2021年、北海道は猛暑から一転寒気で山で登山者が凍死 | 北海道沖縄ニ地域居住生活

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自転車に乗る事が日々の糧のアラ還男性の備忘録
北海道と沖縄で二拠点生活中(三拠点目は海外)
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家にエアコンがない。

 

数年前にジャパネットで申し込んで工事の人が家に来たが、現状の配線では設置は無理と言われてその場でキャンセルになってしまった。

 

取り付けるには洗面所にある配電盤から直に配線を引いて来る必要があるとの事。

 

そうなると20m位剥き出しの線を壁に沿わせて来ないといけないので無理となった。

 

そもそもエアコンを付ける前提で家を建てていない。

 

去年娘夫婦が建てた注文住宅にもエアコンはないが、付ける前提でコンセント等が既に設置されているのが今の常識らしい。

 

それでエアコンを付けたいと思っていた場所には空調換気扇が付いていた。

 

私の家は24時間換気システムなので、この常時稼働の室温が変わらない換気扇によって外気を取り入れていた。(ここからだけではない)

 

消費電力は恐らく20Wとかそんなものだろう。

 

よって壁に穴も開いており、電気配線も来ていたので好都合に思えた。

 

しかしエアコンの1500Wとかに耐えられる、太めの配線を使っていなかったと思われる。

 

この時は15畳用くらいのを付ける予定でいた。

 

これだと立ち上がりとか暖房にすると大きな電気を食うわけだが、もしかして6畳用とかの一番小さいものだとこのまま取り付け出来るのではないか?

 

暑さに耐えかねてそう思い始めた。

 

6畳用だと中々涼しくならないと思うが、無いよりはマシだと思うので、来年は電器屋さんと相談してみようと思う。

 

これでダメなら移動式のエアコンが売られている。

 

排気ダクトを外に出さないといけないし、稼働音も大きいのでこれは最終手段。

 

と思っているうちにたった1日で気温は十数℃下がって寒いくらいになり、

 

喉元過ぎれば何とやら💦

 

さてこの猛暑で自転車に乗る回数は著しく減った。

 

毎年真夏だけは乗る回数は減って、車庫の一階で自転車をいじる事が多いのだが、今年は車庫で作業をする気にもなれないくらい暑かった。

 

オリンピックも殆ど観なかった。

 

そもそも普段からスポーツをテレビで観る事はほぼないし、それは五輪も同じなのだ。

 

今回のオリンピックは日本選手が圧倒的有利だから、余計白けてしまう。

 

妻も五輪は全然観ないで友人とZoomをしているか、娘夫婦の家に今春産まれた孫娘の世話で出かけるか。

 

そんなわけで買ったまま読んでいない本をずいぶん読んで過ごした。

 

読み疲れると浴槽の水風呂に浸かることを日々数回繰り返す。

 

北海道は夏でも結構水温は低いので実に気持ちが良くて病みつき。

 

なんだかんだ水浴すると疲れるので夜もよく寝られる。

 

北海道は昼間35度とかでも夜は25度以下になるし、湿度も低いので暑すぎて汗ダラダラで寝られないなどという事はないのだ。

 

ワンコも沖縄育ちだからなのか案外元気だ。

 

沖縄の真夏の直射日光の下で生き抜いたワンコだけあって実に頼もしい。

 

 

 

そんなこんなでお盆前までは猛暑であったが、10日頃から急激に気温が下がって、最高気温が18度、最低気温は10度とかになってしまった。

 

本州から来た40代の単独登山者がとある山頂付近で、身体にテントを巻き付けたまま凍死したらしい。

 

北海道はこれがあるから怖い。

 

山の上は夏でも氷点下になることもあるし、みぞれが降ることもある。

 

これに強風が加われば身体は一気に冷えて凍死する。

 

トムラウシという有名な山のツアー登山集団凍死事件は有名だ。

 

真夏でもダウンジャケットや冬用の装備が必須なのだ。

 

8月の北海道の山は秋山なのだ。

 

私も旭岳から黒岳の縦走中、裏旭野営地にツーリング用の安いテントを張った夜に、叩きつけるような雨と風で、天幕を通して滲みてくる霧のような雨がテント内に降り注ぎ、一晩中、タオルでテント内の水を汲み出し続け

 

これはヤバいかも知れない!と一睡も出来ない夜を過ごした経験がある。

 

登山で装備をケチったらダメです。

 

靴も同様に10年過ぎた登山靴は捨てないと、あっという間に靴底が剥がれてとんでもない事態に陥ります。

 

この人もあと2、3日早く登っていれば最高の北海道の山を満喫して下山出来ていた事でしょう。

 

心よりご冥福をお祈りいたします。