12月14日(木) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

この日は大好きなりえさんとプチデジュネ。

働いて以来、会うの初めて。ついでに目覚ましかけて起きるのも初めて。

HOXTONという2区にあるホテルのカフェレストランを選んでくれました。

さりげなくいつもいい場所を見つけるさすがのオーガナイズセンス。

電車トラブルのせいで私は遅れてしまったけど、いつも通りの落ち着いた佇まいとオシャレさで奥の席に待っていました。










私はフレンチスタイルのセット。りえさんはパンケーキ。内容はどこでも食べれるようなものでしたが、場所と雰囲気がカジュアルで良かった。絞ったオレンジジュース美味しかった。この居心地の良さは知る人ぞ知るといった感じで、すでに若い人たちがパソコン片手にずっと居座ってる雰囲気でした。周りの大人が若く見えるなんて歳をとったもんだ。


パンづくしでお腹いっぱい。そのままお散歩で最寄りのパッサージュへ。バレリーナとくるみ割り人形の生演奏に遭遇。こんな環境じゃ、ディズニーランドには興味なくなるよなぁ。街がディズニーランドよりメルヘンだもの。









やはりホテルショパンのあるパッサージュはパリで1番好きだわ。次に江戸時代からやってるお菓子屋さんの本店を除き、そこからまた他のパッサージュを歩き、気づいたらパラロワイヤル。アテンドやってるからさすがだわ、りえさん。ちょっとした一言、豆知識、歩きやすい道選び、彼女といると発見が多い。スマホや地図をほとんど見ずに覚えた道を歩けるってやっぱりいい。もう少し私もがんばろう。


学校は、面白かったことがあった。

感情表現(怒り、恐れ、喜び、無礼、不幸うんざりする、無関心、失望、etc)の語彙と、シチュエーションを結びつけるもの。

二人組で考えてやったんだけど、私は日本人の子とコンビになりました。

そしたらまぁ、日本人の私たちには意味不明すぎて2人で考えても一向に進まない。

例えば、シチュエーションが、『男が小さな穴から部屋を覗いている』とか、『何かのお詫びにチョコレートを渡された』とか、『男子が女子の注意を引こうとしている』とか 笑

ナゾすぎたのと、結局、人や状況にもよるよね?っていうもので、まんまと答え合わせの時に私らチームだけ、全く捉え方や感覚が違いすぎてほぼ不正解。爆笑。しかもフランスあるあるなんだけど、答えが必ずしも一つじゃないというもの。日本であるテストみたいな消去法が通用しない。


個人指導の時間は翌日のカルチャーオンラインのミニ発表と3月にやる旅の写真プロジェクトの確認。今朝もプチデジュネなんてしちゃったし、翌日は午前中に授業だし 全く準備の時間がなかったからこの時間を利用。直前までぼーっとしてたので、この日にラミアの個人指導で良かった。


仕事はなんだかすごかった。予約がたった9人(通常20超えれば混雑。10以上で普通。10未満は少ない。)なのに、開店から飛び込みの方々で席が埋まり、そのまま連鎖で8割埋まり 最終的に30人くらい(かなり混雑)になりまして、疲弊しました。

予約ありで混むのと、予約無しで混むのとは 事前の心の準備が違います。

パンも足りなくなりまして、途中ニナが近所から貰いに行ってました。


私はよく お会計お願いします をお客さんに頼まれるんだけど。私自体は決済はできても請求書を出せないので、ニナが確認してやるのです。そうなると、お客さんはいつまでたっても来ないからちょっと私に目線を送って来るわけですけれども ニナは『J'arrive』すぐ行く! と言いながらお客さんと話し込んだら止まらないので 一向に来ないわけです 笑 もうこれはフランス人だから笑うしかないんだけど。だからぼーっとしてて話しかけやすそうな私に皆会計を頼んでくるのかしら 笑

しまいには、現金を持ってきたお客さんを待たせてたら、『シホサン!会計できるでしょ!』ってあとで怒られるし。(だって現金勝手に触っていいの知らなかったもーん)と ニナへの愚痴みたいになってしまいましたが、そうじゃなくて そこで咄嗟に言い返したり言い訳できない自分が悔しいのです。語彙はあっても文でスラスラ出ず、まいっか!と諦める自分がいる。

そもそもあんなベラベラ他のお客さんと長時間話さずに会計を優先したらいいじゃないかと思うものの、それが無くなって全てのお客さん優先になったらそれは日本のようでつまらない。

だいたいがニナはベースとしてめちゃくちゃきちんと働くから、その分のメリハリや気分転換は必要と思う 笑


しかも話してても店全体が見えてるし、全てのお客さんのことと私のことを把握している。会計で待ってる人に気づいていないから長話しているのではなく、知ってても堂々と待たせて議論するのがフランス人なのです 笑


アットホームな我が家は厨房もシェフともう1人の料理人(だいたい バランタンとジロームの入れ替わり)と めっちゃ優しい洗い場と補助のセネガル人のアマドの3人体制。

ジロームは疲れると私の注文に嫌な顔する気がするのは気のせいか 否か。これもフランス人だったら、こんなブログでグチグチ言わず、きっとその場ではっきりこっちから『なんか嫌なの?』とジャブ入れるんだろうけども

しかし帰りには必ずちゃんと笑顔で挨拶してくれるから気にならない 笑

これ、もし日本だったら私はまた あいつ挨拶してこないだとか、私あの人に嫌われてるかも とか しょーもない方向に行ってたかもしれん。フランス挨拶文化素晴らしい!!全て許せる 笑


そして疲れて厨房のハーブが入ってたタッパーを落としてしまった。シェフがあー!!といった後 セパグラブ!笑 と なんか救われた。


いろいろバタバタした最後 飛び込みで外国人が入ってきたんだけど 感じ良く喜んでくれた最後に チキンロティの中が生だからシェフを呼んでと言われたから ニナが対応したけど、私には生には見えなかったけど 少しの血が気になったのか またちょっとナゾでした。

時々ある苦情。食べ物出すって大変だけど 誰でも入ってこれるから いろんな人がいて当たり前。