ジョージアに到着して、現地の人の優しさに触れて終わった1日目。
2024年4月27日、2日目の朝を迎えました。
ホテルの朝食は8:00〜9:00。
朝早くからの観光には適してないな〜って感じですが、今回はのんびりするのでヨシです。
朝食はこんな感じで、旅先に不足しがちなお野菜が多いのが嬉しい。
ジョージア料理のハチャプリやナスにスパイス入りくるみのペーストを包んだバドリジャーニ・ニグヴジット、カッテージチーズのゲブジャリアなどのジョージア料理もありました。
ハチャプリ以外の料理名は後から調べたのですが、違っていたらすみません。
母ちゃんチョイスはこんな感じ。
左のお皿のパンケーキなどはペーパーに包んでお持ち帰り。
翌日にツアー参加をするためホテルで朝食を食べることができないので、翌日の朝食用です。
朝食後、特に予定はないけれど、街を彷徨いてみることにしました。
前日に続いて日差しが強く、暑いです…。
まずは翌日のツアーの待ち合わせ場所に行って場所を確認。
その後、ナリカラ要塞やジョージアの母像のある山にケーブルカーで向かいました。
乗り口
往復で7GELで、現金のみの扱いでした。
山の上から見える景色のムービーです。
ケーブルカーの中で、マッシュルームのような屋根のあるところでフリーマーケットをやっている、と聞いたのでこの後行って見ることにしました。
お土産物やジュース、飲み物などを売っている出店の前を通って、まずはジョージアの母像に向かいます。
正面に見えるのがジョージアの母像
手に剣を握りワインを持った姿で立っているとのことですがワインをどうやってもうまく写せず・・・。
引き返して、今度はナリカラ要塞に行くことにしました。
石造りの建造物が大好きな母ちゃん、楽しみにしていたのですが、なんと修復中とのことで閉鎖されていました……。
残念…。
仕方ないのでこれだけ写真に撮って早々に山を降りました。
帰りのケーブルカーは一人だけだったので、ムービー撮りました。
なんのことのない景色ですが、良かったらどうぞ。
山を降りてまたぶらぶら…。
前日の夜にみた気球がケーブルカー乗り場の近くにありました。
1回乗るのにいくらするんだろ?あまり興味がないのでパス。
お次は平和の橋です。
そういえば外観撮ってない…
観光スポットになっていますが、そのまま通っておしまい。
平和の橋から川沿いの道路に降りて、マッシュルームのような屋根の建物に向かって進みました。
途中、橋のモニュメントが見えたので写真に収めて進みます。
建物など、目に映る全てが新鮮です。
さて、お目当てのマッシュルーム屋根の建物に到着しました。
ん?フリーマーケットなんてやってないぞ?
建物の中に入ってみると、そこは銀行でした。
ガセ?母ちゃんの聞き間違い?
