みやこの青から青のみやこへ 〜琉球の向こうにみえたもの | かんながら

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旅の記録です

 

大神島から帰ったら、人の笑顔にたくさん出会った。

なんか変わるんだろうな、次元か波動かわからないけど。

 

 

だんだん違う自分になりつつある。

東京仕様の自分がなくなってきているような。

 

東京は清濁合わせ飲む、なんでもあり感が落ち着けた。

紛れていられる、安心感。

大阪にいるときは、黙ってても目立った。

 

当たり前といえばあたりまえ。

人間は「自分と違うもの」を嗅ぎ分ける力がある。

母子家庭なのに気位高くって、人間嫌いなおじいさんに育てられて、

話し相手は自分自身だった。

 

「神との対話」って本があったけど、「自分との対話じゃん」って思ってた。

わたしが話してた相手(自分)も同じことを言ってた。

年齢は関係ないと思う。小学校に上がる前から対話相手の言葉も内容も成熟してて、それは今も変わらない。

 

だから、わたしは小さい子ども相手に「子ども言葉を使う」とか「子どもとしての対応をする」ってことはない。

もちろん、手先を使うこととか、体格や体力が違うこととか、社会的な経験が必要なことは考慮するけど、年齢が下だからって自分より格下って思うことないもん。

むしろ子どもの方が新しい時代にあうように進化して生まれてるから、霊格高いし。

赤ちゃんのときはそうだけど、社会で余計な教育を受けてだんだん人間らしくなって、霊格下がること多いけどね。

だから普通は5歳くらいまでかな、普通は。人間の害(ってあえていう)が及んでないピュアな霊性を持っているのは。

 

 

 

 

伊勢平氏おじさんと、今年最後の山の片付けにいった。

 

ちょうど匠の時代の内橋克人さんの追悼番組をやっていて、「聖域なき構造改革」について話した。

わたしはそもそも「構造改革」はきれいごとで、目的は「コスト削減」だったと思うから、結果が違うことになって不況に陥ったのは、当然だと思っている。

おじさんは、「あれは正しかった」っていう。

郵政民営化も、「素晴らしい決断だった」っていう。

わたしは思わない。

なにもかも、真逆。気持ち悪いくらい。

 

起きたことは「よかった」とするしかない、っていうのはわかるけどさ。

変えられないわけだから。

 

 

それにしても、なんで内橋克人さんを共感できるっていうんだろう?

全く謎。山本七平も。

なぜ本の趣味は合うのに、こうも意見が隔たるのだろうか。

これが呪詛?恐るべし、日本の仕組み。

 

 

曇りだったけど、山は姿をみせてくれ、今年ほとんど見られなかった星空が見えた。

 

オリオン座、ってことは、三つ星のしたの縦ならびの大きくもやっとしたところがプレアデスだな。

 

和名は昴。

どっかの星からきた、っていうんだったらわたしたち、間違いなくプレアデス。

嫌なやつですから。

身勝手で、孤独。エネルギーを動かす能力は高いと思うけどね。

 

「秘めごと」とかいう言葉を使ったりとか、まあ、次につながるいろいろ。
いよいよ終盤。っていうか、次のタームかな。
 
おじさんは体調悪くてご飯も食べられないって言って、いつもの蕎麦も食べずに帰った。
 
そのせいかこちらは帰ったら起きてられないくらいでご飯も食べずに爆睡。
起きたら胃が痛くてしょうがない。これは完全にもらってる!
 
