この小説に出てくる一人に「野だいこ」とあだ名される美術教師が出てくる。
この教師は、赤シャツと呼ばれる教頭の、いわゆる腰ぎんちゃく。
彼に対する記述を抜粋すると、
「べらべらした透綾(すきや) の羽織を着て、扇子をぱちつかせて、
お国はどちらでげす、え? 東京? そりゃ嬉しい、お仲間が出来て...」と出てくる。
まさに見え透いたお調子を言ったりする人物として描かれている。
彼のあだ名の「野だいこ」は、「たいこ」すなわち「幇間(ほうかん)」を意味する言葉。
いわば、お大尽にくっついてお調子を言ったり場を盛り上げる芸人のこと。
すなわち、たいこ持ち。
それに「野」がつくのは、それに達しない「野暮な幇間」の意味。
まさに赤シャツに追従する野暮な人物として描かれている。

とは言え、こんなお調子者は、双方にとって都合の良い存在。
「たいこ」側からすれば、お調子を言うことで地位を頂戴したり、お目溢しもある。
従(つ)かれる側、すなわちお大尽の方からすれば、
自分の側に立つ人間が居ることで安心感を得ることができる。
両者それぞれにメリットはある。
勝手なことをしても、こんな「たいこ」が支持者となりうる。
それゆえに益々つけあがるとも言える。
「益々つけあがる」と言えば、トランプ氏。
ほとほと世界は困り果てているとも言える。
幇間が居る間はいいが、そのヨイショも、もはや、ここまで。
どうも、赤シャツのその後と重なりそうだ...
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