5月17日(金) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

一泊2日でロンドンに行く日。


家の前から出てるはずの夜中便バスに乗って北駅に行きたかったけど、バス停がよくわからず、RERに変えて向かいました。


サンドニのこの便利さったら無い。

市内でもメトロ始発が動かないからこんな早くは行けないので。


友人達はモンパルナスまで歩いて4番線でくるらしいけど、モンパルナス駅でもパリジャンに親切にされて迷わず身体らしい。


ちょうどみんなが北駅到着したタイミングでユーロスターのゲートが開き、これで約1時間前、がっつりパスポートコントロールとX線検査をし、カフェオレ飲んだらあっという間。出発15分前にホームに降りたけど、車両が長いから徒歩5分くらい座席まで時間がかかり、さらに、いまいち座席がわかりづらくて、ウロウロしてたら 『ここは4だよ』と親切に乗ってる人が教えてくれた。

なんかもうめちゃ外国を旅しとる、、勝手がわからん(というよりはイギリスがわかりづらい)。忘れてたけど、席は狭いし座席は進行方向と逆だし、日本の新幹線の素晴らしきこと。


でも天気は今日もめちゃくちゃ快晴適温で素晴らしかった。


みんながもってきてくれた手作りのサンドイッチがめちゃ美味しい。


セントパンクラス駅降りたらもうテンション上がって絶好調。


まずは宿に荷物を預け、そこからウェストミンスター自院へ。


バスに乗ろうとしたら、クレジットカードでタッチ決済かバスカードが無いと乗れないらしく、私のクレカはタッチが認証されず、友人に払ってもらおうとしたら、同時に1カードは1回しか支払い

できないらしい。


バスの運転手が無表情なまま、運転席の扉を開け、一言だけそれを伝えるとバタン!と扉をしめ、あたふたする私たちにまた同じように扉を開けて同じインフォメーションを一言言うとバタン!と扉を閉めた。


とりあえず、5人中2人はカードエラーで認証されなかったが、私たちはしれっと乗車。運転手も特に何も言わずに乗せてくれた。

5人中3人が無賃乗車であることを自覚しなが、運転手も私たちもお互いにそれには触れずにしれっと下車。


やはり外国、テキトー。


その間もたくさんの人が並んでいて運転手もわざわざ構ってられないのだろう。私たちがあたふたしてる間に、何もせず後ろの人たちはどんどん乗車していたし、定期かもしれないが。とにかくテキトーでこっちも、ま、いっか!となった。


にしてもなんだか不便だ。

カードしか使えないのはまあよくある話だけど、いまいちわかりづらい。これより困るのはその日の最後になってから。


無賃乗車で向かったバーウェストミンスター寺院前で今度は横断歩道の渡り方や寺院入り口がわからず迷った。同じヨーロッパだと思ってナメてたのにヤケに勝手が違って戸惑う。


寺院はそりゃまあ荘厳ですが、私はこれまでヨーロッパでいろいろ見すぎて特に感動することはなく、友人達に付き合った感じ。

みんながノートルダムが入れない分、大きな聖堂を見れたのは良かったかも。

しかし高い入場料。たかだか寺院で日本円で5000円以上するんじゃないかと思うと恐ろしい、、。


ハリーポッター好きなの友達は撮影現場の廊下に興奮してました。







ビッグベンから橋を渡り、対岸へ。

お昼を求めて歩いたけどいい感じのカフェが無く、たどり着いた少し高級そうなイタリアンが当たり。もちろん物価高いから、飲み物と1人一品メインで30ユーロ近く(5000円?)なんだけど、味はめちゃくちゃ美味しかった。


