BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -10ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

今スペインで最も人気のスポットはアントニオ・ガウディが設計した "サグラダ・ファミリア" ではないだろうか。
1882年に建築が始まってから100年以上。完成は今のところ2034年ごろと目されている。
今年は、アントニオ・ガウディの没後100年となる年で、
この4月から記念金貨の予約が始まったと出ていた。
アントニオ・ガウディ記念コイン


我々日本人にとっては、百年以上もかけて建設していることに驚くが、
ヨーロッパの教会堂の建築では100年どころか、300年ほどかけたものまである。
それを思えば140年以上かけたと言えど霞んでしまうほど。
ヨーロッパの歴史をかけた巨大建築のほとんどは、こういった教会堂。
なぜ、このようなものを建てるのか?
その目的の一つは、巨大なものを前にすると人はおのずと崇拝の念が湧いてくるもの。
巨大と言えば、出雲大社の〆縄は、見るからに巨大。
だけども、古代の出雲大社の社殿は100メートルほどの高さがあったと伝えられている。
そんなものを前にすると「畏怖」する心が生じ、人は自然(おのず)と頭が下がるものらしい。
"サグラダ・ファミリア"の高さは172メートル。
50階建てのビルほどになる。思わず畏怖する。
日本のカトリック信者の少なさは、畏怖するような建築物が少なかったからだ、
という説もある。

当方は、50年以上前からのガウディ・ファン。
当時、パルコ出版発行のガウディ建築の付録としてついていた "サグラダ・ファミリア" の構想図ポスターを我が部屋に長い間 飾っていた。
その構想デッサンは、主塔はここまで高くなく、黒っぽく描かれ威容を感じさせるものだった。
今、完成間近い"サグラダ・ファミリア" は、いつの間にやらスマートでカッコ良くなった。

それもいいが、ガウディが当初構想した、あの「威容と畏怖」のイメージ。
これが欲しい気がするのだが...。

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<了>

俳句は、わずか17文字の世界。
この短い言葉の中に様々な感覚や情景を描くことができる。
五感には視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚といったものがある。
この中でも、視覚と聴覚は遠いものを捉える「遠感覚」であり、
味覚、嗅覚、触覚は近いものを知覚する「近感覚」ということができる。

俳句に、さりげなく、そんな遠近感が詠まれていたりする。
松尾芭蕉の俳句に、「鐘(かね)消えて 花の香は撞(つ)く 夕(ゆうべ)かな」というのがある。
この句にもそういった遠近感が詠み込まれている。
この俳句を解釈すると、
遠くから聞こえてきた鐘の音は、次第に微(かす)かになっていき (聴覚)=遠感覚
我が近くに咲いている花の香りが漂っている (嗅覚)=近感覚
私は今、そんな暮れなずむ夕暮れを見つめている (視覚)=遠感覚

芭蕉は、聴こえてくる鐘の音と、近くで咲き誇るかぐわしき花の香とが、
織りなす幻想的な夕暮れの風景を描いてみせた。

匂いに触れたり、音を見たり、
風景を聴いたりするような共感覚の世界観で詠んだ俳句とも言える。

近くにある図書館の夕暮れ

この図書館は村上春樹がエッセイに若き日を過ごしたことを書いている。
同じ若き日、もしかしたら、すれ違っていたかも知れない。

夕暮れは、そんな懐かしさを含んでいる。

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<了>

一昔前なら「翻訳ソフト」はアテにならないという扱いを受けて、
どの翻訳サイトを使うのがいいか、などというのが話題となっていた。
今も、もちろん、完璧とは言えないが「かなりいい」というレベルまで上がっている。
あとは、ニュアンス(nuance)の問題。
そのあたりまで到達しているように思えるが、そこが微妙。

翻訳といえば、アメリカの O・ヘンリー の小説は古くから日本に翻訳されている。
一番有名な小説は、日本では、おそらく『最後の一葉 (The Last Leaf)』
誰もが知る短編小説。


アメリカでは "The Caballero's Way" や "The Duplicity of Hargraves" が上がる。
"The Last Leaf" は、日本語訳すれば、そのまま"最後の一葉" と訳すのに異論はない。
だけども、"The Caballero's Way" は容易にはいかない。
"Caballero" は純粋な英単語ではなく、スペイン語で「騎士」や「紳士」を意味する言葉。
"Way" は、ご存知の通り、「道」や「方法」「やり方」などの意味。
この短編の日本語タイトルは、『騎士の道』となっているがニュアンスが違うような気がする。
この小説の舞台は、西部劇時代のアメリカゆえに「騎士の道」というのは、
ちょっとそぐわないような気がする。
我が流にこのタイトルを訳せば『紳士的なやり方』。
この小説の内容も含めて判断すると、このあたりかと思う。
ニュアンスにあったように翻訳するのは難しい。

もう一つ、こんな英文がある。
"The legacy I am most proud of is being a bringer of peace and a unifier of people."
これは、トランプ大統領が去年、就任時に語った演説文の一つ。
この意味は、
「私が最も誇りとするレガシーは、平和をもたらし人々を一つにまとめる存在であることだ」

これは、ニュアンスどころか、
今、果たして翻訳に値する言葉だろうか?(~_~;

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