BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館 -9ページ目

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

「〜は度外視して」などという言葉がある。
この「度」は程度を表し「外視」は目を向けないこと。
すなわち、「無視」の意味で使われる。
この言葉のモトを辿れば中国の故事成語に行き着く。
この故事は、後漢成立の頃のこと。
前漢が滅び、王莽による「新」が誕生し、新たな王朝の成立となったが、
わずか数年でそれを打ち破ったのが劉秀。後漢の成立後、光武帝となったアノ皇帝。
その時、まだ、中原あたりには反対勢力がいる。
そこで、味方の将兵には敵軍を打ち破ろうと進言する者もいたが、
そこで光武帝が語った言葉が「残ったヤカラ(輩=敵軍)は度外視しよう」。
あえて戦うことはない。すなわち無視。
しばらくして、光武帝の言った通り、戦力を使うことなくその軍は「勝手に自滅」したとある。
「無視」作戦成功、といったところである。

今、世界が注目している地域にグリーンランドがある。
グリーンランド

アメリカのトランプ大統領が、この地域に関心。
領有を欲することを公言している。
もともとデンマーク領の自治政府があり、地域には首相も存在している。
先日、アメリカ領になることを拒否した。
ただ、相手はトランプ氏。
人騒がせな御仁だけに、何をするかわからない。

洪武帝の敵軍のように、度外視で「勝手に自滅」とはならないのは確か。
さあ、今後どうなる?

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<了>

映画監督スタンリー・キューブリックの名を知らなくても、
彼の代表作『2001年宇宙の旅』は、今でも知られる人気映画の一つである。
初期の作品には『現金(ナマ)に体を張れ』などのハードボイルド系の作品があるが、
これは、競馬の売上金の強盗犯罪を描いたもの。
この映画に関するキューブリック自身のコメントに、
「犯罪映画は非常に闘牛に似ている。そこには儀式というものがある。
その儀式とは最後には闘牛士が勝利を収めること。
そんな風に犯罪に関して、ついには成功しないという通底した概念がある。
その辺りを突くことが監督としての醍醐味である」
すなわち、映画の醍醐味とは、儀式を破ることらしい。

彼の代表作の一つ『博士の異常な愛情』でも「儀式」が破られているとも言える。
歴史的事実では、飛行機操作の誤りで原爆は落ちてはいない。
ところが、映画ではそれを搭載したアメリカの飛行機が、刻々とその時を迎えて行く。
まさか、この映画では、落ちることはないだろうと観客は思いつつも、
「この監督なら歴史的事実に反して、そこまでヤルかも?」
と思わせるものを持っている。

また、『時計じかけのオレンジ』でも同様。
時計じかけのオレンジ

歴史的事実通りでなかったり、犯罪者は負けるものという儀式が破られたりすることが
スクリーン上で起こったりする。
「奇策」が観客をワクワクさせる。

今日の大きなニュースは「高市首相電撃解散」というもの。
通常国会の衆議院・冒頭解散する方向になったという。
そうなれば、通常国会の冒頭での解散。真冬の投票。解散から投票まで16日という短さなど、
様々な「儀式」破りがあるようだ。
高市劇場となる「奇策」の総選挙は、様々な憶測・批判を浴びている。

「奇策」は、観客をワクワクさせるが、果たして「吉」か「凶」か。

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<了>

火渡り神事なるものがある。
これは、仏教の「行(ぎょう)」の一環として行われているもの。
いわば、火による「みそぎ」のようなもの。
危険に見えるが適切に執り行われる限り火傷を負う危険はないという。
この火渡り神事は日本全国で行われており、修験者だけでなく一般人も参加できるものもある。
ただ、知識がないと危険が伴う場合がある。
基本的には走らず、落ち着いて踏み歩いてゆけば大禍なく越えられるものらしい。


この火渡りは日本に限ったことではなく、
古代ギリシャ時代の神殿で神事として行われていたという記述もある。
ベトナムやスリランカでも同様な儀式としてあるという。

この火渡りに関して、ちょっと面白い逸話もある。
それは、古代ローマの時代。
一人の男が市民税を逃れるために、自己の特殊性を説いたというもの。
その特殊性の証拠として、火渡りを行なったという。
そのことがプリニウスの『博物誌』の中に書かれている。
プリニウスは、ポンペイの火山爆発の視察に行き、そこで命を失っている。
そこから類推すると、少なくとも紀元前後ぐらいには行われたことになる。
また、時代は下って中世フィレンツェの時代、
聖職者がこの火渡りをしてペテロ・イグネウスの聖者に列せられたという話もある。
日本では、各地で行われている神事ではあるけれど、これは、摩訶不思議とも言える。

この神事の科学的解明をするためにドイツ人科学者などが訪ねて分析を行なった。
そこで調査すると炭の温度は600度。
皮膚は100度で火傷となるはずだが平気で渡り終える。
そこで、下した結論がライデンフロスト現象。
それは、焼けた鉄板の上に水を落とした時にしばらく雫が残る現象。
これが皮膚の表面で行われているというもの。

この神事は基本的に邪気を払うもの。
市民税の軽減や科学的解明より、必要なのは修行の「心」。
これが肝心。

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<了>