5人用の円卓なのも良かったし、イタリア人の店員もシェア用のお皿を出してくれて優しかった。


友人たちは一歳値段を気にせず飲み物を頼んでいてたとにかく旅を楽しんでいる。

自分のお客さんを見ててもそうだけど、飲食にケチらないこの潔いスタンスはいい。


復活してからすぐ横のストリートアートのトンネルも寄った。シンナーくさい

授業でやったからタイムリー。

こんなところ、1人で行っても楽しく無いだろうけど、みんなで行くと本当に楽しい。


散歩しながらセントポール大聖堂へ。ここのクーポラは上まで登れるのだけど、その階段がきつかった。ヨーロッパあるある。

私は登山で鍛えてるから余裕だけど、みんな本当

にきつそうで、戻る頃には喉カラカラ。日差しの中歩いてたのもあり、しきりにコーラ欲しだす。


目の前のカフェで休憩したが やはり高い。ティーバッグの紅茶に(フランスに比べたら)あまり美味しくないケーキで休憩。


ここからロンドン橋を見に行こうと、地図では歩けない距離ではなかったので向かったが、これが失敗だった。

というのも、自分の思ってる『ロンドン橋』と実際の『ロンドン橋』が違ってた。


ロンドン橋は普通の橋で、有名な私の想像する、ピーターパンなんかに出てかる塔の橋は『タワーブリッジ』だったのだ。


どおりで、地図で見る近さに比べでやたら遠くに見えるからおかしいと思った。あの時に気付けば良かった。しかも、友人が、ロンドン橋ってこれじゃないの?って先に間違いにチラッと気づいてたというのに。

自分の思い込みってやだわー。


で、結局 ロンドン橋だと思ってたところについたら面白くない橋で、さらにその先に30分はかかるであろう距離にタワーブリッジが見えて心が折れ、ホテルに帰ることにした。


が、ここからも大変だった。


バスに懲りたから、地下鉄なら普通に支払えるだろうと思ったら、直接改札にタッチ決済ができれば1番安くて2.7ポンド(それでも500円よ) それができなければ、ロンドン版Suicaのオイスターカードを買ってチャージしなければいけないのだが、このオイスターカードがぼったくりカードで、作るのに7ポンド(1400円!!!)

市内でホテルに帰るだけで1400円! やばい、、さっきバスでタッチ使えなかったからどうしよう と絶望的になってたら、アップルウォレットにカード入ってれば大丈夫なのでは?と友人からの発言。ん?私って入ってんだっけ? こっちのスマホ。あ、入ってた!というわけで、これで直接タッチで2.7ポンドで済みました。


元々クレカでタッチ決済できない友人は、ぼったくりのオイスターカードをゲット。もう高すぎて笑いが止まらない。


一枚の切符も変えないなんて、なんて旅行者に優しくないのだろう。上から目線すぎなイギリスに、フランスの過ごしやすさが身に染みる。


しかもこのオイスターカード、後からよく調べたら、デポジットの7ユーロは帰ってこない上に、チャージした残高も5ユーロ以下だと帰ってこないらしい、、 ひどすぎる。


だいたいが、フランスから来るとイギリス人は冷たく感じる。至って普通なんだろけど、目が座っている。だからたまに会う素敵な笑顔の人がめちゃくちゃ優しく感じる。


フランス人はすごく人懐っこいしすぐに話しかけてくれるし、なによりも挨拶が素晴らしい。イギリスの対応は日本と似ていて、お店とか他人同士の挨拶はあまり無い。


もうフランスって素晴らしいじゃんか。


というわけで無事にホテルに帰ったけど、チェックインしたら、「2部屋同じフロアにする?」とホテルマンにいわれて、てっきり近くだと思ったら、近くどころか同じフロアだが別の棟で、徒歩5分、、とは言わないが、まじで2.3分かかる距離。巨大な団体用ホテルで廊下が長くて100メートルくらいあり、その上2回曲がり角を曲がらなきゃいけなくて、最後まで道を覚えられなかった。


そしてチェックイン直後、友人の1人が疲労で倒れた。

ただ眠いだけと思ったら、明らかに熱がありそうな顔をしている。やばい。

サントポール大聖堂からのロンドン橋までをきっかけに疲れさせてしまったに違いない。


考えて見たら水も持ち歩いてなかったし。


まあ、大人だから自己管理だけど。

あまりに張り切りすぎて真面目すぎてみんなの分も一生懸命準備をしていたから、熱を出すのは納得。というか 普段からまじでハードに働いて残業しすぎだし、カメラ好きすぎてデカいカメラを2台も持ち歩くこだわり様。ま、それは体調不良と関係ないけど、、。

毎日夢を必ず見るって言ってたから 熟睡できないタイプみたいだし。寝ながらも人に気を遣ってるし。


で、困ったのは翌朝。