ハハが目覚める | かんながら

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旅の記録です

テレビはないのでテレビドラマは基本見ることはないのだが、「人の気持ち」のインプットのために年に数回ドラマをみる。

 

占いの仕事に出戻った頃は、星仲間のしもちゃんが、シェアしてくれてたNETFLIXで「テラハ(=テラスハウス)」を当時配信されてたのを仕事の合間に全編みた。待機中はもちろん、料理しているときも、ご飯食べているときも、トイレに行くときも、すべての時間をそれに費やしていた数日間であった。

 

わたしのそのあまりの集中力に、しろくまさんは驚いていた。

 

 

「よくそれだけ集中できるね。おもしろいの?」

「うん?仕事だから。」

 

 

仕事は好きなのだ。恋愛ドラマは好きでなくても。

人を、理解したい。

 

 

恋愛感情とかわからない。

かつて(学生のとき)は、あった。

でも(訓練により)なくして久しすぎる。

 

ときめきとかないし(それが幻想だって冷静に眺めている自分が強すぎる)、相手の気をひくための駆け引きとか全くわからない。

 

 

わたしは何かを自分にインプットするときは、それになりきるくらい全部をそれに費やすのだ。

 

 

 

 そして、占いの世界に出戻ってからずっと思ってることがある。

 

 

不倫って、もはや不倫じゃないんじゃない?

 

 

 

かつて、わたしは恋愛相談は苦手で、「得意分野は魂のテーマ」と公言しており、恋愛問題が90%以上の占いの世界において、わたしの受ける仕事のほとんどは「天職」「使命」であった。

 

実際、恋愛問題の相談が来ても、「結局は生き方の問題」という考えから、結局は「魂のテーマ」が論点になる、という感じで、ちっとも恋愛相談にならなかった(しなかった)。

 

 

だから恋愛相談はなかった。

しかし。

久々に仕事を始めたらほとんどが恋愛相談。

しかも婚外恋愛(いわゆる不倫)。

 

で、よくよく聞いて見たら、相手の気持ちと二人の未来を知りたがるけど、根本的な問題は、夫婦の問題。

そこが綻んでいるから、他に好きな人が入りこむ余地ができるのだ。

 

だから、見るべきものは、やっぱり今の自分。

 

 

 

 

不倫って、「倫(人が修め、守るべきみち)にあらず」と書くけど、守るべき道ってなんなんだろう?

 

 

すでに子育ても終わって、破綻してて、経済的な理由のために打算で婚姻関係を続けてて、お互いに家庭の外に好きな人がいるとか、片方に好きな人ができたとか、他にやりたいことができた、とか。

そんな結婚、守らなければならない道なんだろうか?

 

 

結婚の約束を反故にすることは、「人が修め、守るべき道」から外れるのかもしれないが、

愛する人の思いを阻むことは「人が修め、守るべき道」から外れないのか。

 

 

わたしにはどちらも同じに見える。

 

 

そして医学の進歩によって、人間の寿命はのびすぎた、と思う。

人生50年だったら、まあ、1度の結婚期間中に1つの目標を達成して、自然な寿命を迎えて、終えられたけど、今は人生は長い。

子育てを終えてからだって、あと30年から40年もしくは、医学の発達がさらに進めばそれ以上の人生が待っている。

 

 

下手すれば子育て期間中よりも長い時間、しかも体力が落ちて、経済力も縮小して、結婚生活をスタートしたときとは全く違う条件で、寄り添っていかねばならないのである。

 

結婚の時になぜ神に誓うのか?

考えてみればわかる。

 

普通の人間は、そうできないから、神の前で誓うのである。

約束しなければならないことは、破られる可能性があること、とわたしは理解している。

 

 

 

残念ながら、これからの時代は、「卒婚」して新しい生き方を探すか、それが許されなかったら、密やかに恋愛する、ということになるであろう。

わたしは多くの恋愛相談を生で聞いていて、確信していた。

 

 
すると、あった。こういうドラマが。

 

 

さすが、柴門ふみ先生。

4話しか観ていないけど、おもしろい。

 

 

思春期の子どもって、もう母親を必要としていない。

経済的には必要としているけど、感情をシェアするのは小学校入学までだ。

だから、実際に、小学校にお子さんが上がる時期からの恋愛ってすごく多い。

 

行動に移すか否かは別として、「気持ち」は明らかに、変質する。

そこからは「なんとなく」「打算で」続いていた関係は、見直しをせまられる。

 

 

近々起こると予感していることの中に、

 

「ハハ」の目覚め、

 

があった。

 

 

 

ハハは、

 

母であり、

母なる大地(ガイア)であり、

蛇(カカ)=クンダリーニ=生命エネルギーでもあり、

アラハバキの(ハハ)であり、

イザナミノミコト(母神)でもある

 

 

出雲の神在祭では龍蛇神の社がその時期だけ出て、お札が授与される。

古くは佐陀(佐太)神社で三宝にのせた海蛇をお祀りしていた(出雲大社の龍蛇神のお札もこの図である)。

 

 

そしてこの神在月は、母神さまの死を悼んで、全国の神様が(母上を慕って)集まることから、お忌さんとも言われ、その時期は神様がたの悲しみの涙のために、海も荒れるのだ。(ヤマトと卑弥呼と沖縄と 〜伊江島の神様が宇宙人ヒロをとおして25年かけて伝えてきたこと

 

 

 

母が目覚める。

母なる大地が目覚める。

神々が目覚める。

女性が自由になる。

 

 

 

テレビは良くも悪くも、影響力がある。

だから、女性たちの意識は変わると思う。

わたしはこのような内容の話は、ずっと前に、リアルな体験として知っていたけど。

 

 

新しい時代はもう始まっている。

 

 

そして、わたしは、おわりの旅に出る。

 


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