2024年11月19日(火) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

今日は絶望感漂う天気の悪さだ。どう考えてもこれは異常気象のようだ。暗いから 穴蔵で暮らしてる気分だ。でも相変わらずメンタルも絶好調で無敵だ。


帰りに寒いと思ったら3℃だった。明日は1℃らしい。寒い冬も好きだからテンション上がる。 とこれも部屋があったかいから言える。


今朝ようやくプリフェクチュールからSMSが届いて、滞在許可証用意できたから予約して とのこと。


でも予約が取れなかったので、また昔のチケットぴあみたいに枠が出るまでマメに連打するしか無いか。


75ユーロの印紙購入。


申請時の住所がサンドニだったので、サンドニに行かなきゃならんようだ。

毎度すんなりいかないせいで、住所変更等が発生してもいつまでも追いつかずにズレが生じる。


そして、三日前からずっとこれもチケットぴあばりに連打して検索してた航空券をいよいよ決めた。


見る度に高くなってしまうので、もう諦めようかと思うくらいだったが、夜中着の乗り継ぎ便になるけど、11万円と普段の倍額以上になってしまうけど、ついに43カ国目になる エジプト、ギリシャに行くことにした。


また歴史勉強しないとな。


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シェフが最近どーもつっかかってくる。なーんかめんどくさいオヤジになる瞬間がある。


だって、バランタンと今注文されたデザートの話してるのに、そこをわざわざ割って入ってきて、『なんで今日ホタテ売ってないんだ』って私を責める から とりあえずバランタンにデザートのこと話し続けてたら、『話してる人を尊重しなさい』って言うから、それはこっちのセリフだ!と思ったが、どうしてこう言う時に それはこっちのセリフだ と言わずに押さえてしまうんだろうか。やはり私も言い合うことがめんどくさいからなのだろう。


シェフの主張もおかしい。急に、ホタテが一個も出てないことを私にあのタイミングでふるなんて。ふんッだ ふんっ。だっふんだぁ だわ。 だってホールの責任者じゃないし、その分日替わり料理売ってたし。


最近は私も反論できる語学力がついてきたのだが、めんどくさいからてきとーに流すか、言おうか、いつも迷うのがよくないのだ。


もしかしたら、シェフもだまってる私にむかついてるのかもしれない。いや、シェフが横にいるのにすっ飛ばしてバランタンに注文してるからかもだが、どんだけ欲しがりよそれ。


ま、察する社会じゃないから、わりと私も自分の事情や主張をすると、そのあと、あ、そうなのか わかった、となぜか納得される場面も多い。ようは私がもっと喋るべきなんだろうな。


ニナが心配して、シェフ怒ってた?なんで?って聞くから、『しーらない。けど、いきなりホタテ売れって言われた。シェフ疲れてるんじゃん?』とニナに軽く愚痴った。


前と違って上官が不機嫌でもいちいちびくびくするどころか、しぶとく私がどっしりしているので自分でも強いなとは思うが、その一瞬はむかつくものはむかつく。


ニナがそのあと上官に言われてたから、ニナは私を守るため?か、期待してなかったため?笑 新しいテーブルには私を行かせず自分で注文を取りに行ってホタテ注文取っていた。さすが頼れます。


とにもかくにも シェフの希望や大変さもあるだろうが、私は怒ってる人というのがどうも理解しずらいというか、見ていて引いてしまう自分がいる。昔の日本の職場でも、冷静に意見を言ってくる人に対してはこちらも大変響くのだが、無駄に感情的なお客さんや従業員は、いくらその人が正しいこと言ってても なんでこんなに怒ってんだろ と見てて見苦しくなるのだ。


シェフが燃えている時に感情的になるところはフランス人なら普通だろうし、我ら軍隊は外に出さないストレスはこうして厨房で燃やすしかないのだろう。そんなのは今始始まったことじゃないから、そこを選んで所属して以上は引き続きこちらが対処法を開発するしかなさそうだ。


とにかく1番決めているのは 根っこでは感謝してるということと、人格否定でない限りは一瞬むかついてもその後は引きづらない。家族みたいに距離近いので お互いぶつかるのは仕方ないのもこの1年で理解している。言葉にハンデがある自分を雇ってもらっていることも、忘れたことはない。


だがむかつくもんはむかつく。

穏やかな私がこんなに身近な人に対してむかつく感情を抱くのも久々だ。


とゆーわけでこのブログは元々、他人に見せるためではなく自分の日記の代わりに書いているので、ネガティブなことも書いている。


そういえば、お客さん側はお店を気に入っていても、お店側、つまり経営者2人はあまりよく思っていない迷惑客というのもいて、その人がまた来た。基本的には誰とでも平等に付き合う経営者の2人なので珍しいことなのだが、それほどこのお客さんには以前に迷惑をかけられたことがあるのだ。その人の貸切結婚パーティを頼まれて開催した時に大変失礼なことをされたらしい。


で、そのお客さんが定期的に来るんだけど、もちろん大人だから、相手に馴れ馴れしくされててもシェフ側はちゃんと表向きはわからないよう察していて、これも大変だろうな と思った。


私に対してはすこぶる感じがいいお客さんなので、もちろんお客さんなんて表向きの態度しか知らないから当たり前だろうけど、いろいろ裏話を聞いているとおもしろい。


とまあ、今日もいろいろあったが 


こんな時のまた救いの神で1人のムッシュがいましたよ。かならずこういう癒し客がいる。

私が料理運んだ時にやけにあたたかい視線を感じると思ったら、それはそれは、ジャムおじさんのような優しい笑顔と声で、私に『メルシー マドモアゼル』と言うじゃないか。


まったくマドモアゼルではないから申し訳ないが、どれだけ癒されたか。

あのおじさま、めっちゃかわいらしいねぇー とニナと言い合った。


帰りも同じく メルシーマドモアゼル と癒しパワーを私に浴びせまくって帰っていった。


神 まじで 神


そーいや今日は1年ぶりに、近所のエリート一家の娘、アストリッドが来店。

彼女、頭いいし、優しいし、昨年の始めた頃にたくさん仕事で助けてくれた。


一家揃って絶対毎日かっこいいスーツで来店するんだわ。仕事後だからかかもだが、華麗なる一族すぎる。


アストリッド、ソルボンヌで法律選考してるって。なんかすごく素敵な女性になってたわ。


去年の髪の毛燃えた事件をふまえ、ことしはこのニセモノろうそく導入。

私は今日までこれがニセモノと気が付かなかった。よくできてるわなぁ