”コロナより深刻な病〜等彌神社の不思議土偶と北極、そして明治神宮” | かんながら

かんながら

旅の記録です

昨年、緊急事態宣言が出たとき、
 
「お金はいらないから、もう働きません!!」
 
ってみんなが言うと思った。

 店が閉まってバイトが突然なくなって、
「自分がコミットしていたほど、会社や社会は自分にコミットしてくれてなかった」って気づいたら、自分を犠牲にして働くのはアホらしいと思うと思ったのだ。
 
でも予想に反して、緊急事態宣言が解除されて、前の生活が戻る方を希望した。
 
 そして、今年もまた、そうなっている。
 

イヌイットの村に「経済(正しくはお金)」がやってきて、狩にでて旅をし続けていた民族は、定住が義務付けられ、その波に乗れないものは、薬物やアルコールに依存して、精神を患い、自殺者もでるようになった。
 
アメリカのインディアンの村でも、アイヌの人たちも、世界中いろんなところで同じ問題が起きている。

わたしたちは、経世済民という本当の経済がなされていない社会の中で、それにしがみついて生きている。

コロナは私たちを正気に戻してくれるとわたしは信じる。