BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -10ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

年が明けてコンビニなどに立ち寄ると「合格祈願お菓子」なるものが並んでいる。
世は、まさに受験シーズン突入ということもあるようだ。
店頭には、通常のままで「受験お菓子」となるモノもあるが、
祈願バージョンに変身して並んでいるお菓子も並んでいる。
そのままの形の代表は「キットカット(KitKat)」もちろん「きっと勝つ」という縁起モノ。
変身組には「勝ちグミ」「勝っぱえびせん」「咲っぽろポテト」「さや応援(えん)どう」など、ロゴや衣装も変えて店頭に並んでいた。
買わないまでも見ているだけで楽しい気分になる。
ただ、考えてみれば、受験は、厳しい世の中の現実そのもの。
だけども、世の、ほとんどの人が、何らかの形で受験を経験している。


そんな受験を扱った雑誌の一つ「蛍雪時代」は、戦前から続く旺文社が発行する雑誌。
その旺文社が提供していたラジオ講座を聴いていた憶えがある。
この名称の由来となる「蛍雪」は、中国の故事によるもの。
その故事とは、東晋の車胤は貧しく、
灯火を買う金がないために蛍を集めて袋に詰め、それを灯としてその光の下で学び、
同じく貧困の孫康は雪明りの元で学んだというもの。
この二人ともに鋭意精進を果たし、学びを極め、出世街道を駆け上ったというもの。

こんな故事に異論を挟んだのは、現代人ならずや江戸時代の学者・本居宣長。
「ホタルを集めて灯火にするのだと?
蛍の季節はわずか1、2週間の寿命。
そして、雪と言っても、よっぽどの雪国でもその方法では長くはできない。
それ以外の日は、どうしていたんだ?」
学者ならずとも、その辺のことは気になるところだが、
同時代に生きていなくても、本居宣長の気性を、もって知るべしというところでもある。

その昔は、合格発表は、校内に張り出されていた。
その日に行けない人は「合否電報」なるものを依頼した。
合格を知らせる電報には、「サクラ サク」というのが決まり言葉だった。
残念ながらの不合格を表すものは大学によって違った。
その代表的なのは、早稲田大学では「イナホチル(稲穂散る)」
信州大学では「シナノジノ ユキフカシ(信濃路の雪深し)」なるものがあった。

受験という厳しい冬を越して、春には
「サクラ サク」
こうありたい。

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<了>

全国的な寒波が襲来した。
こんな季節になると「瞽女(ごぜ)」さんが思い浮かんでくる。
主に津軽地方で津軽三味線の門付け演奏をしながら旅をして生計を立てる盲目の女性たちのことをそのように呼んだ。
1970年代には、この瞽女をテーマとする映画がいくつか上映された。
そんな映画に魅かれたものだった。
津軽三味線の三味線の種類は、いわゆる太棹三味線。
座敷で弾かれる三味線はたいてい細棹の三味線。
太棹三味線の方が太く大きな音が出る。
家々を回り、門付で演奏するには、やはり大きな音でなければ注目されないところから、
太棹三味線を弾いたという。
それらの映画では、瞽女が前を歩く人の肩に両手を添えて雪の中を歩くシーンが映し出されていた。
津軽の厳しい冬、そんなものが描かれていた。


わが古い知人は、津軽三味線の奏者。津軽三味線の大きな賞もとっている。
出身は山形県の酒田市。
彼が津軽三味線の奏者を目指したとき、師匠から「津軽に住まなければ津軽はわからない」と言われ、内弟子として津軽に移り住んだ。
そこで厳しい冬と、門付けの辛さを身をもって知ることで生まれる音色を掴んだという。
彼が演奏の時に語る話の一つに
「津軽では今、『地吹雪体験ツアー』なるものがある」ということを口にする。
今では一つのツアーになっていることだが、
地吹雪は瞽女にとっては、厳しい津軽の現実だったのだろう。

種田山頭火の句、「鉄鉢(てっぱつ)の中へも霰(あられ)」
これは、門付けの鉄鉢に霰が、甲高い金属的な音を響かせているというもの。
別の角度から読めば、ユーモラスにも響いてくる。

人の人生、厳しさの中にも、それぞれに、ちょっとした面白さもあるもの。
そんなものを含んでの津軽三味線。

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<了>

「キミの瞳に乾杯!」
この言葉は、映画『カサブランカ』の中のセリフ。
ハンフリー・ボガードがニヒルな眼差しでイングリッド・バーグマンを見つめながら語るもの。
日本語の字幕には、そのように出てくる。

印象に残るセリフの一つだが、
原語は、 "Here's looking at you, kid. " という言葉。
これを日本語に直訳すれば、「カワイコちゃん、キミを見つめて( 乾杯!)」
といったところだろうか。
原語のセリフでは「眼」も「瞳」も出てこない。
だけどもこれを「キミの瞳」と訳したことで、
映画の観客の心をときめかせることになったとも言える。


先日のニュースに「人間の瞳孔はウソがヘタ」という記事が出ていた。
これは、ある研究論文について書かれたもの。
それによると瞳孔、すなわち「瞳」は、かなり正直者らしく、
人が、ウソをつく時、どんなに厚顔な人間であったとしても、瞳孔が かすかに拡張するという。
すなわち「瞳」は正直。ウソが下手、となる。
これを元にしたウソ発見機が開発されているという。

こんなことでウソがわかるのなら取調官は非常に仕事がはかどることになる。
どんなにウソつきな犯罪者が来たとしても、瞳から容易にウソを見抜くことができる。

取調官にとっては、「キミの瞳に乾杯!」といったところだろう(^。^)

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<了>