学校無しの夜の仕事のみという楽勝な生活が最高に心地良くて、あと2週間で終わるのが悲しみ。
3ヶ月休んで本当によかった。家のこと、ビザのことでかなりやることもあったし、このアドバイスをくれた語学学校の受付の人に感謝。
雪は積もることなく今日は晴れ。
頼んだイヤホンをモンパルナスのスナックに取りに行く。
清々しい。パリを日常に歩くことが好き。
オシャレな人がたくさんいて
周りに人や建物の雰囲気が楽しい。
日本のヨドバシと同じくみんなに人気でなんでも売ってる場所。だから買う予定無くてもふらふらしに行くの大好き。
一階に注文品受け取りカウンターと書いてあるが見当たらない。返品受付コーナーにたくさん並んでいるが、そこには受け取りと書いてないからたぶん違う気がする。
よくよく見てみたら、一番奥に受け取りカウンター発見。読み通り。
街や駅で迷いながら ^_^探してる場所を見つけるのは楽しみ。
たくさん並んだ注文品
レジのマダムが『ボンジョルネ』と笑顔で送ってくれて今日もすごく嬉しい。当たり前のこの挨拶があるからこの街が好き。そして一人一人が映画に出てきそうなキャラ。
フランス人の一般人は皆が主役という感じで堂々としているのが見てて楽しい が、この後行った日本の書店でも背中を丸めてエプロンしてる日本人の店員さんが素朴でかわいかった。
フナックはニンテンドーやらレゴやら
まじ誘惑たくさんでやばし
ソニーのWF-C510
さっそく着け心地も使い心地も良いわー
少し高いのにしただけでこの違い。
なぜか説明書が二つ入ってた。
イヤホンの1万2万とかするのって何が違うんだろか。もはや1万と2万の差って ねぇ
お金の余ってる人向け?
通りすがりのレンヌのマルシェを覗き
オペラの京子まで納豆割引買いに行く
久々にセーヌを渡って右岸へ。
たこやきが割引だったから、今日の賄いでいつもお世話になってる部活のみんなに味見してもらおうと買いました。
グランメゾン東京で言うところの、お詫びメシ。
マヨネーズ8€
お好みソース6€
かつおぶし 5€
たこ焼き3€
たこ焼き以外が高すぎる、、
ところがこの後持っていくの忘れたから、月曜日にする。
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さて!今日の仕事!
週の最後だからバシッと決めなくては!
賄い時にニナが、私たちに向かって、『シオサン、今日はしっかり頼むよ 昼のセシルも、いや、今週全員がヘマしてるから疲れさせないでちょーだいよ』って言っててウケた!
私以外もみんなやらかしてると聞いて、安心感。
いや安心してらんない。頑張ろう。
バランタンとルナが、同時に『クロックムシュ半分こしない?』と言い合っててめちゃかわいい。みんなで『カワイー』と日本語で言う 笑
いいコンビの厨房の2人だ。一緒に働いてて、私も接してて楽な仲間。
で、いつもより視野広げてケアに全力尽くした。事前に予約チェックしたり、全体の注文メニューのバランス気にしたり。自分で言うのもなんだけど、どピーク時間帯にニナが常連さんの相手で長話(このタイミングだけは勘弁してほしい 泣)してる時に、私は必死に他のお客さんたちをお待たせしないように走りまくった。普段も割と私は日本人でこういう空気は読むので、役立ててるはず。昨日の失敗をもうクヨクヨせずに自分を鼓舞。
グループのテーブルは正直苦手(注文に気を使うから)だったからニナが行ってくれるのを期待したが、次から次へとお客さんが入ってきたり、他の対応でニナはとても行ける気配が無い。アクセルも避けてるのか行ってくれないから、私は腹を括って自分で挑んだ。したらフランス人の典型的な、レストランの利用の仕方をわかってる人たちだったので、綺麗にスマートな、シンプルに頼んで欲しいものを頼んでくれた。ちょっと変更の要望はあったけど、それも私は対応できた。だかしかし、この時間は複数のテーブルが同時に先に着いたため、残り少ないメニューの残数が数分差で変わるため、大変気を遣った。
