オリンピックピック、走って駆けて〜♪ | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

今年パリ・オリンピックが開催される。
パリでオリンピックが開催されたのは1900年の第2回大会と1924年の第8回大会。
そして、今年が2024年だから実に100年ぶりとなる。
提唱者はクーベルタン男爵(Pierre baron de Coubertin)。
「オリンピックは参加することに意義がある」という言葉で知られるフランス人。
今は押しも押されもせぬスポーツの祭典だが、
もともとは万国博覧会の付属物として開催されたもの。
1900年のパリオリンピックは、まさに万国博覧会期間中に開催され、すなわち5月24日から10月28日まで開催された。
驚くほど会期が長い。

それもそのはず、スポーツ競技のExposition、すなわち展示、
そしてスポーツを通してEchange=人と人とが交流を図ろうとする理念だったようだ。
端的に言えば、スポーツの博覧会。
そのため、万博の開催中に催され、
「今日は、こんなスポーツ、明日は、別のスポーツ」といった具合に、
スポーツ競技を人々に展示させることを中心とした大会だった。
競技するというより、見せる要素の方が多かったと言える。
すなわち「参加することに意義がある」となる。

ただ、第1回は古代オリンピックの源泉となるアテネで行なわれた。
それらは、明らかにスポーツの競技大会の要素を持っていたが、
第2回大会となるパリオリンピックは、万博の展示物の一つ。
その後も、クーベルタン男爵のイメージ通りのオリンピックが行われていれば、
そのまま見せ物で終わったかもしれない。

先回の東京オリンピックは新型コロナもあり、不完全な形で終わってしまった。
そのため、パリオリンピックに期待するところは大きい。
その東京オリンピックの終了時に、
次回予告編のようなパリオリンピックの短い画像が流されたことが思い出されてくる。
それは、セーヌ川が流れるパリの街の上を三色旗の雲を残して戦闘機が旋回し、
「ああ、パリだ」というイメージを深めた。
そして、エッフェル塔の前の広場にはオリンピアンとして知られるスポーツ選手が集結する姿。
これを見た瞬間、パリオリンピックは素晴らしいものになる!
そう思わせるものを感じた。

その時、東京はセンスで敗北したと感じたのは、私だけだろうか?

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<了>