試合後インタビュー(ダグHC/日本語訳)
Q:最近チームにスイッチが入ったように見えますが、特に今夜は相手を3ポイント8/41に抑えました。この変化をどう見ていますか?
A:
相手がいくつかシュートを外したのも事実ですが、我々のディフェンスは大いに評価されるべきだと思います。
今は、我々が求める“基準(スタンダード)”のちょうど良いところに来ている。相手に身体を当てる、触る、プレッシャーをかける、簡単にスイッチするだけでなく、しっかりとローテーションし、パスコースを制限する。
練習やシュートアラウンドでシェルドリルを重ねてきましたが、それが試合に反映され始めています。
コミュニケーション能力も非常に良かった。
多くの逆境を乗り越えてきた選手たちを本当に誇りに思います。個々としても、チームとしても、それを示す内容でした。
Q:今季初の3連勝です。ここまで多くの困難がありましたが、これは今後につながるものだと感じますか?
A:
このリーグは本当に不思議なものでね。
ポートランドで負けた試合が、実はすべての始まりだったと思っています。あの試合で、我々のスタンダードが見え始めた。
ロサンゼルスで2つ落としましたが、それで終わりではなかった。
これからも勝つ試合もあれば、負ける試合もあるでしょう。
大事なのは、我々が“どんなチームであるか”を、毎試合スタンダードで示すこと。
それができれば試合には入れる。試合に入れれば、終盤の戦い方、クロージング、ターゲットバスケットといった部分で、自分たちを知ることができる。
最近の数試合では、スローダウンして、正しいスペーシングを作り、狙った相手をピック&ロールで引き出し、ボールをシェアしながらシュートを決めることができています。
Q:ユニークなディフェンスマッチアップについて教えてください。特にブランソンとカール=アンソニー・タウンズのP&Rへの対応ですが。
A:
アシスタントのクリス・ダーネルがこの試合のスカウティングを担当していました。
Preciousはディフェンス面で“スイス・アーミー・ナイフ”のような存在です。様々な選手を守れる。
ブランソンにプレッシャーをかけ、タウンズがスクリーンに来る。
その後の展開を読み、スイッチしてサイズ同士を合わせる。
もし上手くいかなければ、ベーシックなマッチアップに戻すこともできる。
話し合った結果、「やってみよう」と決めました。
最優先はスタンダードを守ることですが、最終的な目的は勝つことです。
Q:Preciousについて。守備面での貢献はもちろんですが、今日は20得点。古巣との対戦でモチベーションもあったのでしょうか?オフェンス面ではどう見ましたか?
A:
正直に言うと、まず彼はディフェンスに完全にロックインしていました。
Jalen Brunsonを守るという大役を受け入れた。それだけで彼の集中力は一段階上がります。
オフェンスでは、アグレッシブにゴールへ向かい、ドライブで崩していました。
彼は全く自己中心的な選手ではない。常にパスを考える選手です。
ただ一番大きいのは、14リバウンド。そのうち6本はオフェンスリバウンド。
まさに“ grown man basketball(大人のバスケ)”をやってくれました。
Q:試合を重ねるごとにチームの成長を感じます。少し前までは簡単なシュートを許していた印象もありましたが、今は違って見えます。
A:
我々の理想のショットプロファイルは明確です。
・ブレイク上の3Pはコンテスト付きで打たせる
・ミドルレンジに追い込む
・ペイントを守る
・コンテストされた2Pを打たせる
そして、とにかくリバウンドを取る。
相手によって多少変わりますが、基本はこれです。
最近はピックアップポイントが高くなり、フルコートでプレッシャーをかけています。
パスレーンに入る、スクリーンやピンダウンで身体を当てる、手を出す。これが我々の求める姿です。
これは練習から来るものです。フィルムセッションも重ね、最大の成長はゲームプランの規律。
与えられたプランを理解し、実行できている。
もちろんミスはありますが、実行率は60%台ではなく、高い水準に近づいています。
その結果、よりタイトなシェルディフェンスができています。
Q:成績的に苦しい時期、特にシーズン後半では、気持ちが切れてしまうチームもありますが…コート上で特別なエネルギーを出して、チーム全体に勢いを与えている選手がいますよね。ベテランと若手、その両方が影響しているのでしょうか?
A:
正直に言うと、両方だと思います。
デボ(DeRozan)やラス(Russ)と話すと、彼らは本当に「信じている」。
信念というのは、本当に大きな力になります。
若い選手たちは、まだリーグのことを完全には分かっていない部分もあります。
学んでいる最中ですからね。
でも、彼らの良いところは、シュートアラウンドにしっかり来ることです。
特に任意参加のシュートアラウンドでは、彼らにとっては実質的な練習のようなものになります。
スクリーンの角度、スクリーンへのスプリント、ワンモアパス、トップスクリーンなど、
普段なかなか時間を取れない細かい部分を、そこでしっかりやれています。
ベテランたちは、プレーで見せながらチームを引っ張ってくれています。
ストップ後にすぐ走り出す、コーナーまで走る、そういった細かいこと。
ディフェンスでも、常に声を出してコミュニケーションを取っています。
若い選手がミスをすれば、ラスやデボがすぐに声をかけ、
「何が起きたのか」「何をやるべきか」を伝えている。
だから、ジェイ、ベテランと若手の両方がうまく噛み合っていると思います。
とても良いバランスです。
Q:試合は終わりましたが、今日はマイク・ブラウンが初めてここに戻ってきました。何か特別な感情はありましたか?
A:
まあ…いろいろありますよ。
でも、我々はここに勝ちに来ている。それだけです。
相手ベンチに誰がいようと関係ない。
我々はただ、競争しに来ている。それだけです。