くくり姫から摩耶さんへ  | かんながら

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旅の記録です

 
 
 
遠野・平泉の巡礼から一夜あけていつもの朝拝。
東北巡礼は、盛り沢山すぎた。
頭がパンパンで、とにかく眠りたくて眠った。
ら、眠ってるところに電話が入る。
 
稲荷山(伏見稲荷)に行ってきたというなにわの審神者(さにわ)からの電話と、屋久島の治療家からの「おまえと高野山に行きたい」という電話と。
詳しくは明日、ということで電話を切った。
 
なぜ稲荷?なぜ高野山?と思ったが、
そうだ、朝に熊野をご一緒した方が稲荷と空海についての考察をFacebookに記事を上げていて、それをシェアしたんだった。自分用に。なんか「きた!」と思ったから。

facebook記事

「四国に鉄の橋がかかったら本土を騙した狐が帰ってくる」って空海がいったっていう伝承が阿波にはある。

 

そうか、稲荷と、空海。

やつと高野山に行ったらなんかある。

しかもこの間なにわの審神者(さにわ)と東寺に行ったばかりだ。

 

彼とは、亡くなったダンナのしろくまさんと3人で、伊勢修養団の中山靖雄先生を訪ねたことがある。

 

彼はサーダカなので、わたしがいうのもなんだが、人間としてはかなりNGなのであるが、中山先生とはとても気が合うみたいで仲良くしていた(まあ、先生はどなたにも愛されるしどなたも愛される人格者であったが)。

彼と先生の友情?は、たぶん人間の目で見ても理解できない。

人の霊性というのはそういうのを超えたところであらわれる。

 

その帰り、一緒に伊勢神宮を参拝した時、いつものように御幌(みとばり)が上がったのだが、上がる方向が逆だった。

 

 

中尊寺の金色堂を見た時、何か大きなものを受け取ったと思い、そしてそこを出てすぐ中尊寺の境内にある白山神社に呼ばれて、(すでに正法寺などに呼ばれてたこともあり)、とにかく東北の鎮守は「白山菊理媛神(くくり姫)」とわかった。

 

そんなこんなで明治神宮。

 

 

 

ササユリ、もうすぐ咲くよ。って世話をしている方が教えてくれる。

 

 

マヤラン(摩耶ラン)はちょうどの時期である。
そうだ、早池峰神社でいただいてきたお水を明治神宮にお届けしようと思っていたが、瀬織津姫様のお水だから、(瀬織津姫を祀る六甲山繋がりで)マヤランの場所に、と思ったら、
 

 

虹出ました。

かける前は虹は写らなかったのに。

 

 

 

 

今日は光が強い日だ。

大祓終えたからかな。

 

 

 

 

代々木八幡宮の白山社。

東北の菊理媛神様からのエネルギーをお届けに来ました。

 

 

 

今日はなんか光がすごい。
大日如来の世界みたい。
こういう日あったなぁ(光の世界)

しろくまさんが亡くなった後、お友達を一緒に森を歩いたら、くまさんがあの世で見ている景色はこんななんだろうなって思ったことが。

 

 

 

 

 

森がきれいだなって立ち止まっていたら、ヤマガラがわざわざカメラの前に来る。

さすがにシャッターが遅くて、何が写っているのかわからないんだけどね。

カメラに乗ったり、指に乗ったり、悲しい時とか、「ここにいるよ」って言ってくれる。

 

しろくまさんのお礼かな。

平泉は、滅多に何も望むことのなかったしろくまさんのお父さんが、「行ってみたい」と言っていた場所だった。

そして、お父さんは半身不随で旅は困難だったけど、いけなくもなかった。

でも、お母さんを気にして連れて行ってあげられなかったことを後悔していた。

 

昨日、わたし、しろくまさんとお父さんを連れてきた、って思ったんだよね。

 

 

 

 

わたしにとっては、平泉は意味がある。
福井の平泉寺白山神社と、奥州平泉、って何か繋がってるのかなって思ってたら、曹洞宗の正法寺があって、白山菊理媛神が「鎮守」として祀られていて、平泉中尊寺にも「鎮守としての白山神社」がお祀りされていた。
 
 
そして奥州藤原氏の眠る金色の墓をお参りしたことは次につながるような気がしてる。
準備ができるまで、長かった。
だからなかなか来られなかった。
そして、簡単に消化できる感じもしていない。分かるのはきっとこれから。

 

 
わたしの街の五芒星。