私は日本で従業員の配置と休憩を管理していたので、それに比べたら楽だし、全体見るの得意かも。
それも私が走り回って厨房とニナ達に確認したため、うまく処理できた。セーフ。
他にもじゃんじゃん食べ終わってデザートに切り替えなきゃいけないお客さんなども同時にいたのに、ニナは常連さん接待で長話。アクセルもなんだかマイペースにやっているので正直焦った。
よく乗り切ったわ。という場面だった。
やはり私は日本人なのだろう。待たせても仕方ない とは思えないので、誰も怒るわけはないけれど、お客さんを待たせすぎたら痺れを切らせるんじゃないかとドキドキしてしまうのだ。
少しだけ落ち着いたタイミングで今度はニナがアクセルに昨日のことに関して説教フルボッコにしてるから、それは今じゃない!と思って間に入ったら ニナも『おっけー!みんなで頑張って行くぞー』と仕切り直し 笑
その私の努力の甲斐あって、どのおきゃくさんも満足してくれたと思う。
ただ、その超焦ってる時に何個ものタスクを処理していたため、オランダ人の勘定にステーキ3人分を3倍の請求してしまった。真顔で、これ違うけど と言われ、こういう時に東の方の方々はフランス人と違って無表情だから怖い。本人は怒ってなくても怒ってるように見える。
ぎゃー!ごめん とすぐやり直してことなき終えたが、会計待たせてたから印象悪くしてしまったかも。
そしてニナも他のお客さんにフォアグラを間違えて団体用の値段で出してたウケた。ニナが間違えるなんて珍しい、やはり今週はみんな疲れてる。これはお客さん笑ってくれたからよかったが。
嬉しいことに、見たことあるお客さんだと思ったら、夏にニューヨークから来た2人だった!私に、覚えてる?元気?と声をかけてくれて、私はその2人をバッチリ覚えていた。なぜなら!その時彼女は、何度も私のつたないフランス語と英語の料理の変更注文ができてるかを心配して、意地悪な意味ではなく、他の人読んで注文確認してくれる?と言ってたのだ。でも私はしぶとく、他の人も私と同等レベルの英語力だからと意地を張り、大丈夫です!私理解してます!大丈夫ですから!と 他の人を呼ばなかったのだ。
その時も最終的にはことなきを終えて帰っていったけど、今日はすごく笑顔で優しく、私のフランス語の上達を褒めてくれたり、とにかく嬉しい再会だった。
最後にはハグしてお別れしたので、またしても、凹んだ後の嬉しい出来事だった。救われた。
ローズマリーで凹み、ローズマリーで感動する。そういう毎日を過ごしている。
そういえば、ローズマリーという名のお客さんが誕生日で来店してたから、みんなでバースデーソングを歌った。彼女はだからこの店を今日選んだらしい。
アクセルが、歌うの嫌がってるから、ニナが、早よ行け!って歌わせててウケた。恥ずかしがりは男子だね。もちらん3人で歌いましたよ。
私が担当したドイツ人?スイス人?のお客さん、まずもって2人とも服装が最高に私の好みでかわいかった。アウトドア系、色合い最高。友達になりたい。んでそのお客さん、人生で最高のホタテだった!と言ってくれ、会計時に138€の支払いに対して、160€にして と言うから、『え、本当に?』とまた聞き直してしまった。大量チップから満足感が伺えて嬉しかった。まだお若そうなのに、物価高でも給料高の国は羨ましい。
フランス人の感じ良くてオシャレでかわいいマダム二人組も、超素敵な笑顔で『メルシー!ボン ソワレ!』と言って帰っていき、かっこいいわ あの姿。
とゆーわけで、我ながら今日は大活躍で自分で自分を褒めたいと思ったら、ニナが帰りに褒めてくれた!嬉しいね
仕組まれたような飴と鞭な人生です。
あー楽しかった。
帰り道、アンヴァリッドの広い星空を見上げて、今日はよくやった!と自分で独り言を言った。