11月9日(木) | Never stop exploring

Never stop exploring

きょうも どこかで よい旅を

本日は月一の個別指導の日。

担任のラミアにマンツーマンで見てもらえる。

学費高いとはいえ、これは本当に良い制度。

しかしラミアも仕事とはいえ、毎月全員とランデブーの調整大変だなぁ。


前日に、何かやることある?って聞かれたけど、今抱えてるプロジェクトは無いから、特に無いって言ったら じゃあオーラル(会話)にする?って提案され。てゆーか私が決めるんじゃなくて自分で決めてね!明日までに準備するから自分で考えといてねっ!って念を押され。

やりたいことはやまほどあるが、とりあえず、何度やっても掴めない代名詞の前のプリントと、この日にやったAvant . apres をもう一度見てもらうのと、あとはやはり 会話だな。


で、昼に学校着いたら どういう場面想定の会話練習したいかと言われ、直近はレストランのお客さんにワインの説明とスマートな会話したいと相談したら、いろいろ興味持ってくれて、パトロンは日本人か 日本食か フランス人か、サービスか 。

すぐタスク作ってくれた。

日ごろなんとなく横で聞いてただけの会話があってるのかとか 詳しく聞けてよかった。


なにげに、仕事中は時間がなくて、ニナにゆっくり確認する暇も無く 3週間乗り越えたわ。


やはり先生と普通の会話できるの楽しいわ。

授業中はなかなか 発言に勇気がいるし。

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さて、仕事。

予約がけっこー入ってて、心配なのはほとんど同じ時間だったこと。

案の定 忙しくなった。

ココットからの常連さんだったムッシュ・アバル氏が家族でいらして、びっくりするくらい変わってない。奥様も、奥様の服も。娘さんも。変わったのは娘さんに息子ができてたくらい。

奥さんはうっすら私を覚えていたっぽい。相変わらず感じの良い方。

またパリに戻ってきて昔と変わらずに働いてる私はきっと謎の人物だろう。


このくらいから一気にお客さん入ってきて もう大変だった。アバル氏の奥さんにピクルス頼まれた(ココット時代もそうでした)けどキッチン忙しすぎて出てきたのが遅く 前菜食べ終わっためっちゃダサいタイミングで出す羽目になり、なんか え?って顔してた。私のせいじゃないけど、 なんか気まずい。そして続いて、珍しくシェフが私に怒ってた。『シオサン!注文取ったならメモ無言で置いてかないでちゃんとフランス語で厨房に頼みなさい!』と。当然である。

でも私は、厨房の奥に入るのを躊躇って、手前にいるジロームに お願いしまーすっと言って注文メモを手渡してたのだ。


シェフがいらいらしてたのはなぜかって、一気に注文入った上に タイミング悪く、前菜を頼まずにダイレクトにメインだけ頼む人が続出したからである。

あのクオリティの料理をベストなタイミングで提供するには 当然大変なので、こちらも前菜は頼んで欲しいきもちはヤマヤマだが、カジュアルなお店だし、食べたくないものを強制できないし。


さらには 調理が大変なアントルコート(1人分のステーキ)を頼まれて、もう私は今厨房にこれをオーダーしていくのが怖く 笑 それに気づいたニナが先にシェフに言いに行ってくれた。


別に私もお客さんも悪くないから気にしないけど やはりタイミングってある。


楽しさだけでやってきた3週間から、次のフェーズに入った気がした。


ラミアに教わった言い回しも 活用しながら もっとお店で役に立てるようにしよう。


何はともあれ

忙しかったとて、フランスのお客さんは受け身なので こちらが注文を取りに行くかお皿を下げに行かなかい限りほとんど呼ばれない。非常に楽である。日本から呼ばれまくってストレスな状況も、そもそもゆっくりレストランに話しに来てる人たちは待たせてナンボ。