2021年10月16日(土)。天気曇り時々雨。

久しぶりの東京競馬場。私は、「エムソムカップ(GIII)」以来、約4カ月ぶりになります。

東京競馬場では、今月末には、「天皇賞(秋)(GI)」。阪神競馬場では、明日「秋華賞(GI)」、来週「菊花賞(GI)」。

いよいよ秋の深まってきた感が高まります。

昼食は、メモリアルスタンド地下にある「ハロンボウ」のカツカレー。

本日、東京競馬場メイン11Rは、「第69回アイルランドトロフィー府中牝馬ステークス(GII)」(芝・左・1800m)。フルゲート18頭が出走です。優勝馬には、「エリザベス女王杯(GI)」の優先出走権が与えられます。

1番人気は、昨年の「秋華賞」(2着)以来、重賞5戦連続で複勝圏内入り、4走前「愛知杯(GIII)」優勝、3走前「阪神牝馬ステークス(GII)」2着、前々走「ヴィクトリアマイル(GI)」3着、前走「クイーンステークス(GIII)」2着と、手堅い実績をあげている「⑬マジックキャッスル」(牝・4、戸崎圭太騎手)です。戸崎騎手は、3戦連続の騎乗になります。

2番人気は、昨年「スイートピー賞」優勝で「オークス(GI)」に挑み11着、前々走「阪神牝馬ステークス(GII)」では「⑬マジックキャッスル」を2着に抑えて優勝し、次に前走「ヴィクトリアマイル」に挑み8着だった「⑰デゼル」(牝・4、川田将雅騎手)。波のある成績ですが、今回は当たりの順番ではないでしょうか。川田騎手は、3戦連続の騎乗になります。

3番人気は、前々走「福島牝馬ステークス(GIII)」2着、前走「クイーンステークス」11着だった「⑮ドナアトラエンテ」(牝・5、C.ルメール騎手)。ルメール騎手は4戦ぶりの騎乗。相変わらず好調のルメール騎手推しというところでしょうか。ここまで1~3番人気は、いずれもディープインパクト産駒です。

4番人気は、昨年「府中牝馬ステークス」2着だった「⑦シャドウディーヴァ」(牝・5、福永祐一騎手)。この馬は、その後、複勝圏外・内・外・内・外と交互に繰り返しています。前走は「関屋記念(GIII)」7着。今回はくる予定です!福永騎手は、3戦連続の騎乗になります。

5番人気は、「④アンドラステ」(牝・5、岩田望来騎手)。このレースは、交互で複勝圏内外を行き来している馬が多いですね。この馬も、前々走「中京記念(GIII)」優勝、前走「関屋記念」8着。やはり今回はくる予定です。こんなにくる予定の馬ばかりだと。。。岩田望騎手は2戦ぶりの騎乗。

6番人気は、「⑩ミスニューヨーク」(牝・4、M.デムーロ騎手)。これまでずっと加藤祥太騎手とのこんびでしたが、本レースはM.デムーロ騎手が初騎乗です。前々走「中京記念」4着、前走「小倉日経オープン」3着。

7番人気は、「②スマートリアン」(牝・4、三浦皇成騎手)。前走「京成杯オータムハンディキャップ(GIII)」は4着でしたが、その前は「谷川岳ステークス」、「米子ステークス」と、オープンで連続して2着に入るなど、安定した戦績です。三浦騎手は、2戦連続の騎乗になります。

8番人気は、「⑭マルターズディオサ」(牝・4、田辺裕信騎手)。今年に入っての戦績は今ひとつです。前々走「ヴィクトリアマイル」は9着、前走「京成杯オータムハンディキャップ」は8着。但し、2歳時「阪神ジュベナイルフィリーズ(GI)」2着、3歳時「チューリップ賞(GII)」及び「紫苑ステークス(GIII)」優勝など、地力のある馬ですのであなどれません。デビュー以来、ほぼすべてのレースを田辺騎手とのコンビで参戦しています。

9番人気は、「⑤シゲルピンクダイヤ」(牝・5、和田竜二騎手)。前々走「ヴィクトリアマイル」5着、前走「クイーンステークス」10着。このところ、今一つ波に乗れない成績が続いています。和田騎手は、6戦連続の騎乗になります。ここらあたりで、波がくるかも知れない。

