からの、続き。
facebookに載せたサマリーがここに書けなかったキーワードを説明できたから載せておこう。
なんとなく行ってみたルワンダ🇷🇼
30年前に起きたフツ族Vツチ族のジェノサイドを乗り越えて、美しい治安のよい国へと生まれ変わったキセキの国。
星空を忘れるほどの明るい千の丘の夜。
ふとこれらを賄う電力はどこから供給されるんだろうと思った。
正解を探して検索したらびっくり。
なぜか気に入って2日も通うことになったキヴ湖はグレートリフトバレー(大地溝帯)にある湖だと知る。
4年前の夏、伊勢平氏おじさんと平沢峠でフォッサマグナをみたとき、アフリカでみた大地溝帯を思ったが、まさかまたしてもその続きを見ることになるとは。
わたしは一体誰に動かされているのか。
そういえば、星を見ていない。
地上の星がゆらめく街ルワンダの首都キガリ。
これだけの電力はどこでどのようにまかなわれているのか気になる。
90年代のケープタウンもこんな感じで夜も明るかったけど、あちらは都市部の海に原発が建っていた。
だからわたしは東京で賄う電力は、原発は安全だっていうんだったら東京湾につくるべきだってずっと言っている。
けどそうならない。
それは安全問題だけじゃなくておカネの都合である。
しかも、わたしは関わりたくないから調べてないけど、送電線の利権。
しかも遠くから運んでくるうちに電力は減るんだってさ。
それすら電力会社の儲けになるという。
ようは、電力は無駄になろうが、発電所は供給地から遠くにつくる方がもうかる仕組みらしい。
で、おカネが必要な地方都市に設置すれば地元にも雇用ができて、Win-Winだって発想らしいよ。
だからずっといってるじゃん。
おカネがもっと欲しいっていう暴走欲望がこういうゆがんだ社会を創ってるんだよって。
わたしが大好きだった、ひろさちや先生が教えてくれたわかりやすいお話がある。
「おカネは腐らないからもっと欲しいって思う」
島では魚や野菜、昔は(けっこう今も)みんなで等しく分けたわけ。
しかも、採った人が多くもらえるとかもなく。
たぶん、採った人が多くもらえるとかだったらまたため込んで貧富の差ができてきたりするからの知恵なんだろうね。多く貰った分を売ったりとかするようになるでしょ。そうすると資源も枯渇するし。
だから、ほどほどにしか採らない。
某神の島も食堂がサザエを売るようになってから、サザエもどんどん小さくなって絶滅しかかってるみたいだからね。
わたしの島のなまこもそうだけど、売れるからって採るようになると、絶滅は時間の問題。
日の出。太陽が大きく感じる。
ホテルは結局首都の同じ場所に3泊。
ロンリープラネットにリーズナブルでアクセスもよいって書いてあったけどそれは本当であった。
あと1日半。
東京と同じでノープランなわたし。
今日はどこで、なにをしよう?
昨日はコンゴ国境近くの湖の街まで行ったがカリシンビ火山を車窓からみただけだ。
なんか魚のおいしそうなカフェがあったしあそこでごちそうを食べることにしようかな。
こっち(首都)でおいしいレストランを探すとそれなりの値段になるだろうし。
だいたいジェノサイドメモリアルの売店で、チョコレートの値段きいたら13000ルワンダフランって言われたからね。
安く見積もっても1500円だよ。
小さなチョコレートバーがだよ?
知り合った日本人が、キットカット1つ(一袋ではない)がスーパーで400円くらいするって言ってたからそういうことなんだろうけどさ。
ひとつ1500円もする板チョコ買えない。っていうか、そんなの食べれない。
近所にあるからお客さんが来たときにジャンポールエヴァンのチョコレートケーキを買うことあるけど、あれだって800円くらいだよ?
