【映画】打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか*日本アニメ | + つれづれ in タイ・バンコク +

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2014年04月からタイ・バンコクに移住しています。
しごとは現地採用、1人暮らしです。
遊園地でも旅行でも1人でどこでも行けちゃう派。
でもインドア。手広くちょっぴりオタクです。

日本のアニメ映画
打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか(英語タイトル:FIREWORKS)」を
観てきました

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◆ 公開日

日本公開:2017年08月18日
タイ公開:2017年12月28日


◆ 関連ウェブサイト



◆ 公式予告動画







◆ 関連作品



◆ あらすじ

中学1年生の典道は、
同じクラスのなずなを好きだった。

打ち上げ花火が上がる夏祭りの日、
なずなは家の都合で転校するコトになった。

花火が上がるその1日、
典道は何度も何度も「If/もしもあの時」と
夢想する。

もしもあの時、ああしていれば、
なずなとずっと一緒にいられるのに。

その「もしも」は、実現した。
何度も何度も、その1日を繰り返した。

あるよ。奇跡も、魔法も、あるんだよ。

ところで、打ち上げ花火を横から見たら、
丸いんだろうか、平べったいんだろうか。



◆ 感想

シャフト作品。
総監督、新房昭之。

…こういう世界観になるかなって思ったよ。

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MBKで鑑賞したのだけれど、この映画後に
こんな劇団イヌカレーなムードの世界観を
見せられても、絶望する必要なんて、ない!


同じ時間を繰り返してはやり直す
青春甘ずっぱ系アニメ。

劇場がMBK(別名タイのアキバ。アニメイトもあるぞ☆)だったからか、映画館には、オタクそうだなあっていうタイの人がいっぱいでした。

しかしコレ、作品の内容的に、
ターゲットは非オタなのでは…



この映画の舞台「茂下(もしも)」は架空の
町名だけれど、モデルとなった舞台は、
千葉・銚子。
チーバくんで言うと、耳のあたり。


犬吠埼や、銚子電鉄らしきものも登場。
聖地巡礼がはかどるコトでしょう。
…する人、少なそうだけど。


映像がとても綺麗でした。幻想的。
特に海のシーン。ふつくしい。

ヒロインを演じた広瀬すずの歌う
「瑠璃色の地球(松田聖子)」も
ステキだった。


個人的には、先生カップルが可愛らしくて
好きだったんだけどな。
いかんせんCV櫻井孝宏だったから(笑)


ところで、
花火を横から見たら平べったいのかって話。

わりと毎晩打ち上げ花火を見ているので
答えは簡単。+゚ヾ(o゚∀゚o)ノ。+゚

でも、平べったい花火も
よくあがっているよね、ハハッ☆



「もしも」で変えられる世界が、
世界にとってはとても些細なコトで、
でも本人たちにとっては大事件で。

だけど見ている私はもう大人だから、
仮にそのもしもが叶ったとしても、
もしもの先の手詰まりが見えてしまって、
だからこそ、大人になろうと背伸びする
典道やなずなの幼さが愛おしいのかも
しれない。


中学生の男女2人が、その時の勢いで
東京に駆け落ちする。

無謀で純粋で、もどかしい。



全体的には、もう少し何かが足りないような
印象だったけれど、打ち上げ花火を見る度に
ふとした瞬間に思い出す作品かもしれない。