12月21日(木) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

今日で今年の学校は終わり。

最終日はお菓子やら持ち寄ってパーティ。

人数が少ないクラス同士で合同。


先生たちがゲーム考えてくれたんだけど、これがなかなかどうして、楽しいものでした。

よくあるやつで、シンプルで、誰でも楽しめるもの。


付箋に各自1つ、世界共通の有名人やキャラクター、もしくは動物の名前を書く。

それをミックスし、お題が見えないようにおでこに1人1枚付箋を貼られる。

あとは、自分以外の皆に対して『私は人間ですか?』とか『私は映画に出ていますか?』『今も生きてますか?』とか 周囲の人に質問して、当たるゲーム。

Oui (イエス)なら質問を続けられる。Non ならそこで次の人の番に移る。


尊敬するラミアのおでこにPANDAって書かれた付箋が貼られててウケた。


そして、フランス語勉強中の私たちにはもってこいのゲームで、普通に日本語でやるより楽しい。

すぐに打ち解けて、笑いが出る。

むしろ普段のクラスのみんなとやりたかったぐらい。


『Dieu』神 て貼られた子なんか、私は動物ですか?→Non! では私は人間ですか?→ うーん、Non!

と言われて困惑 笑


他の生徒は若い子だったけど ジャッキーチェンだの、マクロンだの、ゴッホだの、ガガだの

誰でも知ってるものをちゃんと選んでいた

(むしろジャッキーチェンを私より遥かに下な子達が知ってて意外でしたが、さすがスター)


私は『ネコ』だったので3回目で当てることができた。


あとは、カードに書かれた単語を1人がフランス語で説明して周りが当ててくゲーム。これもかなりフランス語のトレーニングになる。そもそもその単語を知らないとパスしなきゃだし、知っててもそれをどう説明するか、そして周りがどう理解するか。

時間制限があるのに、うちのクラスのオルレアンという中国人が説明者に選ばれてて爆笑だった。彼はいつも正しく文法を使用し、しかもちょっと凝って文を作ったりするので、めっちゃ発言が長くて、しまいには何言ってるかわからない時もあったり。でもとにかく真面目に一生懸命に考えて文を考えている。(けなしてる?褒めてる?)


今回も時間制限あるのにあのテンションだから、かなり笑いとってたわ。ずるい。


あともう1人のベトナム人のリー。彼は彼で、めっちゃ喋るの早い。ラミアのご指名通り、リーはめっちゃ早く話してるのに、肝心にチームの子達が答えられなくて、彼は、なぜわかってくれないんだと言わんばかりに、繰り返し同じことを何度も必死な顔でチームメイトに訴えてる姿が爆笑でした。


瞬発力が問われる早押し系回答のゲームでは明らかに若い子達に遅れをとってる自分を感じたな。みんなの方がワンテンポ早い。悔しいぜ。


最後は世界共通クリスマス音楽かけて、お菓子食べた。私が持参した我らがハッピーターンや、きのこの山を、我らがラミアが気に入って食べてくれてて良かったわ。3ヶ月お世話になったよ。

最後はアンも顔出しにきて、いつも通りオルレアンにつっこみ入れててウケた。この2人の関係。

アンに勤続何年か聞いたらダイナソーと言ってた 笑 23年。いいことじゃないか。それほど良い環境ということですよ。

Aさんと私に対し、本音で 特にあなた達日本人は素晴らしい生徒だわ。と、ふだんのいろんな苦労を言わずもがなお互いに共感。アンはフランス語以外の知識や考え方も広そうで私は好き。冬休み中に復習も大事だけど、他の所に行ったり美術館に行ったりして脳を休めることも大事。1月からのために。と

私も同感。


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仕事は団体様がいたのでルナが来てくれた。ルナは日本にも興味あるし、若くてかわいいから、ちょうど友達から届いた日本のお菓子をあげれて良かった! やっぱり全部気に入ってくれた。

そしてこの日の賄いはニナがお皿に柿の種を開けてたけど、また秒でなくなった。しかも、しょっぱい系だからか、みんな、ご飯食べながら、同時に柿の種に手を突っ込んでた 笑


私の大好きな、ロージーというかわいこちゃん(犬)を連れたおじさま二人組常連様が来てくださり、私の名前を聞かれたので、私も2人の名前をファーストネームで呼ぶことに。まじでいいひとたち。

この日は常連様にはニナが食前にシャンパンをプレゼントしてました。


シェフとは忙しくても冗談が言い合えるようになってきた。私が考えて動くようになったり、フランス語がましになってきたのも大きい。


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帰りにサプライズがあった。

メトロ、疲れて間違えて、サンドニ行きじゃなく、もう1つの方に乗ってしまい。折り返し、また乗り直したら、混んでるのに一つだけ空いてる席があった。座ろうとした瞬間、その席の真ん前に座ってる黒人さんが、急に座席に手を出してきた。びっくりして顔を見たら なんと、ココットで一緒に働いていた昔からの仲間、アルバだった。りえさんやシェフにもアルバに会いに行けば?とは言われてたけど こんなタイミングでびっくり!

変わらず、あの太陽のような明るさに嬉しくて抱きついたし、サンドニまで一緒に帰ってたくさん話した。


クリスマスプレゼントだわ。


あの友人の小包みがお店に届いてから、小さないいことがたくさん起こってる。