BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -18ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

NHKの大河ドラマ「べらぼう〜蔦重栄華乃夢噺〜」が終了した。
視聴率だけで判断すると高くはなかったようだが、このドラマの完成度や反響は高かったようだ。
この「べらぼう」ないし「べらんめえ」は、江戸っ子がよく口にする言葉。
他の地域で聞かないので江戸っ子の専売特許のようなところがある。
程度が尋常でない場合や馬鹿げたことを嗜(たしな)めるときに使ったり、
はたまた、人を罵(ののし)る場合に使うこともある。
下町のイキのいい人の話し方を「べらんめえ口調」と言ったりする。
フーテンの寅さんの口調などもこれだった。

この「べらぼう」を漢字にすると「箆棒」。
この意味は、ゴマなどを摺る「すりこぎ棒」のこと。
台所でも、あまり出番はないが、
そこまでコキ下ろさなくてもいいだろうと同情したくなる。
この すりこぎ棒だが、その役割は、穀物などをすりつぶす役割があるところから、
「ごくつぶし(穀潰し)」とも呼ばれる。
一般的に「ごくつぶし」と言えば、定職もなくぶらぶらと遊び暮らす者、
すなわち無為徒食の者を表す言葉。
まさに、フーテン(瘋癲)の意味になる。
すりこぎ棒にすれば、「オレは役に立ってるよ。一緒にされてたまるか」
かもしれない。


寅さんが口にする「べらんめえ」は、すなわち「このフーテン!」

フーテンが、フーテン呼ばわりか。

*無断転載を禁止します。
*严禁复制粘贴**本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201

<了>

蓑虫(みのむし)と言えば、秋の落ち葉を集めて自分の身体に巻き付けて、
枝の端や、一本のクモの糸のようなものにぶら下がって風の中に居る。
そんなイメージの生物だが、昔の日本人には、
その姿を見て悲しい鳴き声が聞こえてくるように感じられたようだ。

蓑虫には「鬼の捨子」という 異名もある。
すなわち、鬼が捨てて行った子供にも見えたようだ。
『枕草子』43段にも、そんな蓑虫に対する記述がある。
そこを抜粋すると、
「蓑虫、いとあはれなり。『鬼の生みたりければ』親に似て、これも恐しき心あらんとて、
八月ばかりになれば『ちちよ、ちちよ』と、はかなげに鳴く、いみじうあわれなり」
八月は陽暦では10月か11月のこと。まさにウラ淋しさが募ってくる季節。
木枯らしが吹いてくるそんな夜に、自分を捨てた鬼の父だが、
子は「父恋し」と、はかなげに鳴くのは非常に哀れだ」の意味になる。
「父恋し」と泣いているように見える、これこそ上代の人の想像力。
蓑虫

明治生まれの俳人・高浜虚子が、これに取材した句を詠んでいる。
「 蓑虫の 父よと鳴きて 母もなし」とある。
この句、ちょっと穿った見方をしている。
『蓑虫が「父恋し」と鳴くそうだが、母もいないぞ』と、
一瞬の笑いを含んでいる。

また、江戸時代の俳人・与謝蕪村の句には、
蓑虫を「哀れ」というより「したたか」な存在として捉えた句がある。
「蓑虫の えたりかしこし 初しぐれ」
この「えたりかしこし」の意味は、
「ものごとが自分の思い通りになった時の喜びを表現する言葉」。
それを理解した上で、この句を解釈すると、
「これ蓑虫さんや、うまくやったね!蓑を着たところで初しぐれなんて」
となる。

寒空の下、「ミノムシ」は、多くを語ってそこにいる。

*無断転載を禁止します。
*严禁复制粘贴**本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201

<了>

バーチャル・リアリティ(virtual reality) は、仮想現実のこと。
この名付け親はフランスのシュルレアリストのアントナン・アルトーだという。
彼が活躍していた時代は、20世紀の初頭。
その頃と言えば、いわばテレビなどなかった時代。
さすがにシュルレアリスト。
こんな VR を想像していたのだろうか。

今日CNN News 見ていると日本の女子プロレスラー軍団「SUKEBAN (スケバン)」の記事が
目を引いた。
日本でプロレスは、どちらかと言えばマイナーな競技。
それでも熱狂的なファンも多い。
ただ、女子プロレスはさらにマイナーな位置に置かれている。
ところが、この「SUKEBAN」は、New York を拠点に、観衆に熱狂を興奮を与えているという。


日本の男子プロレスが日本のファンの域を出ないのに対して「SUKEBAN」は、
遠い異国で異彩を放っている。
色鮮やかななコスチュームを身に纏い、派手なメイクを施し、
優雅に振る舞うのではなく、繰り出すワザは一級品のドロップキックなどなど。
ロープの上から飛び込む、場外乱闘あり、煙が舞う演出など、
目を楽しませる華やかなプロレスを展開している。
これがアメリカのファンに大ウケだそうである。

それを表現しているのか、
「我々が生きている時代は、事物より模倣を、現物より複製を、現実よりも描写を、
存在よりも外観を好む傾向にある」という言葉がある。
「模倣」「複製」「描写」ときて、最終的には「外観を好む」で締められている。
これは、ドイツのフォイエルバッハの言葉。
今から200年ほど前を語ったもの。だが、まさに今の時代を言っているかのよう。

このドハデなパーフォーマンス(=外観)。
イイネ!

*無断転載を禁止します。
*严禁复制粘贴**本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201

<了>