わからないまま、この場を後にしました。
街中至る所に、大型のわんこが転がっています。
彼らは人に吠えることも危害を加えることもなく、自然に街に溶け込んでいます。
こういうこと、日本にはありませんよね。
トルコ、ミャンマーもこんな感じで野良犬が人の暮らしに共存したいたことを考えると、日本はある意味、動物との共存に関しては後進国なんだろうな〜。
ここまでウロウロしていて、手持ちのお水が無くなりました。
暑くて汗をかきまくっているので、カルフールに寄って、売っている品揃えをみてまわりました。
お土産に良さげなものもいくつか見つけました。
お水ひとつは0.55GEL。
流石にこれだけでは申し訳ないな、と思ってお土産候補のお菓子を味見ついでに手に取ってレジに並びました。
この日は土曜日で、レジはカート一杯に商品を詰め込んだ人で長蛇の列。
セルフレジもありましたが、ジョージア文字を読めないので有人のレジに並びました。
前に小学生高学年くらいの男の子が一人で並んでいたのですが、その子が母ちゃんの買い物が少ないのを見て、先に並んで、とジェスチャーしてくれました。
母ちゃんは最初遠慮したのですが、ジョージア語でおそらく『僕はこんなに買うの。でもあなたはこれだけでしょ?良いから先にお会計して』みたいなことを言ってくれたのでお言葉に甘えました。
すると、その男の子の後ろにおばあさんが並びました。
おばあさんも3品くらいを手に持って並んでいたので、先に促していました。
言葉は通じませんでしたが、おばあさんと母ちゃんは顔を見合わせてなんて優しい子なんでしょう、と日本語とジョージア語で会話しました。
結局20分レジに並びましたが、なんか、この男の子のおかげでイライラすることもなくホッコリとした気持ちになりました。
そろそろ昼食でも食べようか、とホテル方面に進むとリバティースクエアに到着。
道路は交通量がかなりあるので、道路は渡らずに地下道を通りました。
地下道はちょっと怖いイメージがあったのですが、いろいろなお店が並んでいて面白かったです。
昼食に関しては、ここ、と思えるお店が見つからず、歩いていると雰囲気の良い建物が…。
これだけでも楽しい母ちゃんです。
上を見上げると、ジョージアの母像が見えました。
左手に持っているのがワインです。ここからようやくワインを見ることができました。
あるレストランの前を通ったとき、お店のおじさまに声をかけられました。
ジョージア語かロシア語しか喋れないおじさま。
ランチで軽く食べたいんだけど、と母ちゃんが英語で伝えても通じず…。
雰囲気が良さげだったので、ここでランチを食べることにしました。
お店の中
実は天井がなく、上は青空でした
少しで良い、という母ちゃんにグイグイと色々おすすめしてくるおじさま。
ハチャプリとサラダがおすすめ、と言っているようでした。
メニューをみるとかなり良いお値段。
根負けしてせっかくなので、ジョージア料理を堪能することにしました。
しばらくすると、ホームメイドリモーネもどうだ?とカタコト英語&ジョージア語で聞いてきました。
喉が渇いていたので、それもOKしました。
リモーネというので、白っぽい飲み物を想像していたら、クランベリーやザクロなども入っている赤いジュースでした。
これは疲れて喉が乾いていた身体に沁みました。
サラダも同時に届きました。
サラダとリモーネ
くるみペーストでトマトときゅうり、玉ねぎ、イタリアンパセリを和えたサラダで美味しかったです。
が、量が多い…。
頑張って残り3口くらいになったところで、ハチャプリがやってきました。
ハチャプリはピザみたいに薄いものやら色々あるのですが、出てきたのは卵が乗ったアチャルリというハチャプリでした。
全長が母ちゃんの肘からグーにした手の先まであるような大きな物でした。
食べ方がわからず、おじさまに尋ねると卵黄を潰して混ぜて、周りのパンを中心のチーズに付けて食べるんだとジェスチャーで教えてくれました。
卵黄を混ぜた後
さて、初体験のハチャプリのお味はいかに?
お味は…塩味の全くない少し臭みを感じるバター混じりの油っこいチーズに甘味も塩味もないパン。
正直、母ちゃんの口には全く合いませんでした。
テーブルにあった塩と胡椒をかけて少し味変をしたのですが、途中で胃が受け付けてくれなくなり残すしかありませんでした。
これしか食べられず…
ごめんなさい
おじさまに、お腹がいっぱいすぎてこれ以上食べられない、とジェスチャーで伝えてお会計を頼みました。
残したハチャプリを持って帰るか?とジェスチャー混じりで聞かれたのですが、絶対に食べられない自信があったので、ホテルの部屋では食べられないからいらない、ごめんなさい、と返しました。
総額58.54GEL(約3,409円)の高い昼食になりました。
このハチャプリはお店によって味が違うので、たまたま母ちゃんが苦手な感じのものに当たってしまったのだと思います。
もしかしたら赤ワインと一緒だったら美味しく食べることができたかもです。
お腹がいっぱいすぎて苦しくなったので、一旦ホテルに戻って休憩することにしました。