本日、ところにより、認知症 | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

西洋系の外国人と話している時に時々出てくるのが "Best man"
結婚式などで新郎の付き添いや世話をする役割の人ということになるが、
儀式の時にちょっとお願いするだけの存在ではなく、生涯にわたって良き友人となる人。
西洋世界の制度が生み出したものだが、そんな友人がいることはありがたい。

「大切な友」という表現で最高度の言葉は、
おそらく「刎頸(ふんけい)の友」ないしは「刎頸の交わり」という言葉。
「お互いに首を斬られても後悔しないような仲」という意味になる。
中国の『史記』の中に出てくる故事から生まれたもの。

この言葉が、一躍、日本で知られる事になった事件があった。
それは、当時の首相であった田中角栄氏がロッキード事件で追究を受け、
そこで国会の証人喚問を受けた当時の国際興業社長だった小佐野賢治氏が、
田中角栄氏との関係を訊かれた際に
「刎頸の交わり」と答えたことで知られる事となった。

喚問で、その言葉以上に有名になったのは、
小佐野氏が、質問を受ける都度、繰り返した逃げの答弁の言葉、
『記憶にございません』。
いつしか、それが政治家の逃げ口上の常套語となった。
これは、当時の流行語にもなった。

あれから50年。
それ以外で、いつしか政治家の常套語となっているものに、
「答弁は、差し控えさせていただきます」というのがある。
都合が悪い時や言いたくない時に発するもの。

日常生活では決して発することのないボキャブラリーではあるが、、、

今や、その世界では決まって出る言葉となってしまった。

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<了>