ビールでハメを外し、ジンで崩壊。 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

ビールの季節になってきた。
果たしてビールはいつ頃から作られているのか?
それを探れば、いわゆるメソポタミア時代まで遡(さかのぼ)ってしまう。
ハンムラビ法典で知られる古代バビロニアのシュメール文明の遺跡から発掘された粘土板にも、
「ワイン」や「ビール」を指す言葉が出てくる。
そこから察することができるのは、庶民はビールを呑み、高級階層はワインを呑んでいた。
ビールは、それほど人に近かったとも言える。
それで思い起こすのは、ウィリアム・ホガース(William Hogarth)。
彼は18世紀の画家。版画家といった方が正確かも知れない。
当時の有様を風刺的に描いた作品が多い。
彼の作品で殊に知られているのが「Beer Street & Gin Lane」
邦題としては「ビール通りとジン横丁」
Beer Street
Gin Lane
「ビール通り」には少しエロオヤジ的な雰囲気はあるが街並みは綺麗で繁栄を描いている。
一方「ジン横丁」は、通り自体も崩れ掛かったような狭い通りで、
そこには、酩酊状態のイかれた人たちが描かれている。
実際に18世紀初頭から半ばにかけてのイギリスでは安価なジンが出回り、
狂気の時代だったようだ。
ある種の通りは、このようなうらぶれた世界。
ここまで行かなくとも、呑む人には、酒の失敗ということも多々あるもの。
わかっちゃいるけど...
というものらしい。

古代バビロニアの法典には、酒を呑むなという条項はないが、
酒の量をごまかしたら「死刑」。こんな物騒な条項があった。

やはり、酒は嗜む程度、というのが宜しかろう。

*無断転載を禁止します。
*严禁复制粘贴**本"Boots strap"博文禁止复制粘贴。如有发现,本人将采取法律措施。

*2カ所のブログランキングに参加しています。
↓↓下のアイコンにポチッとお願いします。押すとランキングのページに行きます。お手間ですが戻ってきて、もう一つ下のアイコン(にほんブログ村)にもポチッとして頂ければ、、。

エッセイ・随筆ランキング
↓↓ にほんブログ村は、こちら。  
にほんブログ村 小説ブログ エッセイ・随筆へ
にほんブログ村

フレンドリーでリーズナブルな外国語スクール
*外国語リニア
芦屋市大原町12-1 プティビル 201

<了>