんがズラリ。



原作は直木賞小説。これは間違いなさそう。





とはいえ私、別に時代ものが大好きってわけでもなく。



なにわ男子のファンでもない。



じゃあなぜ見に行ったのかと言うと。



ズバリ主従関係が目当て。



原作レビューでチラホラ見かけた「仇討ちの謎と共に明らかになる主従関係うんぬん」というような内容。







でもみんなネタバレに気を使ってるので、どこが主従関係萌えになるのかサッパリ分からない。





こうなったら見るしかない!

だって分からないから。





そして見た結果。



なるほどです!!!!



これは良い主従シップ!

とてもアリです!





そして私もやっぱりネタバレ回避だとこれ以上何も言えない。つらい。



けど改めて思った。北村一輝には濃い感情がよく似合う。(顔も濃いから?)



北村一輝の作兵衛、かなり良い!

というか、めちゃめちゃ良い!





あと私全然知らなかった俳優さんだけど、長尾くんの父上役が激渋かっこいい。





究極のイケオジかも。

この方の生き様、関係性、アツい。エモい。





そんでびっくりな高橋和也。



男闘呼組とは思えない変貌ぶり。

けどよく考えたら高橋和也さんってクィア系の有名作品にも出てるし、いろんな役、いろんな作品にフィットする俳優さん。



今回も女方の衣装方、二代目ほたるというキーパーソンがバッチリハマってる。



実はこの方を巡る関係性もアツい。

原作も読んでもらうとさらに深くアツい。



そして事務所の先輩後輩萌えの人にはその辺もアツい…かも(そんな人がいるかは知らない)





映画としてのまとまりも良くて、時代ものだけど堅苦しくない。ライトな現代テイストあり、エンタメ性ありの江戸時代ミステリー。



何より原作のメッセージ性が温かく心に響く。



仇討ちって武士としては立派な事かもしれないけど人の命を奪う行為。だから映画でも見ていて恐ろしいし辛い。そう感じるのは人として真っ当なのですよね。



長尾くん可愛い。

北村一輝超最高。



まだの方、ぜひ映画館で見てください。





▼永遠に推し続ける大傑作北村一輝


▼高橋和也出演の懐かしいクィア名作