12月20日(水) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

今日は嬉しいことと悲しいことが。


まず嬉しいこと。2つ。

テストの結果が予測よりも遥かに良かった。

いつもは木曜日なのでラミアが担当のテストだけど、学校が冬休みに入る前にテストを返却しなきゃいけないため、珍しく月、火のアンが担当。


ラミアはテスト作成と採点から解放されて、かたやアンはテストを課すことに対して、ディズニーヴィランズのような笑顔でヒッヒッヒと腕を鳴らしているようすでした。笑える。


採点にコメントも付けてくれていた。

やり方に二人の違いがあっていい。


良いこともう一つ。

ついに日本の友人がシェフとニナ宛に送ってくれた荷物が届いた。

しかも 覚悟していた関税が取られなかった。


あまりに届かなくて、すでに着く前に郵便局で爆発してしまったかと思われたが、ちゃんと店に届いた。


二人に開けてもらう。

宇宙兄弟のハガキに友人が一生懸命調べて書いた、ローズマリーの皆さんへというフランス語の手紙入り。

コンパクトな箱なのに、ぎっしりと詰まったコンビニ菓子達。日本でロングセラーのおなじみのものや、最近のものまで。マリオやポケモンのパッケージが日本らしい。

敢えてコンビニで買えるお菓子ってのが良い!

二人も箱から次々出しては楽しそう。子供みたい。そして中身がどんな味かわからないからドキドキしてる様子。

柿の種なんかの知ってるものも、これ好き!と言ってまた嬉しそう。

チョコボールなんか秒で食べてるしね。


セネガル人のアマドと、ポルトガル人のジロームは全然甘いものや知らないものをトライしようとしない保守派。食べてみろ!リスクを恐れるな!とシェフから言われる。笑






まだ嬉しいことあった。

お会計ができるようになった。ニナに教えてもらって少しずつ私もやってみる。高額なワインなんかも多いから、最後の勘定はニナがやってたけど。いつも私がお客さんにラディシオンと言われる割には、私は出せないし、ニナは『j'arrive』と言ってしばらく行かないから 笑 これは店にとって大きな一歩なはず 笑


そして悲しいこと。

数日前に、アパート内の冷蔵庫を開けたら、その瞬間に扉の内側の真ん中の棚(調味料などが入ってる透明のやつ)がバーンッと落っこちてきて、割れてしまった。幸い?調味料の瓶とかは割れなかったが、棚自体が割れてしまったため、使えなくなってしまった。


おかしいとは思ったけど、あとで原因発覚。ルームメイトが、下の段にワインボトルを無理矢理入れるために、上の棚を押し上げていたようだ。


翌朝、ルームメイトには謝られたけど、その後大家さんにも起こったことの事実を報告。

そしたら今日、大家さんから 弁償の請求書が来た。私と彼女の2人に。今回はお二人で半分ずつということでご理解くださいと。


私は、自分は普通に開けただけなので、納得がいかず、でも道端の事故のようなものなので、大家さんの言い分もわかる。

ルームメイトに全額払ってくれることを期待したものの、すでにお互いに半々ずつ請求書が来ることもあってか、彼女からそんな提案はなかった。(あくまで私側の立場の希望)


かといって、お世話になってご恩もある人だし、たかだか(されど?)20ユーロで関係もくずしたくない。


私から『全額払ってくださいよ』って言うのも 違う。


ならば、請求書通り、私も払うけど、失礼ながら、そういう人だと思って割り切って今後は接するしかないのか、、。


でもやっぱり、少額でも納得してないものにお金を払うのは嫌だったので、大家さんと直接話した。


するとやはり、もちろん私の立場を汲んでくださった上で、事故のようなものなので、運もありますし どちらか一方に請求というわけにもいかず。もし保険に入っていれば それで賄うこともできます。と


私はフランスで健康保険に入っていたので、海外旅行保険に入って入っておらず、ルームメイトは入ってるようなので、大家さんから、その状況を汲んで、すべて相手の保険でカバーしてもらえないかと交渉してれることになった。もしそれが断られたら、それまで。私も払おう。


と思ったら、私、住宅保険は入ってるじゃんね。

なんだ、大丈夫じゃん。


直接大家さんと話したおかげで、今は、関わってしまった以上は私も払わなきゃいけないのは仕方ないと、運が悪かったと受け取る姿勢ができた。共同生活するならそういうこともあるし、だからこそ保険は大事だし。

相手に謝って欲しいとか、相手に全額払うって申し出て欲しい とかは 完全に私の一方的な主張になってしまうので

ここは、大家さんの仲介を受け入れて、誰も怪我なく大事にならずに良かったと思うしかない。

なんにしても、保険でカバーできることが発覚したらもうどうでも良くなった。


いや!なによりも!


払うつもりだった日本からお店へのプレゼントに税かかからず、しかもお世話になってるシェフ、ニナがあんなに喜んでくれ 私の友人の粋な計らいであるあの小包みはプライスレスだ。例えパリの日本スーパーで買えたとしても、友人が送ってくれたことに意味がある。


そのおかげで、もう冷蔵庫のことはどうでもよくなった。経験代だ。


海外旅行保険て大事です。