っていうことで、昨日の道をもう一度。
今度は湖に行って、カフェ飯をしようって思って。
そういえば、アフリカ縦断したときも、毎日移動で、同じ道を走ったことはほぼなかった。
こうして同じ道を走るってなかったから、けっこう新鮮。
明治神宮は定点観測のように同じ時間に何年も通っているけど、それでも毎日違うって感じる。
わたし、カミーノもそうだけど、立ち止まらずに移動し続ける女だからこんな旅行したことなかったな。
同じ場所を起点に同じ場所に通うって旅行も楽しいかもね。
時差ボケもあいまって車中でグーグー寝てるんだけど。
でも、片道4時間は移動を旅だと思えない人にはきついかもしれない。
わたしは乗り鉄で、シベリア鉄道もそのまま引き返したかったくらいの乗りもの好きなので気にならない。
湖がみえてきたよ。キヴ湖。この中にコンゴとルワンダの国境がある。
バスターミナルから徒歩30分くらいで湖畔。
時間節約のためにあたりをつけておいたカフェまでバイクタクシーで800ルワンダフラン。
100円ちょっとで5分で着くなら乗ってしまう。足が退化しそう。
短期滞在で、日本人だからできることなんだけどさ。
車窓からみる風景には、どうやって持つのかってくらいの大きさのバナナやサトウキビを軽々とあたまに載せて何キロもの道のりをあたりまえのように歩いていく。
日本の今を注意深く眺めていると、トラックで運ばないからこその、経済からの自立だとも思えてくる。
パソコンやインターネットができる前より、わたしたちは長時間労働をしていて、あきらかに幸福度は下がっている。
身体はたしかに楽になったというのに。
湖畔を歩いていたら、ボートトリップいかない?って客引。
おカネないから、っていったら30000RFwを負けて25000にしてくれるってさ。
しかし、わたしはいらないって答えた。タクシーに乗れる、1000ルワンダフランが1000円札にしかみえないから、そんなおカネは大金。ここに来るまでのバス代だって5000ルワンダフランだし。5回乗れちゃう。
だからいらないって言ったんだけど、「いくら?」って聞かれたから、悩んで「10000」って答えた。
ねぎり過ぎは理解してる。
で、15000って言われたからタクシー料金も考えたら妥当かなって思って誘いにのることに。
結局レストランも行かず、100ドルも両替しちゃって帰りタクシーに乗るとしてもまだ余裕がある。
この日は和やかにルワンダ人観光客とあいのり。
写真が貼れないからメモだけしておくと、
見どころ2の発電施設。
こんな話題。
ルワンダの「殺人湖」深層のメタンガスを発電源に。
【2月19日 AFP】アフリカのルワンダとコンゴ民主共和国にまたがるキブ湖(Lake Kivu)には、浮体式発電所が設置されている。昨年5月、コンゴ側の火山が大噴火を起こし、激震が湖水を揺さぶったとき、技術者らはただ不安げに見守るしかなかった。
彼らが恐れたのは、ニーラゴンゴ山(Mount Nyiragongo)から噴き出る溶岩流ではなく、キブ湖に大量に存在する高濃度の爆発性ガスだ。
キブはアフリカ大陸の大地溝帯(Great Rift Valley)にある湖沼の一つ。緩やかな緑の丘陵が湖面に映る景観は穏やかに見える。
だが、実態はその穏やかさとはかけ離れている──そう語るのは、湖沼学者で、湖水から抽出したガスを利用する電力会社キブワット(KivuWatt)で環境管理を担当するフランソワ・ダルシャンボー(Francois Darchambeau)氏だ。
数千年にわたる火山活動の結果、キブ湖の深層堆積物には大量のメタンや二酸化炭素(CO2)が蓄積されている。万が一、そのガスが噴出すれば、途方もない破壊力を持つことになる。
このキャッチーなタイトルからして利権の匂いがプンプンする。
発表の時期によって扱われ方もちがう。希望から不安へ。なんか、変。
今日はサカナを食べると決めていたが、グリルのつもりが唐揚げに。ココナッツトマトソース。8000フラン。
機内食みたいなのを食べなくてよかったのに。
しかもビールはカフェでライセンスがないらしく、コーラ。1000フラン。
バス停を探して歩いてたらマーケット。
服と靴。
ようやくここで気づく。
長距離バスターミナルは違う場所だった!
これ以上遅くなるのはまずいと察してバイク。
500フラン。
はじめからバイクに乗るべきだった。
洞窟に反応する。
そういえばアフリカは遺跡があった。
ジンバブエのお札に描かれてたのを記憶する。
アフリカらしい服装。
遅い車についたせいもあって3時のバスだったのに到着は8時を過ぎていた。
ルワンダだからセーフだけど、他の国ではアウトな時間帯。
国際線のバスもこのターミナルから出ているらしい。
バイクタクシーでホテルまで。
この旅で初めての酒。
今まで飲む余裕がなかった。
いちばん苦味がきいて地ビールらしかった、Virunga 。
同じ値段でラガーより量が多いとおすすめされたスコールモルト。
ケープタウン時代よく飲んだAMSTEL。
串焼きはサカナ。
大盛りポテトとサラダつきで4000フラン。
ビールはそれぞれ1500フラン。