高千穂・真名井の水を豊受大神のご神前に(その6・高千穂へ) | かんながら

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旅の記録です

強い雨の禊で高千穂入り。

そもそも旅の間ずっと嵐の予報だったのだから、今まで降られていないのが幸運すぎる。


いよいよ高千穂に入る頃、虹が!




雨は浄化だというけど、本当にそう思う。
雨上がりの清々しさは言葉にできない。


民宿 刈干からの眺め。




高千穂峡はライトアップされていた。


翌朝、雲海を見に国見ヶ丘にいってみる。
8月末は時期的には早いのだが、夜明けとともに湧き上がってくる雲。
水は姿を変え、循環している。
地球は水の星だと思う。



朝食までに時間があったので、朝は清らかだと勧められた天安河原へ。

どうしても思いをこめて積まれた石が賽の河原に見えてしまい、私はどうも苦手。場のエネルギーより人の思いが強くて、神より人間を感じるからだ。





今はインスタグラマーがたくさん訪れる人気スポットらしいけれど、人にも会わず。





夜は違う景色だった高千穂峡。



いよいよ高千穂神社にまいります。


手水鉢。
山の中に、天磐船。


高千穂神社はもともと由緒ある神社で、社家が代々奉仕されていたそうだが、今は高千穂で生まれ育った後藤宮司が引き継いでいる。

高千穂神楽のヨーロッパ公演を実現された方でもあり、森や木々、自然の循環を考えて行動されている方。森にいだかいるような安心感がある。




くしふる神社のそばにある天真名井にご案内いただいた。
時折ゴボゴボと龍が呼吸しているかのような音がした。生命の息吹を感じるところ。


高千穂神社を辞して、是非にと勧められていた瀬織津姫さまに。
最近たくさんの方がお詣りされているようで、綺麗にお手入れされていた。




(つづく)