しかし思ってた以上にフォビア描写が激しくて正直かなり消耗しました。
ヘビーな韓国クィア映画は何本も見てきましたがその中でもトップクラスかも…
それくらい辛い。
でもこの映画、辛いだけじゃないのです。
痛くて苦しいけど、その反動のようなほとばしる感情の昂りがある。容赦なく打ちのめされた後に心をぐわんぐわんに揺さぶられる、そんな映画です。
とても韓国らしいクィア映画。
2001年の韓国、大邱(テグ)で男子高校生二人が日本の音楽でつながるお話です。
主人公はシングルマザーの母親と共に保守的な大邱に引っ越してきたばかり。
日本の音楽が好きで、globeにハマっている高校一年生です。
当時の韓国は日本文化を規制していたのでJ-POPやアニメを手に入れるのはとても困難でした。
転校してきたばかりでまだ馴染めないでいる主人公はいつも一人でダウンロードしたglobeの曲をMP3で聴いてます。
するとある日クラスメイトの一人が「一緒に聴かせて」と声をかけてきました。
globeがきっかけで距離の縮まる二人。
やがて彼に対して友情以上の胸の高鳴りを感じていく主人公。
「どうして彼は僕に優しくしてくれるのだろう」
そんな想いが次第におさえきれなくなった主人公は…
みずみずしい青春の恋物語のはじまり。
となりそうなのですが、現実はそう甘くはないのです。
2001年。まだ性的マイノリティに対して世間は無知であり差別的。
特に大邱のような街ではなおさらです。
学校というコミュニティの恐ろしさ、自分らしく生きる難しさ、すべてがリアルに生々しく容赦なく描かれます。
最近は「もう悲惨なゲイのストーリーは見たくない」という声も大きいのに、なぜまたこんなトラディショナルなクィア映画を?と思わずにはいられないのですが…
▼記事内から全編視聴可能
▼絶叫レベルの衝撃&特大爆弾炸裂の韓国クィア映画(日本公開切望)







































































