2024年4月29日(日)。「神代植物公園」に行った続きです。東京メトロ丸の内線「四谷三丁目駅」直上の「消防博物館」に行きました。4年近くぶりの訪問です。

1983(昭和58)年に導入された「イベコ・マギルス梯子消防車」。イタリア・メーカーのイベコのシャシーに、マギルス(ドイツ)の車体(梯子)を架装しています。

1955(昭和30)年に導入された「ベンツ・カールメッツ梯子消防車」(左)。シャシーはベンツで、車体(梯子)はカール・メッツ社製。どちらもドイツのメーカーです。右は、1959(昭和34)年に、いすゞのシャシーに架け替えた車体です。

大正末から昭和にかけて使用された「スタッツ消防ポンプ車」(左)と昭和初期に導入された「マキシム消防ポンプ車」(右)。どちらも米国からの輸入車です。

やはり大正末から昭和にかけて使用された「アーレンス・フォックス消防ポンプ車」。やはり米国からの輸入車です。

地下から1階にかけての吹き抜けでは、東京消防庁1号機ヘリコプター「ちどり」の展示も。

「世界の消防ミニカー展」が開催されていました。フランスの消防ミニカー。

ドイツの消防ミニカー。

イギリスの消防ミニカー。

18世紀末、「明和の大火」を解説するためのジオラマ。「江戸東京博物館」にあっても不思議でないほど、町家の再現精度が高いのです。

この博物館の展示は、すべてが立派なのです。

「関東大震災」や「白木屋」の展示もありました。大正から昭和初めの展示コーナーでは、私の好きなヨハン・シュトラウス(Ⅱ世)作曲「美しく青きドナウ」の音楽が流れていました。災害の展示とは趣が違うかも知れませんが、優雅な雰囲気でした。