
ブライトバーン/恐怖の拡散者
【オススメ対象】
・ホラーテイストのヒーローものに関心がある方
・もし性悪のヒーローが生まれたら
・スプラッターに耐性のある方
・昨今のヒーローものに食傷気味なんだけど
この評価を読む前に
映画の嗜好について
を一読してください。
レンタルは劇場での上映時期とはズレてます。
ジャンル・・・ホラー
1)オススメ・・・8
2)ツボ・・・7
3)脚本・・・7
4)映像美・・・8
5)特殊効果・・・8
6)俳優・・・8
7)監督・・・8
8)音楽・・・8
9)独自性・・・10
10)キャラ・・・8
合計・・・79点
【概要】公式サイト
上映時間:91分
レンタルにて鑑賞。
2019年アメリカ映画。
製作:ジェームズ・ガン他
監督:デヴィッド・ヤロヴェスキー
出演:エリザベス・バンクス、デヴィッド・デンマン
ジャクソン・A・ダン
【トレーラー】
【ストーリー紹介】公式サイトより引用
人類の脅威それは、ある少年の反抗期からはじまった。 子供ができず、ずっと苦しんできたトーリ(エリザベス・バンクス)は、母になる日を夢見ていた。ある日、謎めいた男の赤ちゃんの到来でその夢が実現する。聡明で、才能にあふれ、好奇心旺盛な子供ブランドンは、トーリと夫のカイル(デヴィッド・デンマン)にとってかけがえのない存在となった。しかし、12歳になったブランドン(ジャクソン・A・ダン)中に強烈な闇が現れ、トーリは息子に恐ろしい疑いを抱き始める。やがてブランドンは、普通の人が持つ事のない異常な力を発揮し始める。そしてブランドンは、カンザス州・ブライトバーンをとてつもない恐怖に陥れていった───
【総評】最下層にネタバレ記事あり
もしスーパーマンことクラーク・ケントが性善ではなく性悪だったら。。。そんな発想から生まれたのかわからないが、そういう設定をホラーテイストで仕上げた映画。ホラーなのでかなりスプラッターなえぐいシーン満載。
ちなみに親が虐待とかトラウマになるような育て方はしていない。ブランドンの親は実に親らしくダメなことはダメだと育てていた。それでも悪属性になってしまったのは、彼本来の属性なんだろう。スーパーマンのスキルを持ち合わせた子供がちょっと悪いことをしたら、ちょっと小突く程度でも人はふっとぶ。
ホラーだからなのか、無駄にえげつなくしている感があるなと思ったのは自分だけだろうか。瞳にガラス片が刺さってそれを抜くシーンがあるけど、必然性があるのかなって思ってしまった。
悪属性スーパーマン少年をホラーテイストで突っ走った映画なので、正直、脚本的な面白さは薄い。もうちょっと驚かされたかったな。
あとこれは強く言いたいんだが、
副題はいらない。

ここからはネタバレあり。
オチに触れるので、映画観賞後に読んでください。
それではいきます。
結局、ブランドンは両親とも殺してしまい、もう誰にも止められなくなった。ブランドンは、カンザス州・ブライトバーンの災厄そのものになってしまう、という次回作を予見させるオチ。チラッと劇中でフェイクニュースなのかどうなのかわからないが、アクアマンやワンダーウーマン的な存在もいて、そいつらも悪属性のような話もしていた。Amazonプライムのオリジナルドラマ「ザ・ボーイズ」な展開もいいかもしれないが、もうすでにドラマでやってるから、オリジナリティ重視ならダメかな。