速報メモ 南の島から南の島へ その2 ノシイランジャ編 | かんながら

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旅の記録です

前回の記事からのつづき。

夜中は嵐がきていたが、目覚めたら静かな海が広がっていた。



昨日から気になっているあの島は何?

わたしには某神の島にしか見えないんですけど!


宿をきめたあと、別に素敵で安い宿を見つけて移ったけど、ノシイランジャっていうビーチにいくツアーを予約してもらったからそちらの街までトゥクトゥク。

15000アリアリ。



ツアーの出る港で待ってたら当たり前のように土産物売りに囲まれる。



アリアリがないのよ。

ユーロしか。

両替のすべもない。

カード使えない上、初日にATMでロックしたっぽい。


でもユーロで買っちゃったわ。

つい先ごろ某神の島で漁に出て拾った貝のブレス。

こんなの欲しいと思ったことは一度もないのに。

彼らの笑顔がかわいすぎた。

イランイランのオイルとバニラオイル、バニラシードと貝のブレス。




なんか、特別な島だと言われたけど分からず。

船に反応。



ノシイランジャってところにきたらしい。

引き潮の時には大小ふたつの島が繋がって歩いていける。

なんか、何度かみたよ。

たとえば佐渡島で。



雨季でも頭の上はいつも晴れの天気の子のミシマ。雲が避けてゆく。



サバニだ!

久高の男は地球の反対にサバニで行ったというけどほんとにそうかもよ。

米もたべるみたいだしね。



集落の家は木造。

台風は大丈夫なんだろうか。

大神島ではひとたまりもなそそう。



ひもの。

岩の上で乾かしていたよ。

それにしても雨季だというのにハレ女の私の上はいつも晴れている。



サバニ。

カッコいいな。

この船で旅したい。

これを漕いでる人もいたけど、わたしの島の友だちオリオンにしか見えなかった。

あのスピリットが仲間って感じるのよね。



この島もコロナで人が来なくなってお金がこなくなったってガイドの若い子が言っていた。

コロナはお金との関わりの調整のためだと思ってだけどやっぱりなって思う。

魚をとって日々のお金は得られたけど、ケータイとか払えなかったってさ。

小さい無人島の方にあったリゾートホテルもあっさり閉鎖。



灯台。もう壊れて使えないらしい。




ランチはサラダ、カニのカレー、焼き魚、エビの塩焼き、そしてフルーツ。

ランチ込みの今日のツアー料金は160000アリアリ。

ユーロだと50ユーロ。

マダガスカルではアリアリが強い。




この色の海をみているとしろくまさんを思い出す。

彼は海の旅人だった。

彼の唯一の本は知覧の特攻会館で出している写真ブック。

海に散った若いいのちを思う。


二十歳で亡くなった私のソウルメイトと最後に出かけた場所は靖国神社正式参拝。



またトゥクトゥクで街まで送ってもらって夕日。

晩ごはんは思い切って夕陽を眺めながらのビールとピザ。