内金橋 (新城市長篠段子) | 手当次第

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気になる所にいってみる

JR飯田線本長篠駅から200mほど西にあるアーチ橋、内金橋(うちがねはし)です。

すぐ近くには登録有形文化財の黄柳橋もあります。
 
 
左岸の乗本側から。幅員はなんとか対向できるくらい。
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両岸とも木に覆われて横からはアーチがよく見えません。
せいぜいこんなもん。ホントはこの斜めからのアングルが一番好きなんだけど…。
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ということで河原に降りて下から見上げます。
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こうして見ると宇連川のこの辺りは結構深い谷になっていることが分かる。
 
ナゾのアップ。
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下から。この日は死ぬほど暑くて、モーロ―としながら歩き回ったのを思い出す。
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内金橋の上から上流を見る。奥に見える赤い橋は鳳来大橋。
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親柱を見ると昭和三十年架橋、川の名前は三輪川となっていました。
 
現在この川の名前は宇連川(うれがわ)ですが、昭和四十一年までは三輪川と呼ばれていたようです。
宇連川はもっと上流で使われていた呼称なのかな?
 
親柱の横には「講和記念」のプレートが。
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時期的に昭和二十七年のサンフランシスコ講和条約のことでしょう。
以前に神社の石造物でも見かけた気がします。
 
最後に、気になった看板を紹介。
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よくあるダムの放流注意の看板ですが、「上流」のふりがなに「かみのほう」を充てています。
 
なんでこんなことを…と思いましたが、考えてみれば漢字の読みが分かっても意味が伝わらないこともある訳で(例えば「じゅばん」を知らない人には、襦袢にふりがなを振っても結局何を指しているか分からないだろう)、子供が読んでも理解できるようにという工夫なのでしょう。
 
いや、でも「頭首工」「急激」「降雨」とかはいいのかな、という気はしますが。