2022年2月6日(日)。天気晴れ。

昼食は、京王線府中駅ビル「ぷらりと京王府中」にオープンした「陳麻婆豆腐」にて。エビチリ定食です。

「大國魂神社」の境内では、梅がきれいに咲いていました。もちろん必勝祈願に立ち寄ったのです。

本日の東京競馬場メイン11Rは、マイル重賞の「第72回東京新聞杯(GIII)」(芝・左・1600m)。15頭が出走します。これからのマイル路線を占う一戦です。

1番人気は、「⑥ファインルージュ」(牝・4、C.ルメール騎手)。3歳マイル重賞「フェアリーステークス(GIII)」優勝、クラシックは「桜花賞(GI)」3着、「オークス(GI)」11着、「紫苑ステークス(GIII)」優勝をはさんで、前走「秋華賞(GI)」は「アカイトリノムスメ」の2着。ルメール騎手とは前走に続いてのコンビです。

2番人気は、「⑨カラテ」(牡・6、菅原明良騎手)。昨年の「東京新聞杯」優勝馬で、その際に菅原騎手に初の重賞勝利をもたらしました。菅原騎手は、今年の「京成杯(GIII)」を「オニャンコポン」で制し、2回目の重賞勝利をあげたところです。また、本馬でも前走オープン「ニューイヤーステークス」をクビ差で制しており、人馬とも勢いにのっています。

3番人気は、「⑬ホウオウアマゾン」(牡・4、坂井瑠星騎手)。3歳マイル重賞「アーリントンカップ(GIII)」優勝、「NHKマイルカップ(GI)」9着などを経て、前々走「マイルチャンピオンシップ(GI)」5着、前走「阪神カップ(GII)」は「グレナディアガーズ」の2着でした。坂井騎手は4戦連続の騎乗です。

4番人気は、「⑪イルーシヴパンサー」(牡・4、田辺裕信騎手)。3歳時重賞「スプリングステークス(GII)」4着、「皐月賞(GI)」10着の後、条件戦を3連勝で駆け上がって、本レースからオープン入りです。田辺騎手とはこの3連勝でコンビを組んでおり、相性抜群です。

5番人気は、「⑭カテドラル」(牡・6、戸崎圭太騎手)。2歳時(2018年)、「東京スポーツ杯2歳ステークス(GIII)」に出走(11着)した際、現地観戦しました。昨年の「東京新聞杯」2着、昨年はこのレースを含めて6戦の重賞に出走し、うち優勝1回(「京成杯オータムハンデキャップ(GIII)」)、2着3回という手堅い成績をあげています。前走は「マイルチャンピオンシップ」9着。戸崎騎手は4戦連続の騎乗です。

6番人気は、「②ワールドバローズ」(牡・4、和田竜二騎手)。3歳マイル重賞「アーリントンカップ(GIII)」5着の後、条件戦に5戦出走し、うち3回優勝、2回2着という好成績をあげ、本レースからオープン入りです。和田騎手は5戦連続の騎乗です。

7番人気は、「①アオイクレアトール」(牡・5、内田博幸騎手)。前走、オープン入り後の初めてのレース「キャピタルステークス」3着。3歳時「セントポーリア賞」で2着でしたが、この時、「根岸ステークス(GIII)」の前の前のレースで、現地観戦していました。パンデミック直前の世界でした。内田騎手とは前走に続いてのコンビです。

8番人気は、「⑮カレンシュトラウス」(牡・5、津村明秀騎手)。昨年条件戦3連勝でオープン入りしましたが、それまでもデビュー以来9戦すべて複勝圏内に入っていました。初の重賞となった前走「京成杯オータムハンデキャップ」は12着と、苦い経験となりました。直近3戦は池添謙一騎手騎乗でしたが、本レースは津村騎手と初コンビになります。

9番人気は、「⑧ドナアトラエンテ」(牝・6、M.デムーロ騎手)。前々走、私が現地観戦した「府中牝馬ステークス(GII)」4着、前走「ターコイズステークス(GIII)」14着。いずれもルーメール騎手騎乗でしたが、本レースはM.デムーロ騎手と初コンビになります。