10番人気は、「⑥リアアメリア」(牝・4、丸山元気騎手)。3歳時の「ローズステークス(GII)」優勝以降、今一つの戦績です。前々走「ヴィクトリアマイル」13着、前走「新潟記念(GIII)」9着。丸山騎手とは、初めてのコンビになります。気合は入っているようなので、ここでの覚醒を期待したいです。

11番人気は、「⑪アブレイズ」(牝・4、横山武史騎手)。今年5月の「メイステークス」優勝は、本レースと同じコースになります。前走は「マーメイドステークス(GIII)」6着。横山武騎手とは、初めてのコンビになります。

12番人気は、「⑯アカイイト」(牝・4、横山典弘騎手)。前走条件戦(3勝クラス)の「垂水ステークス」優勝でオープン入り。重賞は、3歳時に「ローズステークス」に参戦して「⑥リアアメリア」の7着でした。横山典騎手は、2戦連続の騎乗です。

13番人気は、「⑧サトノダムセル」(牝・5、石橋脩騎手)。今年は、前々走「愛知杯」が「⑬マジックキャッスル」の7着、前走「中山牝馬ステークス(GIII)」が8着とやや伸び悩んでいます。石橋騎手は、この馬のデビュー戦(優勝)で手綱をとりましたが、それ以来の騎乗となります。

14番人気は、芦毛の「⑱セラピア」(牝・5、内田博幸騎手)。応援したい気持ちはやまやまですが、前走1月の「ニューイヤーステークス」10着から、長い休養をはさんでの復帰戦なので、様子見しかないかと。内田騎手とは、初めてのコンビとなります。

15番人気は、「⑫サンクテュエール」(牝・4、杉原誠人騎手)。3歳時(昨年)「シンザン記念(GIII)」優勝の実績があり、その後クラシックにも参戦しています。今年は前々走「福島牝馬ステークス」3着、前走「マーメイドステークス」11着。杉原騎手は、2戦ぶりの騎乗になります。

16番人気は、「③ローザノワール」(牝・5、国分恭介騎手)。前走「クイーンステークス」6着。その前は、北海道でダートのオープン「大沼ステークス」(5着)、「マリーンステークス」(13着)に参戦するなど、これまでも地方重賞を含むダートを多く経験している馬です。国分恭騎手は、4戦連続の騎乗になります。

17番人気は、「⑨レッドベルディエス」(牝・5、横山和生騎手)。今年2月に条件戦(3勝クラス)「飛鳥ステークス」を優勝し、その後、前々走「ヴィクトリアマイル」12着、「マーメイドステークス」10着ときています。横山和騎手とは、初めてのコンビになります。

そして、最後の18番人気は、「①フィリアプーラ」(牝・5、武藤雅騎手)。3走前「福島牝馬ステークス」は4着だったものの、前々走「マーメイドステークス」14着、前走「関越ステークス」8着というところの評価でしょうか。武藤騎手とは、初めてのコンビになります。

こうして並べてみると、本レースの出走馬全18頭中、ディープインパクト産駒が7頭、キズナ産駒が4頭いるのです。

 

レースは、2枠の「③ローザノワール」及び「④アンドラステ」の2頭が引っ張る形に。2枠2頭が並んだまま最後の直線に向いたところで、後続は拡がって追走してきます。「④アンドラステ」が先行しますが、後位にひかえていた「⑦シャドウディーヴァ」がメンバー最速の上りで飛んできました。「⑦シャドウディーヴァ」を追って、やはり後方から「⑭マルターズディオサ」もゴールに向かいます。「⑦シャドウディーヴァ」がクビ差で「④アンドラステ」を差し切って優勝、2着「④アンドラステ」の1馬身1/4差で「⑭マルターズディオサ」、「⑮ドナアトラエンテ」がわずかに及ばず4着、そのアタマ差の5着に「⑧サトノダムセル」という結果でした。

私は、「⑬マジックキャッスル」を当然のように軸に考えていました。「⑦シャドウディーヴァ」と「④アンドラステ」は、本当にくる順番のとおりだったのに、その予想を活かすことはできませんでした。

なんと「⑬マジックキャッスル」は15着、「⑰デゼル」は16着。

 

ともあれ、無事にレースが終了し、これからも競馬が続いていくことに感謝です。

府中駅前の欅並木も秋の気配が。

うーん、夕食は「モランボン」もしくは「叙々苑」のはずでしたが。。いいえ、もちろん「そじ坊」の「冷し月見山かけそば定食」で大満足でした。おいしかったです。