「治してあげようと思うな」って言われなくてもそうなんだけど、意識がつながってると同調しちゃうんだよね。
普段は自分の良い状態にチューニングできるから、人からもらうなんてことないんだけど、これが隔たりってやつかもね。
 

 

 

 

9月最後の日。
なにわの審神者(さにわ)から連絡がきてた東京芸大美術館の「みろく」展にいこう、って思った。

 

とにかく先の予定は立たないから、行けるときにいかねば。
ひとりだからできる機動力。思い立ったが吉日。
出発まで20分。
 
で、上野。
 
 
上野寛永寺(清水寺)、と弁天島(竹生島弁財天)、というカタシロ。
 
 
 
太陽神ミトラの金貨
 
 
そして、これが弥勒。
青の世界だった。
わたしが好きだった青はこれだ!!
ラピスラズリの青。
アフガニスタン。
 
アフガニスタンのあたりは、25年くらい前いくらでも行ける機会があった。
レストランで相手の頭に頭にワインをぶっかけて、縁談を蹴らねければ。
ま、「もしも」はないわけだけど、あの頃行ってたら利用されてただけだった(謎)。
 
 
 
弥勒。マイトレーヤ。
沖縄では「みるく」っていう。ハッピーブッダ。
今更ながらに、日本はいろんなものが融合してその文化を築いてきた、って思う。
 
他に、モスリムの展示をしている国立博物館と、ゴッホ展、そしてたまたまゲットできたプラチナチケットの上野動物園。
双子のパンダを観れるのかと思いきや、「まだ展示してません」ってずっこけた。
しかも、リベンジにしろくまをみようと思ったら水槽にいなかったし。
 
国立博物館で目についたもの。
 
単純に考えたらバベルの塔?
でもなんかメッセージがある気が。
 
 
前も気になったけど、セクメト(テーベ=ルクソール)。
ルクソール気になるのよね。伊勢平氏おじさんと並んでたってた夕暮れのイメージが過去か未来かわかんないけど。
おじさんがいうには過去らしい。「テーベだ!」って言ってたから(満月と酒と、アワとスワ)。
過去の記事見て思うけど、やっぱり1年まるまる同じとこに止まって、「ザ・輪廻」。
 
 
 
そしてこのタイミングで目に入ったガネーシャ。
ガネーシャって歓喜天=聖天さん
インドでは占いの神様でもある。
今まで疑問に思わなかったけどなんでだろう?
 
 
なにわの審神者(さにわ)から、帰りに弁天島によって、役行者をお参りしてって頼まれた。
弁天島にはそんなものなかった。
電話で聞きながらさがしたら、「聖天島」ってところに縁日だけ開かれるお社があった。
鳥居が目印。
 
事故も多くて、縁日しかお参りできないってことと、もともと弁天島より前からあり、そこに祀られているのは「聖天さん」だった、ってことと、
東京大空襲で行き場をうしなった神様が祀られるようになった、ってことを教えてもらった。
 
弁天島の方は、天海が徳川家康の命により上野の山をくずして、不忍池に琵琶湖の竹生島を模して埋め立てて弁天島を作った、という話。
本元の聖天島のほうはほとんどの人が通り過ぎる。
 
 
そこにあったのは、千葉でみたカーリー神(千葉の熊野の馬と鹿 〜旧暦七夕・天竺の姫と諏訪の神!?)。
いや、別の仏様の名前を教えてもらったが私の中にはいってこない。
顔がないところが曲者だもの。
 
となりにはこれ。
 
これは役行者らしい。
 
カーリー神のとなりに男根。
そして役行者。
なかなか意味深。
 
じゃ、役行者は、シヴァ神ってことなのかしら?
隣に鳥塚なんてあるから、賀茂の役行者がいてもおかしくない気もする。
向きも意味深。役行者は外に、カーリー神は中に向いている。
 
 
何が祀られているかわからない石のお堂。
菊の御紋は「天台宗」の印、でもあるらしい。
 
 
 
これが聖天さんってことみたい。
でも、大根も、巾着もないので、なんかちょっと不思議。
でもそれはあした(10月1日)わかることになるのだから驚く。
しかも見たこと全てつながっていてわらっちゃう。
 
 
なにわの審神者(さにわ)にお参りの報告をしたら、
「10月1日は岩戸が開く」っていってきて、
明日は、(東京)都民の日だよ、っていったら、
「みとがひらく」ってまた意味深なことを言ってきた。
 
令和3年10月1日だからだそうだ。
み、と、(が)ひ(らく)。
 
 
そして、11や。みたいなことを言っていたのであった。
 
 
(つづく)
 

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