2023年10月9日(月)。天気雨。スポーツの日。せっかくの三連休でしたが、朝から雨です。

京王線「聖蹟桜ヶ丘駅」へ。

昼食は、「ザ・スクエア聖蹟桜ヶ丘」の「鳥はな」にて。生姜焼きランチ。「ザ・スクエア」は、かつて「ダートコーヒー」のあった所です。

食後は、「京王百貨店聖蹟桜ヶ丘店」1階の「神戸屋キッチン」で、コーヒーとモンブラン。

その後、京王高尾線「めじろ台駅」へ。駅前の「西56法政大学行き」のバスは長蛇の行列。

「下椚田」バス停で下車しました。「グリーンヒル寺田」や「法政大学」方面に向かう新道(めじろ台グリーンヒル通り)<左>と、寺田川沿いの集落沿いの旧道(横山32号線)<右>との分岐点です。

旧道に入ってから西方向の丘を見上げると、「トヨタ自動車大学校」の建物がそびえていました。

やがて、「八王子南バイパス」の陸橋が現れます。数年後の開通を目指して工事中です。

「八王子南バイパス」は、「国道16号バイパス」の北野から、「圏央道高尾IC」とを結び、国道20号のバイパスとなることで計画されています。湯殿川から分かれる谷筋を横断する形で、山を削りもしくは堀り、谷を越え造られています。

寺田川もこのような形になっています。

やがて旧道沿いに、旧寺田村の鎮守「榛名神社」の石段が現れます。

「榛名神社」は、丘の斜面を登ったところに建てられています。

「榛名神社」の拝殿。両脇には境内社がありました。津久井・相模原を含めた周辺地域では、農産物が雹の被害に遭わないことを祈願するための「榛名講」がかつて盛んで、講の代表者がこの「榛名神社」にお札を取りに来ていたのだそうです。

拝殿の向かいには、立派な神楽殿。

拝殿の脇には、「見晴台入口」という立札が。

登って行くと、本当に「見晴台」がありました。

ここに登ると、先ずは、寺田川に沿った旧寺田村の集落、丘の上に開発された「グリーンヒル寺田」の建物群などが手に取るように眺められます。緑の中に埋没している雰囲気ですね。

ところが、振り返るとそこには、丘を切り崩した「八王子南バイパス」の工事現場が。「国道16号バイパス」方面(東方面)です。

「圏央道高尾IC」方面(西方面)です。神社の裏山を崩しちゃったんですね。

「榛名神社」の境内には、「榛名公園」という小さな公園がありました。裏の工事現場を見た後に、何となくほっとする光景でした。

さて、再びバスで「めじろ台駅」まで戻った後、もう一か所、寺田町の西隣にあたる館町に行ってみようと思い、京王高尾線「高尾駅」からバスに乗り、「館ヶ丘団地」にやって来ました。ここの構造も同じで、旧館村は、殿入川という湯殿川に注ぐ谷沿いにありますが、谷から見て西側の丘の上に、1970年代に日本住宅公団(当時)により開発されたのが「館ヶ丘団地」です。

団地内の商店街の入口です。

緑の濃い公園があり、住環境はとても良いと思いますが、都心に出るには遠いのです。

団地開発から既に50年になろうとする中、どうしても寂しい印象がぬぐえません。

しかし、私には、とても落ち着く光景に見えるのです。

団地の一部では建物が取り壊されていました。

今日の夕食は、先日、「東京ジャーミイ」の「ハラール・マーケット」で購入したインドネシアのミーです。