昨年12月のミラノ・スカラ座「ドン・カルロ」をBSプレミアムシアターで見ました。初めての1884年ミラノ4幕版で貴重な経験でしたが、毎回同じような出演者(メーリ、ネトレプコ、サルシ)で、若さがなくてつまらなかったです。メーリはカツラ嫌いなのか王子には見えないし、ネトレプコは純粋な王妃ではなくふてぶてしい年増女だし、サルシはすっかり悪役のイメージなのでロドリーゴは合わなかったし。ただガランチャは相変わらず綺麗で素敵でした。衣装は豪華でしたが動きがない演出でがっかり。日本語字幕はありがたいから録画を細切れに数日かけて見ました。
演出:ルイス・パスクワル
<出演>
フィリッポニ世:ミケーレ・ペルトゥージ
ドン・カルロ:フランチェスコ・メーリ
ロドリーゴ:ルカ・サルシ
大審問官/修道士:パク・ジョンミン
修道士(カルロ五世):イ・ファンホン
エリザベッタ:アンナ・ネトレプコ
エボリ公女:エリーナ・ガランチャ ほか
合唱:ミラノ・スカラ座合唱団
管弦楽:ミラノ・スカラ座管弦楽団
指揮:リッカルド・シャイー
イースター島Tシャツリメイクは一つ完成。