劇団四季 オペラ座の怪人 

2024年4月☓日 ソワレ

KAAT劇場 1階 サイドA席 R1

 

 

 

 

 

 

開幕してまもない 劇団四季 オペラ座の怪人 見てきました。

 

 

 

★★★★★★★★★★★★!

 

もう、すごすぎた!!

 

本当に素晴らしかった✨

 

クオリティ高すぎる!

 

 

 

開幕してすぐで このクオリティ。

 

鳴り止まないカーテンコール。

 

 期待を遥かに超えて素晴らしかったです爆笑

 

 

今回も

 

レポートしていきます。

 

 

 

17時にKAAT劇場に到着。

 

 

 

 

 

エレベーターを乗り継いで劇場入口へ。

 

客席は男女半々くらい。年代も若い方から白髪の方まで様々。

 

 

 

 

今回は、

 

3階A席と、1階サイドA席と迷いましたが、

 

近いほうが良いと思い、サイドA席にしました。

 

こちらが見え方です。

 

端的に言うと、1階サイド席ならLサイド、13番以降

 

がおすすめ。

 

※見え方についてはこちらで詳しく。

 

 

 ↑ kaat劇場 オペラ座の怪人 見え方

 

 

 

 

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今回のキャストです。

 

清水大星さんのファントム。藤原遙香さんのクリスティーヌでした。

 

エルファバ役の小林美沙希さんもいらっしゃいました!

 

 

 

 

キャストの感想です。

 

ファントム 清水大星さん

 

最高すぎました。

 

歌といい、たたずまいといい、演技といい、

 

素晴らしかったです!!

 

やはり期待を数倍、いや、数億倍超えていました。

 

もう出てくるところの歌を聞いただけでテンションUP!

 

高音といい、ロングトーンといい、パンチのある声といい

 

存在感、表現力、素晴らしく、

 

Music of the night では拍手が鳴り止まず、

 

楽しみにしていた、point of no return の

 

黒いマントを被り、うつむきながら歌う姿も

 

最後の怪人の隠れ家での演技も、

 

強さだけでなく、弱さもあって、素晴らしかったです。

 

最後は本当に涙止まらず。

 

感動しました。

 

このファントムが見れて、

 

生きていて良かったと思いました。

 

この方が出てきたカーテンコールの拍手の音は凄まじかった。

 

今も一番記憶に残っています。

 

 

 

 

 

クリスティーヌ 藤原遙香さん

 

いや、トォーシューズのクリスティーヌです。

 

それだけでも、かなり高感度UP

 

まず、素晴らしかったところを箇条書きすると

 

①歌

②表情

③ダンス

④歩き方

⑤演技

 

まだあるけど、とりあえずおもいつくままに。

 

この方も、全てが素晴らしかったです!

 

①の歌は劇団四季でクリスティーヌに選ばれるのだから

 

当たり前だが、クオリティーが高すぎる。

 

この後に出てくる高音楽しみ!って思いながら歌をきいてると、

 

期待を超えてくる。

 

それが、二幕目の最後の最後まで落ちない安定感。

 

 

それから②表情。

 

これまではどちらかというと、自己陶酔強め、歌上手のドヤ顔気味の

 

クリスティーヌが多かったけど、

 

この方は真の強さと、迷いとがあり、作られてない感じで、

 

見ていて自然でした。


ちょっと奥ゆかしくて、そして美しい。

 

具体的には、あの困ったような、切ない様な顔が素敵でした。

 

それから、イルムートの若い少年?役から、

 

point of no return の挑発的な役どころも、やりすぎず、

 

感情が高まっても、例えば手のあげる高さとか、

 

抱きつく力とか、ちゃんと冷静で抑えられていて、自然でした。

 

③のダンスは、前にも述べた通り、トォシューズ。

 

マスカレードのダンスもうまかった!

 

④の歩き方は

 

オペラ座の怪人のクリスティといえば、

 

上手く言えないあのですが、あのシルエットの美しい、

 

おしりの膨らんだあの女性らしいドレス。

 

衣装をまとったあの歩き方がとても美しかった。

 

なんというか、

 

悦に入った表情でファントムに引き寄せられるように近づいていく歩き方といい、

 

逃げるときの走り方といい、とても自然で美しかった。

 

⑤演技もね。

 

劇団四季といえば、歴代のクリスティーヌが積み上げてきたものがありますね。

 

今までの色んな方のクリスティーヌが潜在しているようなクリスティーヌで、

 

とても好きでした。

 

その他、

 

マダム・ジリーの秋本みな子さんも、メイクがもう怖い。

 

安定感があって、はまり役でした。

 

かつてはメグ・ジリーでしたよね?

 

マダム・ジリーといえば、柴垣裕子さん。

 

彼女を思い出しましたよ。

 

カルロッタやメグ・ジリーは2017年に拝見したときと

 

同じ方でしたが、どちらも上手でした。

 

支配人のお二人は、なんかキャラがノートルダムの鐘っぽい。

 

いつの間にか、知らない方々に役替りしていました。

 

 

 

 

全体的に、

 

長年のオペラ座の怪人ファンとしては、

 

世代交代というか、

 

自分が多感な時期に見た作品を、

 

平成生まれの人たちが新しいオペラ座の怪人をやっていることに、

 

もう感動。

 

きっと初演の時、今日の出演者のほとんどの人は生まれてなかったんじゃないか?

 

 

それからきっとクリスティーヌやった方も、

 

クリスティーヌの衣装着た時、嬉しかっただろうな。

 

なんて想像してみたり。

 

そういう想いを想像しただけで、なんか泣ける。

 

 

演出的には変わってなかったけど、

 

歌詞が変わっていた。

 

それから、支配人の歌とか、

 

あちこちの歌のテンポがゆっくりになっていた。

 

クリスティーヌのかつらも クリクリ前髪がなくなって自然に。

 

 

指揮者の方も、ブラボー!!

 

なんといってもタイミングが。

 

全くずれなかった。

 

演者が息を吸うタイミングを見て演奏が始まる。

 

それについてくるオーケストラも本当にすごい。

 

 

 

今回、高校生の息子と一緒に観劇し、

 

若い世代が、オペラ座の怪人を見て、どう感じるのか聞いてみました。

 

ほぼワタシと同じように、ミュージカル作品を見ている彼ですが、

 

やはり古い感じはしたそうです。

 

あと歌詞がわからなかったというか、

 

入ってこなかったらしいです。

 

我々長年のファンには聞き慣れた歌詞ですが

 

支配人のとこ、早口だったり

 

古風な歌詞も多いですしね。

 

それから、美女と野獣に似ていると。

 

クリスティーヌの気持ちもよくわからないと。(笑)

 

 

 

今の時代の若者から見たらファントムさんは、

 

強引なのかもしれない、

 

〇〇ハラとか、言われてしまう時代ですからね。

 

でも、やはり初演の頃はまだろうそくもLEDじゃなかったし、

 

強引な男も許されていた昭和世代には、

 

数十年前にみたときの衝撃と同じ衝撃が襲ってきて、

 

やはり、クオリティ高いキャストと、美しい音楽と、

 

この作品は素晴らしい。

 

 

 

 

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帰り道も胸がいっぱい。

 

また見に行きたいな。

 

 

 

 

 

⇨こちらはオペラ座の怪人 二回目 岩城&海沼

観劇レポ