12月15日(金) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

この日は月1アトリエクラスのため9:30に学校開始。2日連続で早起きになってしまった。


しかも、内容が重め。

①いきなりDELF受験の目安を定めるため、オンラインテスト。30分程度でできるものだからとはいえ、眠い中スタートこれってハード。②カルチャーオンラインの中から一つ主題を選んで要約を発表③3月のプレゼン進捗報告

ストレス抱えないでとラミアはいつも通り優しく言ってくれてたからよかったものの、なかなかの長丁場。相変わらずアリシアとラミアの2人コンビのディプロマンコースは感じ良く、生徒たちもほぼ全員揃ってたし、(まつ毛上がったメイクばっちりのメキシコ人が圧倒的に多いので圧倒されちゃうけども、明るくて良い人たちです)


3月の進捗報告にしろ、カルチャーオンラインの発表にしろ、私は本当にひどい会話力だった。メキシコ人たちは私よりも下のレベルクラスなのに、ちゃんと上手に話せているのに。

しかも私!50が言えなかった! 25とか15とか言っちゃってて まじでひどい脳みそ。初級の間違え。笑えない。面白くない冗談だら。

でもそれも全て朝イチのテストのせいと早起きと連日の疲れにしておいた。

テストの結果が一つ納得いかなかったのは、読解が一つしたレベルのA2判定だった。テスト中に時間制限があるのを知らなくて、時間切れになってしまい、時間切れになってからやり直すと、明らかに文章が簡単になっていた。バカにされてるようでむかついて、更に集中力を失うという 笑(ま、言い訳ですけど)


あとはコーチング専門のアリシアが細かいキューブを持ってきて、1分でどれだけ高く積み上げられるか と 最後は自由に何か作ってみて だった。どちらもすごく面白かった。会社でやってたクラスと同じような感じ。


さて、パワポを使ってのプロジェクト作成 ぼちぼち取り掛からなければ。


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午後の部、仕事まで暇だからまずいつものピラミッドへ。十時やでお弁当を食べ、ラデファンスのクリスマスマーケットに行ってみましたが、特に変わりばえなし。




これまたチュイルリー同様、夜の方が雰囲気良いかもですが、つまんなかった。


その後、仕事まで7区に戻りカフェで暇つぶし、私的に居心地は良くなく、ハズレ カフェでした。が、カラフのボトルはかわいかった。



カフェを出てエッフェル塔やらサンドミニク通りをうろうろしてたら『シオサン!』と元気に遠くから私を呼ぶ声が。パリで私をシオサンと呼ぶ男といえばシェフなので、反射的に振り返って『シェフ!』と言ってしまったが、ジロームだった!

なんだか大きな声で元気よく呼び止められたのが意外で嬉しかった。外でばったり会った嬉しさで自然と握手。どうしたの?って言われてちょっと散歩してたんだよーって話になり、軽く立ち話。

シェフによろしくね とジロームに呼ばれて別れたあとに めちゃ元気をもらった。

なんだジローム やっぱりいい奴じゃねぇか! 笑 と。(単純な私です) 

呼び止められた時にめっちゃ疲れた真顔で歩いてたのが悔やまれます。

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そしてこの日の賄いはイルフロタントがデザートに♡

予約20組以上で多かったのに、更に飛び込みも受け入れ、めちゃくちゃ大変だった。


予約電話はこの日も成功しました。

ヌブールモワンカール(20:45)と聞き取れたのが嬉しかった。名前だけ よく聞き取れませんでしたが。


あのチーズ屋さんのマリーカンタン氏が再び登場!

1回目は彼女のこと知らない私は一般人扱いしてしまってなんだか不快そうな顔してたから、難しい頑固おばあちゃんというイメージが残りました。混雑時にニナが『1番テーブルに行って』ていうから行ったら、例のカンタン一族のテーブル。私が対応するや否や、ニナは『あ、、』て顔してて、どうやら、観光客のいる3番テーブルに行って欲しかったのに、間違えたらしい。大御所の常連さんの時は直接ニナが対応することが多いから、おかしいと思った。

時すでに遅く、私はちょいと緊張ぎみにカンタン一族のオーダーを取っていた。

よりによって4人全員でそれぞれ喋ってるから、オーダーがわかりゃしない。耳をすませて聞いていたが結局まとまらないと思った矢先、マリーカンタンがそれを察したのか、私に対してでかい声で『3パローンド!(アサリ貝)』『1ウフマヨ!』と、急にリーダーシップを発揮。三つ編みこそしてないけど、威勢の良さと、どすの効いた声が、ラプュタの海賊の頭、ドーラだった。笑

メインもいろいろごちゃごちゃみんなで喋り出すから不安になり 『確認させてください アントレはこれ、メインはこれ で合ってますか?』と言ったら 『ブラボー!』とドーラは元気よく返事。『あと氷も持ってきて』と。キャパオーバーで忘れそうだったが、後で氷頼まれたこと思い出して持っていき『これで大丈夫です?』と言ったら なんと、あの頑固おばあちゃんが、『アリ ガ、、トー!』と私に笑顔で言うではないか。


え!ずるい ずるいぞ!あまり笑わない頑固おばあちゃん(何度も言う失礼な私)と思われた人に、笑顔でアリガトウはずるい。第一印象がマイナスからスタートしてる人って なにしても特だけども、ジロームに続き、勝手に印象作ってたのは私かもしれない。

しかし嬉しい瞬間だった。

向こうは、あまり使えないと思ってたアジア人が意外と使えることに気付いたか? こっち側も、頑固だと思ってた人の茶目っ気を垣間見たか。


この日はご近所イタリア人パティシエのフランチェスカも来店し、なんとも濃い面面となりました。激混みでフランチェスカと全然絡めなかったが。


あまりの混雑に、ほとんどのテーブルを待たせてしまったり、エラーが発生したり、そしてニナまでもがちょこちょこ脳みそバグったり、めっちゃ集中集中と お互いによくぞ乗り越えた。こういう日は3人欲しい 泣

こっちのお客さんは誰も怒らないからいいけど、なんなら会計急かすお客さんにニナが『急かすな!待て!』って言っててウケた。ま、確かに、できないものはできないから、待ってって言うしかない。


ちょっと悔やまれるのが、常連さん以外の人たちにゆっくり対応できなかったこと。綺麗な白髪で小柄な、シックな装いの、あのエリザベス女王のようなおばあちゃんが来店したのだけど、その人は私が行くたびに、大変優しい眼差しで私に微笑んでくれるのです。会話は一言も交わさなかったけど、あの人たちをちゃんと見送れなかったのがなぁ。また来てくれたら嬉しいけど。

何度も申し上げておりますが、こちらのおばあちゃんたちはジブリシリーズでかわいすぎるのです。


ところで、昨日苦情を言った変なお客さん、ニナの予想通りコメントを上げてて、しかも⭐︎1つ!ひどい。怒り心頭のニナが仕事中『彼女のコメントに返事書くのがめっちゃ楽しみで待ちきれない!』て、闘志に燃えていたのが超ウケた。


こんくらいサバサバと強くないと パリで飲食店なんてやってらんないだろう。