こんにちは!
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英語学習者と世界を繋ぐキューピッド
Globalish講師の高橋 アキです。
オンラインで大学生から70代まで
幅広い年齢の方に英語を教えたり
日本語-英語の翻訳・通訳を提供中。
英語を教えることを通じて
日本に英語とグローバルマインドが浸透する
「日本の北欧化」を目指しています。
じつは私は「整理整頓」が苦手。
埃アレルギーがあるので
埃など汚れは嫌いで掃除機をかけたり
モップがけは好きなのですが
物を整理して片付けるというのが
得意ではありません。
また、私は適応能力が高い方ですが
物が適当に散らばっていたり
置かれたりしていても
「こういうもんか」と抜群に
その場に馴染んでしまうので
「こうやって物が置かれると使いづらい!」
「このものの置き方が気に食わない」
などの感覚が非常に鈍いのです。
そんな私が先日「整理整頓」を
任されたことがありました。
苦手とは言っても頼まれたことだから
私なりに頼まれた箇所の「整理整頓」を
行ったのですがやっぱり中途半端で
NGな結果となりました(涙)
「整理整頓」する時は棚のものを
全部出してするのは分かるよね?
という質問に、嫌味ではなく本当に
そうなのですね!
と答えてしまうレベルで私は
「整理整頓」が苦手なのです。
さて、私がなんてこんな話を
しているのかと言いますと
この事が異文化コミュニケーションに
通じることがあるからです。
どういうことかというと
私に「整理整頓」を頼んだ人が
「整理整頓」が得意な人だった場合
その人にとって「整理整頓」をするのなら
棚のものを全部出して行うことは
あたり前であり常識と思っている可能性があります。
しかし、「整理整頓」が苦手な私には
「整理整頓をして」という言葉に
棚のものを全部出して行うことが
含まれている認識はなく
あたり前ではなく常識でもないのです。
例えば、日本のフードコートでは
食べた人が各自食器を下げて片付ける
ことが当たり前であり常識です。
しかし、中国ではフードコートに
食器を片付ける仕事の人があり
自分で食器を片付けると
その人たちの仕事を奪ってしまうため
食器をテーブルに置いて帰ることが
あたり前で常識であると本で読みました。
日本に来た中国人の方が
日本のフードコートの常識を知らないで
自分たちの常識の範囲で行動し
食べ終えた食器をそのまま机の上に置いて
立ち去ってしまいました。
それを見て、日本人は
中国人は常識がない、マナーが悪い、
と考えてしまう。
しかし、中国人の方はご自身にとっては
常識的でマナーのある態度を取っただけです。
このように、
相手の「常識」や「マナー」を
自分の「常識」や「マナー」で
推し測ると誤解を生じる可能性が
あります。
異文化コミュニケーションというのは
言語や文化が大きく違う海外の人との間だけで
起こるものではありません。
例えば、新婚夫婦がカレーの具材や
お味噌汁の具材でもめるように
程度の差はあれ日本人同士でも
起こるものです。
特に、職場では上司の常識と部下の常識は
広さや深さも違うものでしょう。
だから上司が部下に指示した仕事の出来が
思った内容でなかった場合
私は上司の指示不足が問題ではないかと
捉えるようにしています。
私が知る限り欧米ではその傾向があります。
私自身、翻訳に関してはチームで行っているので
チームメンバーからのアウトプットが
思ったことと違う時は特にそのように捉え
自分のコミュニケーションを反省します。
日本ではこうした時に年長者が正しい
となりがちなので、ここは気を付けた方が
いい点ではないかと思います。
自分が言った通りにならない時
自分が指示した通りにならない時
自分の常識範囲外な行動を見た時
一瞬立ち止まって
相手がなぜそんな行動をとったのか
相手の考えや価値観を確認することが
円満なコミュニケーションの構築に
役立つのではないでしょうか?
人はいろいろな価値観を持ち
「常識」の概念もいろいろあると
思考に柔軟性を持たせてあげることは
日本でのコミュニケーションにはもちろん
海外の方とのコミュニケーションにも役立ちます。
広い視野と広い心で
世界を埋め止めていきましょう!
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