天才の言うことは、凡人には わかりませ〜ん | BOOTS STRAP 外国語と ゆかいな哲学の館

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ありふれた日常を考察する
<芦屋・三宮>

WBC効果なのか、メジャーリーグや日本のプロ野球の情報も多くなった。
プレーする選手やチームへの関心が高まっている。
日本のプロ野球チームの監督は、現役時代に名を馳せた一流プレーヤーばかり。
一方、メジャーリーグの監督は、そうではない。
たとえば、野茂選手が活躍した時代のドジャースの監督は誉れ高いラソーダ監督。
彼は、メジャーでプレーしたのは3シーズンのみ。
それも通算成績0勝4敗、防御率6.48と全く振るわなかった。
ところが、監督としては地区優勝8回、リーグ優勝4回、ワールド・シリーズ優勝2回。
輝かしい限りである。
彼の経歴を辿れば、短い選手生活のあと、まずコーチとなり、
頭角を顕してチームを預かる1Aの監督。
そして、2A、そして3Aと順々に積み重ねて、やがてメジャーの監督へ。

日本のように野球の名選手と呼ばれた人が監督になった場合、当たり外れが大きい。
その「はずれ」の例として挙げられるのが長嶋茂雄監督。
もちろん彼は、優勝も果たし名監督とされる。
あれほどの選手だったが、監督就任中には初の屈辱となるリーグ最下位もあった。
彼の問題点は「言語能力」などとも言われた。
スーパープレイヤーゆえに、打てない、守れない選手の気持ちがわからない。
それをしっかりと言葉で表現できない。
その点、名監督とされた野村監督は、無用の言葉も多いが、言語能力は高い。
彼はミーティングを通じて選手を教育することは、よく知られている。
そんな風に、概して言語能力の高い監督ほど好成績を残すと言われる。
そして、もう一つ、”運”を持っていることも重要な要素だ。
運のない人間に任せると碌(ろく)なことはない。
指導者は、人間的な魅力があり、言語能力が高く、運を持っている。
この3要素が重要。

現今のプロ野球の監督で異色なのは日本ハムの新庄監督。
タレントとしての側面が大きいが選手としても結果を残しメジャーリーグも経験している。
他の監督同様、一流プレイヤーであったのは間違いない。
上記の3要素に当てはめてみると、人間的魅力や発信力は並以上にある。
”運”、これも大いにありそうだ。
ただ、未知数なのは選手に対する言語能力。
これが発揮できれば、去年の最下位から ”大化け” なんてことも?

海の向こうのメジャーリーグも日本の野球もシーズンは、まだ始まったばかり。
様々に関心を集めた野球。熱い戦いが続いていく。

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<了>