ここに描かれているのは、古代ギリシャ時代の哲学者たち。
中央を彩っている向かって左側はプラトンであり、右はアリストテレス。
赤いコスチュームのプラトンのモデルは、明らかにレオナルド・ダ・ヴィンチ。
ラファエロ『アテナイの学堂』その前面に思索に耽る哲学者はヘラクレイトス。
このモデルはミケランジェロと言われている。

この壁画全体の構図からすれば、ヘラクレイトスは意外に存在感がある。
思えば、本当の意味で「哲学」していた哲学者というのは、
ヘラクレイトスかもしれない。
彼は、世間の人々や政治の不条理を嘆き「泣く哲学者」と呼ばれた。
また、彼の哲学が難解であったところから「闇の住人」とも評された。
それは、この絵からも想像がつくとも言える。
ただ、ミケランジェロをモデルとして使ったのは、何かワケでも?
このヘラクレイトスの考え方の一つに、
「対立しあうものや相反するものから調和が生じる」というのがある。
いわば「弁証法」。
20世紀初頭のノーベル賞作家トーマス・マンも著書『魔の山』の中で、
「対立し合うものは調和し合う」と書いている。
その後の言葉として、「調和し合えないのはそれが中途半端だからだ」とある。
対立するものが、対立を続けているようならば安定はあり得ないと表現している。
思えば、今現在の世界情勢を見ると、イラン問題でそのような対立の中にある。
アメリカのバンス副大統領がパキスタンに出向き、イランと協議したが、
会見したところによれば、合意に至らずということになった。
どうするつもりなんだ?
我々が置かれた立場は、
まるで『アテナイの学堂』のヘラクレイトス。
*無断転載を禁止します。
*严禁复制粘贴**本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。
*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。
にほんブログ村
フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201
<了>