10番人気は、「⑤トーラスジェミニ」(牡・6、横山武史騎手)。この馬も2歳時、「東京スポーツ杯2歳ステークス」に出走(12着)し、その前に「サウジアラビアロイヤルカップ(GIII)」に出走した際にも現地観戦しました。当時は、そんなに強い印象はなかったのですが、昨年「七夕賞(GIII)」で優勝して、ついに重賞初制覇を遂げました。前走「京都金杯(GIII)」13着。横山武史騎手は初騎乗です。

11番人気は、「④マルターズディオサ」(牝・5、松岡正海騎手)。前々走、やはり「府中牝馬ステークス」に出走して3着、前走は「ターコイズステークス」8着。この馬は田辺裕信騎手がずっと騎乗してきましたが、今回初めて松岡騎手とのコンビになります。

12番人気は、「⑫ヴェロックス」(牡・6、三浦皇成騎手)。「⑭カテドラル」、「⑤トーラスジェミニ」と同じく2018年の「東京スポーツ杯2歳ステークス」組です(4着)。クラシックは、「皐月賞」2着、「ダービー(GI)」3着、「菊花賞(GI)」3着と、当時の勢いはすごかったのですが、近年はやや停滞気味です。前走「京都金杯」7着。三浦騎手は初騎乗です。

13番人気は、「⑦ケイデンスコール」(牡・6、石橋脩騎手)。昨年の「京都金杯」優勝、続く「中山記念(GII)」2着、さらに「読売マイラーズカップ(GII)」優勝と、本馬の年になるのではないかという勢いでしたが、夏場にかけて失速、前々走「マイルチャンピオンシップ」10着、前走「阪神カップ」9着ときて、本レースで再起をかけます。この馬は岩田康誠騎手の騎乗が多かったのですが、久しぶりに石橋騎手とのコンビになります。

14番人気は、「⑩エイシンチラー」(牝・4、柴田大知騎手)。直近4戦は、いずれもM.デムーロ騎手が騎乗し、うち3勝をあげて、本レースからオープン入りです。重賞は前々走「紫苑ステークス」で14着と、厳しい結果となっています。柴田大知騎手は初騎乗です。

15番人気は、「③ディアンドル」(牝・6、石川裕紀人騎手)。2歳から3歳にかけて、怒涛の5連勝をあげて、古馬重賞「北九州記念(GIII)」でも2着、満を持して「スプリンターズステークス(GI)」で13着。それ以降、あまり良い成績をあげられていませんでした。昨年「福島牝馬ステークス(GIII)」で2年ぶりの勝利、重賞初制覇をとげました。前走「京都金杯」16着。石川騎手は初騎乗です。

私は、3年半前の「東京スポーツ杯2歳ステークス」組の成長を確かめるため、「⑭カテドラル」と「⑤トーラスジェミニ」、そして「⑫ヴェロックス」を応援したいと思います。「⑥ファインルージュ」と「⑬ホウオウアマゾン」が軸で、「⑪イルーシヴパンサー」は違うかなあと、あっさり外して考えました。

レースは、戦前の予想どおり「⑤トーラスジェミニ」が先行しました。これを「⑦ケイデンスコール」が追います。4角を周って直線を向いたところでは、「⑤トーラスジェミニ」、「⑦ケイデンスコール」が並ぶ形になっていました。内から「③ワイルドバローズ」が先頭に出ようとしたところで、大外後方から「⑪イルーシヴパンサー」がメンバー最速の上りで追って来ました。中段後位の馬群から「⑥ファインルージュ」と「⑧ドナアトラエンテ」も発進しますが、「⑪イルーシヴパンサー」の勢いが抜きん出ていました。ゴール手前で「⑨カラテ」と「⑮カレンシュトラウス」もゴールに殺到し、優勝「⑪イルーシヴパンサー」、1馬身3/4差の2着「⑥ファインルージュ」、クビ差の3着「⑨カラテ」、ここから2馬身差の4着「⑮カレンシュトラウス」、1馬身半差の5着「⑧ドナアトラエンテ」。「⑬ホウオウアマゾン」は12着。2018年の「東京スポーツ杯2歳ステークス」組は、「⑭カテドラル」8着、「⑫ヴェロックス」10着、「⑤トーラスジェミニ」は力尽きて14着。

わざわざ「⑪イルーシヴパンサー」を外した私の才能のなさが光りました。

 

宵闇迫る府中の街並みが、私の心の隙間にしみてきます。

夕食は、再び「ぷらりと京王府中」で、「スープストックトーキョー」でカレーとユッケジャンのセットをいただきました。