BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -11ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「キミの瞳に乾杯!」
この言葉は、映画『カサブランカ』の中のセリフ。
ハンフリー・ボガードがニヒルな眼差しでイングリッド・バーグマンを見つめながら語るもの。
日本語の字幕には、そのように出てくる。

印象に残るセリフの一つだが、
原語は、 "Here's looking at you, kid. " という言葉。
これを日本語に直訳すれば、「カワイコちゃん、キミを見つめて( 乾杯!)」
といったところだろうか。
原語のセリフでは「眼」も「瞳」も出てこない。
だけどもこれを「キミの瞳」と訳したことで、
映画の観客の心をときめかせることになったとも言える。


先日のニュースに「人間の瞳孔はウソがヘタ」という記事が出ていた。
これは、ある研究論文について書かれたもの。
それによると瞳孔、すなわち「瞳」は、かなり正直者らしく、
人が、ウソをつく時、どんなに厚顔な人間であったとしても、瞳孔が かすかに拡張するという。
すなわち「瞳」は正直。ウソが下手、となる。
これを元にしたウソ発見機が開発されているという。

こんなことでウソがわかるのなら取調官は非常に仕事がはかどることになる。
どんなにウソつきな犯罪者が来たとしても、瞳から容易にウソを見抜くことができる。

取調官にとっては、「キミの瞳に乾杯!」といったところだろう(^。^)

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<了>

夏目漱石の小説『坊ちゃん』は、かつては、誰もが知っている小説の一つだった。
この小説に出てくる一人に「野だいこ」とあだ名される美術教師が出てくる。
この教師は、赤シャツと呼ばれる教頭の、いわゆる腰ぎんちゃく。
彼に対する記述を抜粋すると、
「べらべらした透綾(すきや) の羽織を着て、扇子をぱちつかせて、
お国はどちらでげす、え? 東京? そりゃ嬉しい、お仲間が出来て...」と出てくる。
まさに見え透いたお調子を言ったりする人物として描かれている。
彼のあだ名の「野だいこ」は、「たいこ」すなわち「幇間(ほうかん)」を意味する言葉。
いわば、お大尽にくっついてお調子を言ったり場を盛り上げる芸人のこと。
すなわち、たいこ持ち。
それに「野」がつくのは、それに達しない「野暮な幇間」の意味。
まさに赤シャツに追従する野暮な人物として描かれている。


とは言え、こんなお調子者は、双方にとって都合の良い存在。
「たいこ」側からすれば、お調子を言うことで地位を頂戴したり、お目溢しもある。
従(つ)かれる側、すなわちお大尽の方からすれば、
自分の側に立つ人間が居ることで安心感を得ることができる。
両者それぞれにメリットはある。
勝手なことをしても、こんな「たいこ」が支持者となりうる。
それゆえに益々つけあがるとも言える。

「益々つけあがる」と言えば、トランプ氏。
ほとほと世界は困り果てているとも言える。
幇間が居る間はいいが、そのヨイショも、もはや、ここまで。

どうも、赤シャツのその後と重なりそうだ...

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<了>

古代ギリシア時代のヒポクラテスは、医術を確立した最初の医者として知られる。
彼は、迷信的要素を廃して経験科学としての医学を発展させた人物とも言える。
「医学の基本に帰れ!」
と言われるときには、彼の名を同時に挙げられたりもする。
このヒポクラテスは、「無知の知」を唱えた哲学者のソクラテスは同時代の人。
思えば、古代ギリシャの中でも古い時代に属した人物。
このヒポクラテスが残した言葉に、「学芸は長し、生涯は短し」などというものがあるが、
原文は、"ars longa, vita brevis."
上記の訳では、ちょっと違うようにも見える。
一つ一つ分析すると、"ars" は、いわゆる"art" 。技術、芸術などを表わす言葉。
"longa" は長い。"vita" は人生。"brevis" は短し。

これをつなげて一つの文にすると、
「人の人生は短い。アートを完成させるのは人生よりも遥かにかかる」とも解釈される。
ただ、これを説いたヒポクラテスが医師であったところから判断すると、
「医術は(奥深く)長い、それゆえにマスターするのには人生は短いものだ」
という意味として解釈するのが妥当と思える。
さらに言えば、「医術は、一生かかってもマスター出来ッコない」ともなりそうだ。

昨年、映画『国宝』がヒットした。


これは、歌舞伎の世界の確執や切磋琢磨して芸を磨き上げることなどが描かれている。
そういった面に、この言葉を当てはめてみると、
「(歌舞伎などの) 芸事は、(奥深く)長い。だけども一生は短い」
とも言える。
これで思い出すのは「文楽」義太夫の人間国宝だった竹本越路大夫さん。
彼の言葉に、「義太夫を極めるのは一生では足りなかった。もう一生いる」
というのがあった。
思えば、人間も、そうかもしれない。

確かに、、、一生では足りない。
もう一生行くか。

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