こんにちは！
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英語学習者と世界を繋ぐキューピット
Globalish講師の高橋 アキです。
オンラインで大学生から70代まで
幅広い年齢の方に英語を教えたり
日本語-英語の翻訳・通訳を提供しています。
私は漫画を読むのが大好きなのですが
私が大好きな漫画の1つに
『ミステリと言う勿れ』があります。
昨年ドラマ化もされたので
ご存じの方も多いかもしれませんが
先日最新刊が発売されました！
この漫画が面白い！！
と思う要素は2つありまして
1つ目は、ミステリーの要素
2つ目は、社会の問題に切り込む要素
です。
今回、ミステリー要素の面では
「もっと知りたい～！！犯人は誰！？」
というところでお預けを食らってしまったので
消化不良なのですが
社会問題に切り込む要素の部分では
「よくぞ言ってくださいました！！」
と話を書いてくださっていました。
共感する要素はたくさんあるのですが
特に印象に残ったのは
「妊娠は病気じゃない」という言葉の問題
「女性にこそ教育と教養が必要だ」という話
です。
妊娠は病気じゃないの本当の意味
「妊娠は病気じゃない」というのは
私も思えば20代頃から聞いたことがあります。
当時はそう聞いて「そうだよな～」なんて思い
妊婦さんに電車等で席を譲りましょうと聞くと
「なんでだろう？」と本当に思っていたことも
ありました。
（無知というのは恐いですね…）
漫画では、
「妊娠は病気じゃないから家のことをもっとしろ」
と旦那さんに言われたり、
「私は出産日まで働いていた」
と姑さんに言われている妊婦さんが出てきて
その方に対し、主人公の整くんがこう言います。
「妊娠は病気じゃないから薬で治せない。
身体の不調がずっと続くけど絶えるしかない」
という意味だったと。
人はときどき言葉を自分の都合のいいように
言葉の意味や解釈を捻じ曲げて
しまうように思います。
私自身、そうして自分の都合のいいように
人を言い含めたことがあるなと反省します。
特に立場の強い人がこれをやってしまうと
下の人は言いたくても言い返せず
理不尽を強いられることがあると思うと
立場の強いひとこそ人間力が必要と
改めて感じます。
欧米では“Lady First”の概念が
浸透しているからでしょうか？
妊婦や女性に対して、特に男性は
優しい態度で接してくれます。
優しさは循環しますから
日本にもこうした優しさの循環が
もっと巡るにはどうすればいいのか
考えていこうと改めて決意しました。
女性にこそ教育と知識が必要な理由
今回の巻では、大学に進学したい女の子に
進学を反対する祖父を説得して欲しいと言われ
主人公の整くんが話をしに行くのですが
「女性は子供を産んで育てるようにできている」
と強く信じる祖父に対し、整くんが
「あなたが本当にそう思うなら
女性にこそ教育と知識が必要だと
思いませんか？」
と問うのです。
「なぜそうなるのだ？」という祖父に
次世代を担う子供を母親が一人で育てるなら
そういう母親こそ
✓視野が広く
✓国際情報に明るく
✓様々な知識やスキルがある
ことが理想ではないか？と重ねて問うのです。
この問いに、ぐうの音が出なくなった祖父は
女の子の大学進学を許可するのですが
私はこの話を聞いて、大いに共感しました。
日本の男女の育児・家事格差を考えると
子供への影響を母親に限定するのは
どうかと思いますが、
親が教育や知識を持っていることは
家庭での子供の声がけや
子供への知的好奇心の与え方・量に
影響を与えることは想像に難くなく
重要なことだと考えています。
「国際情勢に明るく」
「視野が広く」
というところは、
学校では教えてくれない
もしくは教わることができない
こともあると思うので親が伝える
と言うことは本当に大切だと思います。
まさに、ここの部分について
1月21日のセミナーでお伝えをします。
ぜひ子育て中のお父さん、お母さんに
奮ってご参加頂きたいと願っています。
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