こんにちは!
5秒で外国人のハートと信頼をゲット
あなたの可能性を切り拓く!
英語学習者と世界を繋ぐキューピッド
Globalish講師の高橋 アキです。
オンラインで大学生から70代まで
幅広い年齢の方に英語を教えたり
日本語-英語の翻訳・通訳を提供中。
英語を教えることを通じて
日本に英語とグローバルマインドが浸透する
「日本の北欧化」を目指しています。
調べてみると裏付けるデータはないので
個人的な主観になりますが
日本人は怒りやすいと感じることがあります
リスナーさんが
「古くから続いているアニメに出て来るお母さんの姿。
たとえば、
「まるこーっ💢」(ちびまるこちゃん)
「カツオーっ💢」(サザエさん)
「のび太ーっ💢」(ドラえもん)
「しんのすけーっ💢」(クレヨンしんちゃん)
みたいな感じで、昭和から続いているアニメでは、
母親(サザエさんは姉だけど)が怒り散らすシーンが
決まって出てきますよね。もはや名物?!😂」
「確かに!!」と納得するコメントを
寄せてくださいました。
かくいう私も息子には
「ふぐ~(息子のSNS名)!!」と
よく怒っています(苦笑)
怒りの感情は人として自然な感情ですから
怒りの感情を感じることが悪いとは思いません。
感情を押し殺すと、他の感情も感じにくくなる
と以前聞いたことがありますので
怒りを押し殺すことは必要ないと思いますが
怒りをコントロールする必要はあると
思っています。
どちらかというと日本人は怒りの感情で
人をコントロールしようとする傾向が
あるように感じるのですが
欧米ではそれでは「幼い」「幼稚」と
捉えられてしまいます。
そんなことを私が体感したのは
新入社員として入社した大手旅行会社で
先輩の海外ツアーに初めて添乗員として
同行させてもらったときでした。
北欧からイタリアに行くツアーで
ミラノのホテルに到着した時
ホテルのフロント方から
予約がオーバーブッキングになり
添乗員の部屋はスタッフの仮眠部屋になる
と言われたのです。
これを聞いた私は瞬間的にイラっとしました。
当時私は怒りの感情でホテル側に
・部屋を宿泊客用の部屋に変更してもらう
・宿泊代を下げてもらう
(客室用の部屋代を払っているのだから
仮眠部屋に泊るのなら値段が下がるだろう)
どちらからの誠意のある対応を見せてもらいたいと
フロントで怒ったのです。
(はい、もちろん英語で)
当時、私は正当な理由があって怒っていると
思っていました。けれど、怒れる私の前で
たじたじするフロントスタッフを見て
周りの人は「私の方が悪い」という
雰囲気を醸し出していることに
戸惑いを感じざるを得ない雰囲気になりました。
それに、怒るだけでは対応して欲しい
と思っていた対応をしてもらうことも
できず、私は怒り損となってしまったのです。
今思えば、感情的に受け取らず
「そうですか、分かりました。
では、オーバーブッキングが解消したら
客室に変更してもらえますか?」
「いつ頃オーバーブッキングは解消しそうですか?」
「こちらは客室用宿泊費を支払っているので
客室が使えない間の費用分は削除してもらえますか?」
と淡々と交渉すればよかっただけの話でした。
この事から、私は欧米では怒りは通じない
ということを経験的に学んだのです。
20代は添乗員や社員として
日本人の方を海外にお連れして同行する
機会をたくさんいただきました。
その中で、思い通りにいかなくて
お店の人に日本語で怒ってしまう
日本人の方のお話を聞いたり
実際、少し小ばかにしたように
怒りを隠せない日本人の方を
実際見るケースもありました。
しかしながら、こういう態度は
日本では通用しても
海外では通用しません。
そして、日本で通じるからといって
人をコントロールするのに怒りを
使うのは、良い方法だとは思いません。
怒りではなく、
言葉で相手に思いを伝え
理解を促すことこそが
言語を操る「人」の在り方だと
改めて思うからです。
怒りの感情のコントロールは
忍耐のいるものでありますが
成熟した大人だからこそできること
でもあると思います。
これから海外からの方と
仕事をすることも多くなる時代です。
怒りの感情コントロールを覚えて
成長していきたいと思います。
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