11月28日(火) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

なんだか今日はめっちゃ嬉しい出来事が。

お店もいい感じに落ち着いてて、そこにフラっと予約無しで来たアジア人の男女。最初ニナが対応してたんだけど、ニナに呼ばれて、日本人なことが発覚。

行くと『わー!』と待ってました的な反応。初めてのパリなんで、何もわからなくて と。

シェフの選ぶオススメメニューっていう、前菜、メイン、デザートまでちょっとずつ6品のコースを希望されていたのだけど、せっかくだから牡蠣も食べたいとのことで、私がシェフに相談して牡蠣も急遽入れてもらった。

ワインも飲みたいのだけど何もわからないというので、覚えたての少しの知識を提供させていただきました。そしたらすごく飲みやすい と喜んでくださり、こちらも自分が飲まない分、感想を言われるとすごく参考になる。

途中『本当に信じられないくらい料理が全部美味しいんですけど、ここの賄い毎日食べてるんですか?』とか言われて、笑ったよね。

で、聞くとこのお2人、4ヶ月で世界一周の途中なんだって。
インドからパリに着いたばかり。
これからイタリア、スペイン、アフリカを南下しら南米、北米へ。

お店は、前に来たことのあるお友達から勧められたんだそうで、日本人の人(私)もいるし、めちゃ美味しいからって紹介されたって言ってて、

その瞬間、私はどの人がすぐ思い出した。先月、いい感じの雰囲気の日本人男女が通りがかりに偶然見つけたと言って来店したんだけど、喜んでくれてたのと、オシャレで感じの良い人たちで、私はよく覚えていた。

今回来店したお二人も最後まで楽しんだ後に、男性がポケトークでシェフとニナに『彼女のおかげでとても堪能できて、感動しました』と言ってくれて 、女性は英語で 『フランスで1番美味しかったです』って。
この一言にニナもめっちゃ喜んでた。

最後にありがとうございましたって笑顔で手を振ってお店を出て行かれました。

初めて、自分でも役に立てることを実感しました。

それよりなにより、初めて来て、その国の文化と礼儀を1番に考えて接する姿が素晴らしかった。『無知な質問ですいません。恥ずかしながら、、教えてください』と私にマナーのこととかも聞いてきてくれて。
美味しい時、嬉しい時、その感謝を英語でもポケトークでもいいから自分で直接伝えるって素敵な姿勢だなぁ と。

今思うと、先週のように混んでいたら予約無しは断ってたかもだし、入れてもバタバタしてゆっくり対応できなかったかもしれないし、タイミングの良い人達だと思った。
きっと日頃から楽しむ姿勢やその国や人への礼儀を尊重している人には、良いことが起こるのかもしれない。
あのお2人はこの先も良い旅すると思うわ。(私は何様?笑)


学校から職場まで毎日歩く アンバリッドの前。