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英語学習者と世界を繋ぐキューピット

Globalish講師の高橋 アキです。

 

オンラインで大学生から70代まで

幅広い年齢の方に英語を教えたり

日本語-英語の翻訳・通訳を提供しています。

 

 

 

本日は、ピリ辛トークとなりますので

もし辛口が苦手な方がいらっしゃいましたら

これ以上読み進めないでください。

 

 

さて、今日は日本の英語教育に関する

問題としてよく取り上げられている

「6年間勉強したのに英語を話せるように

なっていない!!」という問題について

考えたいと思います。

 

中学校と高校で計6年間英語を勉強したのに

英語が話せるようになっていないことから

日本の英語教育を見直そうと

小学校3年生から英語教育が始まったり

英語教師によるAll Englishの授業をしよう

と言ったり、いろんな取り組みがされています。

 

EF EPIが毎年行っている

英語を第二外国語としている国の

英語力ランキングでは

111ヶ国中80位(2022年)と低いことから

やっぱり日本人は英語ができないと

いうことが定説になってしまっています。

 

でも、本当に日本人の英語力は

低いのでしょうか?

このことに疑問を感じた寺沢拓敬氏が

ご自身の著書に書かれている

ご自身の調査をベースにした

「日本人の英語力の考察」が非常に

興味深いものでした。

 

 

こちらの本の中で

日本のブルーカラーの英語力は

相対的に高いと書かれています。

 

日常生活や仕事において

英語が必要のない層の方でも

英語だけのキャッチコピーを

理解しているなど

他の国の同等の層の方に比べると

英語力が高いのだそうです。

 

それに反し、日本は

エリート層の英語力が

相対的に低いのだそうです。

 

 

この考察から

「日本人の英語力が低い」は

適切ではなく正しくは

「日本のエリート層の英語力が低い」

と言うことが分かります。

 

あまり、人を区別するような言葉は

好きではないのですが

今回はあえて使用していること

お許しください。

 

その上で、エリート層の職業の1つ

医師を例に挙げると

知人の医師は

「学会に行って英語が話せないのは

日本の医師だけ」

と言っていました。

(医師を批判する目的ではないこと

ご理解頂けると嬉しいです)

 

 

 

少し話が変わりますが、

外資系企業に勤めていると

海外の本社の人は日本の市場のことなど

ご自身が知らないことは

"Why?" "Why?" "Why?"と知ろうと

してくるのですが

 

日本の企業に勤めていた時

経営陣の方はご自身の知らない話になると

「それは専門じゃないから」と

ご自身の専門ではないと思っている分野は

積極的に知ろうとしない姿勢が顕著で

非常に不思議だなと思っていました。

 

専門だろうがなかろうが

「経営」をしていらっしゃるので

問題が発生したり、人事的なことは

その方々が決めるのですが

事業のことを知ろうとしないのはなぜ?

というのがとても不思議だったのです。

 

 

 

この疑問を思い出すと同時に

思い出したことに

日本軍の過ちと現代日本を比較する

「失敗の本質」という本でも

同じようなことが書かれていたことを

思い出しました。

 

 

この本によると、日本軍の司令官たちは

専門家の話に耳を傾けなかったそうです。

科学者らが提案した技術なども

ご自身らが知ろうとしないで

「不要だ」と決めつけ採用されなかったもの

取り外されたものなどもあったそうです。

 

反面、アメリカ軍は徹底して科学者の提案を

吟味し、採用してきたとのこと。

この違い、教育システムにも正直見られる

傾向だなと思いました。

 

 

 

なぜ、日本のエリートは専門家のアドバイスを

真摯に受け止めることができないのでしょうか?

 

これは、受験勉強の弊害もあるのかなと思いました。

受験勉強は「知識量=すごさ」が顕著な世界です。

知らないことがあると人に馬鹿にされるかもと

不安になったり、自分より知っている人を妬む

傾向があるのかもしれません。

 

そして、ご自身が自己防衛のために

知らない人を馬鹿にされていらっしゃるのかも

知れません。

 

しかし、合理的に考えれば

自分が全て知らなくてもいいと思いませんか?

もちろん自分が得意の分野もあるけれど

自分が不得意な分野はそれが得意な人の

協力を仰げばいいのです。

 

こちらのブログでも書きましたが

古代ローマ帝国初代皇帝のアウグストゥスは

その一番いい例ではないでしょうか?

 

得意な政は自分で

苦手な軍事は片腕のアグリッパに

任せて統治をおこなったのです。

 

鉄鋼王アンドリュー・カーネギーだって

自分よりも優れたものを周りに集めた男

として称えられています。

 

 

英語力にしても

専門家を大切にすることにしても

(そして、ご自身の心も。

知らないことがあることは

恥ずかしいことではないと

心から思えると心が楽になるはずです)

日本の“エリート”はまだまだ努力が

必要なようです。

 

日本のエリートの皆様

頑張ってください!!

 

    

2月8日(水)までのご提供

 

 

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