凍りついた空気に負けた自分

昨日は、母の喜寿のお祝いと姪っ子ちゃんの結婚祝いを兼ねての食事会でした。

はじめは、こじんまりということで近くの居酒屋さんの個室を借りて催すことになっていたので少し時間にも余裕もありダンナさんの仕事の予定も変えずに出席できるなと思っていました。

母と同居している妹がいろいろ考えて準備してくれていた会でした。


それがいきなり見栄っ張りの弟がホテルに予約を知らないうちに入れていることがわかり　ダンナの仕事の都合もあるし私は、それならば不参加する旨を母に伝えました。

その瞬間　その場の空気が一瞬にして凍りつき　私たちが参加しなければシングルマザーの妹とそのお子達も交通事情の為こられなくなるからかわいそうとか毎月やるわけじゃあるまいし一生に一度のことなのに　とか。

言いたい放題言ったあげくまだ結婚式をしていない姪っ子ちゃん夫妻にケーキ入刀をさせるとか。

迷いに迷ったあげくダンナの仕事の予定も変更させ出席し　結局は、最終的に自分も体調を崩す。

癌になった時よりも空気を読み過ぎる。

癌になった時の自分も嫌いだったけど今の自分ももっと嫌い。

空気は、読むものじゃなくて吸うもの。

いろんなものを断ち切れば空気は、吸うものになれるのかもしれない。

でもその一歩を踏み出す為の準備も必要。

いかにしてそれをすればいいのかをこれからは考えていかなくては、いけない。

地元では、老舗と言われる店を母と2人で営んでいるので世間では、跡取りと言われている私。

いろんなものを断ち切ってある意味　心の自由を手にいれるのも簡単では、ない。

どう準備を進めるか悩む自分がまたくやしく思う。